ジェイティービー、日本通運、三越伊勢丹ホールディングスの3社は10月17日、インバウンドビジネス、海外事業展開、自治体の地方創生の成長・創造を目的とした「Fun Japan Communications」を、共同出資で設立したと発表した。持株比率は、ジェイティービー50.0%、日本通運40.0%、三越伊勢丹ホールディングス10.0%。
「訪日旅行者の増加」「2020年東京オリンピック・パラリンピック」「TPPを始めとする自由貿易の拡がり」など、海外消費者をターゲットとしたビジネスの外部環境がめまぐるしく変化している中、インバウンドビジネス・海外事業展開・越境ECなどを推し進めるうえで、日本企業や自治体は、海外消費者との接点拡大と関係性構築に課題を持っているという。
こうした取り組みは、単独では投資負担・リスクも大きいため、アジア地域の消費者接点・関係性構築で実績のあるウェブメディア「Fun! Japan」を基軸に、トラベル、リテール、物流、エアラインの異業種アライアンスを構築。現地消費者との関係性をより堅固なものにするため、Fun Japan Communicationsを設立した。
新会社では、インターネット広告事業、市場調査事業をおもに展開し、各社の経営資源、サービスを連携することで日本とアジアの懸け橋を目指すとしている。このほか、同社は日本航空と業務提携し、アジアにおけるサービス強化を図る。
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