神奈川県の横浜駅西口に建設が進められ、9月11日にオープンする3DCGホログラフィック専用エンタテイメント劇場「DMM VR Theater」。9月1日に同施設のオープニング記者発表会が開催。あわせて第1弾コンテンツとなる、X JAPANのギタリストでありソロアーティストのhideによる「ピンク スパイダー」のホログラフィックライブも披露された。
DMM VR Theaterは、Zeppホールネットワーク、相鉄エージェンシー、DMM.futureworks、ローソンHMVエンタテイメントの4社により組成されたシアターVR有限責任事業組合が建設と運営を行う、世界で初めてとなるCG映像専用のエンタテイメント常設劇場だ。
DMM.futureworks代表取締役の黒田貴泰氏はこの劇場について、「ペッパーズゴースト」と呼ばれる、古くからある目の錯覚を活用した原理を利用しつつ、1.9mmピッチのLEDビジョンをはじめとした最新の技術をふんだんに盛り込んだ施設であることを説明。「この規模や完成度、クオリティの全てを兼ね備えて投影できる劇場は世界にない」と自信を見せる一方、仕組みや技術の素晴らしさをアピールするのではなく、こういった舞台演出を可能にした上でいかにコンテンツを作っていくかが重要だとした。
初回公演コンテンツについては、hideをホログラフィックで表現したことでライブが実現。特にオーディエンスを前に披露されたことがなかったピンク スパイダーが初披露される。公演は、9月11日からの先行公演限定ドキュメンタリー映像を含む 「hide crystal project presents RADIOSITY -prologue-」と、10月からの本公演「hide crystal project presents RADIOSITY」の2期構成を予定。発表会ではhideが歌うピンク スパイダーがお披露目され、迫力のあるライブステージが展開された。
発表会ではタレントの土田晃之さんやふなっしーが登場。ふなっしーのホログラフィック映像の上映や「梨汁ブシャー!」の演出などを披露した。
黒田氏は映像がデータで作成できることから、同じ仕組みの施設を建設することで日本はもとより海外でも同じように公演ができるとし、横浜の1館だけではなく広範囲でのビジネス展開を目標とした。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力