富士通と富士通クライアントコンピューティングは1月17日、個人向けPC「FMVシリーズ」の6シリーズ12機種を1月19日より順次発売すると発表した。なお、同日法人向けPCも発表している。
注目したいのは、重量約777gの世界最軽量モデルや約17時間の長時間駆動が可能なモデルをラインアップに加えた13.3型モバイルノートPC「LIFEBOOK(ライフブック)UHシリーズ」だ。このほかにも、デザインの美しさを追求し、スタイリッシュなスタンドやディスプレイの4辺を狭額フレームにした23.8型液晶一体型デスクトップPC「ESPRIMO(エスプリモ)FHシリーズ」3機種。カラーを一新した12.5型2Wayタブレット「arrows Tab RH77/B1」をはじめとする「arrows Tab シリーズ」2機種。15.6型ノートPC「LIFEBOOK AHシリーズ」3機種。13.3型モバイルノートPC「LIFEBOOK SHシリーズ」2機種がラインアップする。
13.3型ワイドフルHD液晶を搭載したLIFEBOOK UHシリーズでは、持ち運びに便利な、わずか約777gの「UH75/B1」(市場想定価格:19万円前後)と、長時間利用に最適な約17時間駆動を実現した「UH90/B1」(市場想定価格:20万円前後)の2モデルをラインアップ。
両モデルともに、最新の第7世代 インテル Core i5プロセッサと高速なデータ処理が可能なSSDおよび、高性能なDDR4メモリを搭載。さらに、加圧試験や落下試験などの堅牢性試験をクリアしている。
フルサイズのキーボードは、各指の力に合わせてキーの重さを2段階に調整し、快適な文字入力が可能。また、さまざまな機器が接続できるUSB3.1(Gen1)Type-Cを含むUSBポートを左右に配置し、使いやすさにも配慮している。また、Windows 10の生体認証機能「Windows Hello」に対応した指紋センサを搭載している。
UH75/B1は、天板を4層で塗装し、シルバーの上に赤色を塗装することで深みのある赤を実現したサテンレッドとピクトブラックの2色を用意する。
23.8型ワイドフルHD液晶「ESPRIMO シリーズ」の「FH77/B1」(同:21万円強)、「FH53/B1」(同:17万円強)、「FH52/B1」(同:16万円強)は、4辺狭額フレームのディスプレイや、スタイリッシュなスタンド、大画面でありながら省スペース設計を実現するなど、デザインを追求したデスクトップPCとなる。なお、ディスプレイは、従来モデル比約1.2倍の高輝度を実現した。また、パイオニア製の3W+3Wスピーカを搭載し、音楽を高音質で楽しめるという。
FH77/B1とFH53/B1については、地上デジタル放送、BS・110度CSデジタル放送の3波に対応したタブルチューナを搭載する。
12.5型ワイドフルHD液晶の「arrows Tab RH77/B1」(同:19万円前後)は、最新の第7世代 インテル Core i5プロセッサを搭載するなど基本性能を強化。本体のカラーをシルバーからシャンパンゴールドへ一新した。
標準添付のスタイラスペンは、Windows 10の標準機能「Windows Ink」に対応しており、画面に表示されたニュースなどのコンテンツに文字や絵を直接書き込み、画像として保存可能。また、筆圧感知も従来モデルの256階調から1024階調へアップしたことで、手書きに近い表現を実現した。
カバーキーボードを装着しても約14.7mmの薄さと約1.25kgの軽さで、手軽に持ち運びができ、ATOK 2016 for Windowsも搭載している。
10.1型ワイド液晶の「arrows Tab QH35/B1」(同:8万円強)は、最新のインテル Atom プロセッサを搭載し、フラッシュメモリを従来モデルの約64Gバイトから約128Gバイトへ容量をアップするなど、基本性能を強化。また、キーボード一体型専用カバーを装着しても約1.0kgの軽さで、外出時でも手軽に持ち運べる。カバーは、背面を折り曲げるとスタンドになり、ノートPCとしての利用も可能。
15.6型ワイド4K液晶でタッチ対応の「GRANNOTE」には、「LIFEBOOK AH90/B1」(同:24万円前後)と、15.6型ワイドフルHD液晶でタッチ対応の「LIFEBOOK AH77/B1」(同:22万円強)には、最新クアッドコアCPUの第7世代 インテル Core i7 プロセッサを搭載。高速なデータ転送が可能なUSB3.1(Gen2)Type-Cを搭載しており、データ転送の時間の大幅な短縮が可能だ。
また、Windows Helloに対応したカメラの搭載により、PCの前に座れば自動的にサインインが行える。
GRANNOTEについては、4K映像が収録されたBlu-rayディスクの再生が可能な最新の規格Ultra HD Blu-rayにも対応しており、超高精細な映像を楽しめるという。
「AH42/B1」(同:14万円強)も最新のインテル Celeron プロセッサや、USB3.1(Gen1)Type-Cの搭載など、基本性能を強化している。
13.3型ワイドWQHD液晶でタッチ対応の「LIFEBOOK SH90/B1」(同:22万円強)と、13.3型ワイドフルHD液晶の「LIFEBOOK SH75/B1」(同:20万円前後)は、最新の第7世代 インテル Core i5プロセッサを搭載。SH90/B1は、約256GバイトのSSD搭載により、起動やデータの読み込みなどが素早く実行可能。SH75/B1は、約500GバイトのHDDを搭載しているため、より多くの写真や動画といったデータが保存できる。
また、カスタムメイドモデル5シリーズ6機種についても、富士通ショッピングサイト「WEB MART」にて1月17日より順次販売を開始する。
LIFEBOOK UHシリーズでは、UH90/B1、UH75/B1をベースに最新の第7世代 インテルCore i7プロセッサ、12Gバイトメモリ、約512Gバイト SSDといった構成を選択できる「WU2/B1」をラインアップする。
ESPRIMO FHシリーズでは、23.8型大画面パソコンFH77/B1、FH53/B1、FH52/B1をベースに、最新の第7世代 インテルCore i3プロセッサ、Blu-rayディスクドライブ、16Gバイトメモリ、「約256Gバイト SSD+約3Tバイト HDD」といった構成を選択できる「WF1/B1」がある。
arrows Tab QHシリーズでは、堅牢性に優れた防水・防塵タブレット「WQ2/B1」をWEB限定モデルとしてラインアップ。最新のAtomプロセッサ x5-Z8550を搭載し、基本性能を強化した。また、本体背面の四隅に滑りにくい素材を使用しているため、持ちやすく、机の上に立て掛け、安定した状態で使えるという。
その他のカスタムメイドモデルとして、LIFEBOOK SHシリーズでは、SH90/B1、SH75/B1をベースに最新の第7世代 インテルCore i7プロセッサ、Blu-rayディスクドライブ、12Gバイトメモリ、約512Gバイト SSDといった構成を選択できる「WS1/B1」をラインアップ。
LIFEBOOK AHシリーズでは、AH77/B1をベースにWindows 10 Professional、16Gバイトメモリ、約512Gバイト SSDといった構成を選択できるWA3/B1を、従来モデルのAH45/A3をベースに16Gバイトメモリ、約256Gバイト SSDといった構成を選択できる「WA2/B1」のそれぞれをラインアップする。
約280gのフルWindows搭載タブレットも--富士通、法人向けPCなど12シリーズ18機種 - CNET JapanCNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力