テクノラティジャパンは10月14日、10月23日12時をもって全サービスを終了すると発表した。「米Technoratiの事業方針変更に伴い、日本語システムの開発及びサポートの継続が困難になったため」(テクノラティジャパン)としている。
米Technoratiは現在経営再建中で、2008年11月には米国で従業員のリストラと賃金カットを実施していた。米国での事業に集中するため、日本からの撤退を決めたとのことだ。
テクノラティジャパンは2005年1月21日、デジタルガレージの100%出資によって設立された。ブログ検索サービス「Technorati JAPAN」のほか、デジタル家電についてのブログ上での評判などを紹介する「Hyobans」を運営している。法人の清算などについては「現時点では未定」(テクノラティジャパン)とした。
テクノラティジャパンではサービス終了に伴い、希望するユーザーについては登録アカウントを米国のTechnoratiに移行させる。希望ユーザーは、10月14日から12月31日までの間に、Technorati英語版に同じアカウントでログインすると、移行完了となる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス