以前、身の回りのあらゆる物を楽器に変えられる「Mogees Pro」というスマートフォン用アクセサリを紹介した。これはプロの音楽家や本格的に活動しているアマチュアのミュージシャンを対象とするデバイスだったが、今回、よりシンプルに楽しめる兄弟デバイス「Mogees Play」が登場した。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Mogees Playは、スマートフォンやタブレットのイヤホンジャックに接続し、テーブルなどに貼り付けて使うデバイス。ペットボトルのキャップをやや大きくしたような先端にピックアップ(マイク)が組み込まれており、物を叩いたり擦ったりした振動がスマートフォンに伝えられる。
振動は専用アプリで処理され、電子楽器の演奏やゲームの操作に利用できる。現在「Pulse」「Jam」「Keys」という3種類の無料アプリが用意されている。
Pulseは、表示される点や線の動きに合わせ、叩いたり擦ったりして遊ぶリズムゲーム。
Jamは、リズムを組み合わせて音楽を作るツール。叩いたり擦ったりするタイミング、振動に割り当てる音の種類を変えることで、さまざまな音楽の制作が可能だ。
Keysは、キーボードを演奏するためのアプリ。叩くだけで、メロディ、コード、アルペジオを使った演奏ができる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間8月5日まで。目標金額の4万ポンドに対し、記事執筆時点(日本時間7月8日17時)で約1万7000ポンドの資金を集めている。キャンペーン期間はあと28日ある。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来