Googleは米国時間5月14日、同社の検索がIPv6接続で利用可能になったことを同社公式ブログで発表した。
現在、ウェブ接続としてはIPv4が、世界中で導入されている。問題は、IPv4が約40億のIPアドレスしか扱うことができないということだ。これは、世界中の人々が1人1つずつIPアドレスを持つには十分ではない。
IPv4の許容数は、2011年には使い切られてしまうだろう、とGoogleらは見積もっている。これは、IPv6がIPv4に取って代わる可能性があることを意味している。IPv6を導入すれば、世界中の人々がそれぞれ約30億のネットワークを持つことが可能になる。
Googleのブログ投稿には、「IPv6が広く配備されるのは、ただの時間の問題であると見込んでいる。われわれは、自分たちの役割を果たすつもりだ」と書かれている。
IPv6向けのGoogleの検索はこちらから利用可能。しかし、IPv6接続を利用していない場合、正常にアクセスすることはできない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」