サイバーエージェントは4月28日、2011年9月期第2四半期(2011年1〜3月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比26.6%増の306億8100万円、営業利益は同50.2%増の40億5500万円、経常利益は同46.9%増の40億700万円、純利益は同28.6%増の22億8600万円だった。
事業別ではブログなどのインターネットサービス群を提供するAmeba事業が前年同期比2.2倍の40億3000万円を売り上げた。営業利益も同2.4倍の17億7000万円に成長した。会員数も順調に伸びており、3月末時点で1475万人(前年同月比1.8倍)となっている。広告代理事業は売上高171億円で前年同期比30.8%増。営業利益率も前期の5.4%から6.1%に上昇した。
Amebaの3月のページビュー(PV)は223億9000万だった。内訳はPCが101億3000万、携帯電話が113億7000万、スマートフォンが9億。2013年には月間総PVを3倍の600億に伸ばす計画だ。PCで300億、携帯電話で100億、スマートフォンで200億を見込む。会員数は4月12日時点で1500万人を突破した。
Ameba事業の売り上げは課金収入が好調で22億2900万円となり、広告収入(18億100万円)を初めて上回った。Amebaの仮想通貨「アメゴールド」を1円以上利用しているユーザーの3月の利用単価(Average Revenue Per Paid User:ARPPU)は、PC版「アメーバピグ」が1807円、「Amebaモバイル」が1602円だった。
2011年9月期通期業績は売上高が1100億円(前期比13.8%増)、営業利益が110億円(同17.8%増)を見込んでいる。Amebaを中心とした高収益なメディア企業を目指すとしている。
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