NECグループの新会社としてNECエンベデッドプロダクツが7月1日付けで発足した。新会社は、旧NECパーソナルプロダクツのストレージやプリンタ、組込機器開発製造の各事業を継続、これまでの製品技術開発力や製造技術をベースに、今後も事業拡大を目指すとしている。代表取締役社長には、旧NECパーソナルプロダクツ執行役員の板垣武雄氏が就任した。NECパーソナルプロダクツのPC事業は、NEC レノボ・ジャパン グループ発足にあわせ、PC事業を分離してNECパーソナルコンピューターを設立している。
NECは、PC事業でNEC レノボ・ジャパン グループ設立を控え、PC事業の収益を改善するため、保守拠点の統廃合などを進めている。6月30日には、子会社のNECパーソナルプロダクツの社員約2000人の2割に当たる約400人が同日付で早期退職となったことを明らかにした。NECパーソナルプロダクツから約1200人がレノボとの新会社に移り、残る約400人のうち約300人が事業移管後の存続子会社NECエンベデッドプロダクツにとどまり、約100人がNECの別のグループ企業に異動するという。
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