九州旅客鉄道(JR九州)と携帯電話を使った位置情報ゲーム「コロニーな生活☆PLUS」を運営するコロプラが提携する。JR九州はコロニーな生活☆PLUS向けの周遊切符を発売。コロプラはJR九州の50駅をめぐるゲームを展開する。
コロニーな生活☆PLUSは、携帯電話の位置情報登録機能を使ってゲームを進めていく点が特徴。移動距離に応じてゲーム内で使える通貨がたまったり、各地で限定のゲーム内アイテムが取得できたりする。ユーザー数は10月25日時点で約55万人、ページビューは月間7億PV。ゲームが移動のきっかけになるという点にJR九州が着目したことから、今回のタイアップが実現したとのことだ。
両社は11月7日から2010年3月31日まで、「九州一周塗りつぶし位置ゲーの旅」と題したタイアップゲームを展開する。期間中、JR九州の指定された50駅において位置情報を送信すると、ゲーム上の九州の地図が塗りつぶされていくというもの。塗りつぶした駅数に応じて、ユーザーにはゲーム上で使えるアイテムが付与される。
JR九州はこの期間中に利用できる乗り放題の切符を4種類発売する。価格は1万円から2万5000円まで。いずれも特急自由席が利用可能だ。
なお、九州一周塗りつぶし位置ゲーの旅では通常、1日に3回までしか位置登録ができない。ただし、上記の乗り放題切符の購入者は、位置登録回数が無制限となる。また、購入者には九州の地図と列車をデザインしたプラスチック製の記念乗車カード「コロカ」と、ゲーム内の特別アイテムも配布される。
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