Intelは米国時間7月26日、Andy Bryant氏が2012年5月に同社の新会長に就任すると述べた。
この人事に向けてIntelの取締役会は、取締役副会長という新しいポストを新設し、Bryant氏をその役職に選出した。Intelが7月26日に声明で述べたところによると、現会長のJane Shaw氏が2012年5月に取締役を退職するまで、Bryant氏はShaw氏とともに職務を行うという。
Bryant氏は1981年にIntelに入社し、その後最高財務責任者(CFO)を13年務めた。最近では、Technology and Manufacturing Group(TMG)担当のエグゼクティブバイスプレジデント、最高総務責任者(CAO)を歴任している。Intel入社前は、Ford MotorとChryslerでさまざまな財務関連のポジションを務めた。
Bryant氏はIntel社内の博識家と見なされており、Intelのさまざまな事業に関して同氏ほど広範な知識をもちあわせている幹部はほとんど見かけない。
現在の取締役会には2人のIntel役員が名を連ねている。最高経営責任者(CEO)のPaul Otellini氏と、もう1人はBryant氏だ。Intelは、「Bryant氏が会長になるとき、取締役会は同時に、独立した非従業員のディレクターが務めるリードディレクターのポジションを再び設ける予定だ」と述べた。
Bryant氏は現在、米国のヘルスケアディストリビューターであるMcKessonの取締役会に籍を置いており、Columbia SportswearとKryptiqのディレクターも務めている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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