PCのゲーム、特にシューティング、フライト、ドライビング、ファイティングなど素早い反応が求められるゲームでは、ユーザーインターフェイス(UI)が極めて重要だ。専用コントローラの使用がベストだが、コストや置き場所といった問題で難しい。そこで、素早い操作に反応し、激しい連打に耐えるようなゲーミングキーボードがよく使われる。
今回は、アクション系ゲームのユーザーが欲しがりそうなゲーミングマウス「The Z」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
The Zは、さまざまなボタンなどを備え、多彩な操作が可能な光学有線マウス。加速度センサ、ジャイロスコープ、力センサを搭載しており、傾けたり回転させたりといった操作をゲーム内の動きに割り当てられる。
例えば、机の上でThe Zを左右に傾けることや、水平方向に回転去ることで、プレーヤの体を動かしたり、自動車のハンドルを切ったりすることが可能だ。持ち上げた状態で傾けさせてヘリコプタを直感的に操縦する、といった使い方もできる。
また、ボタンは通常のマウス同様クリックできるほか、引き金を引くように指を動かしてからクリックするといった操作が可能。この複数のボタンに対する各種クリック方法と、The Zの傾かせ方を組み合わせることで、合計50種類のクリック操作を使い分けられる。スクロールホイールなどの操作と連携させると、格闘ゲームなどで威力を発揮しそうだ。
ボタンは押す力を認識できるので、より微細で直感的なコントロールが実行できる。さらに、触覚フィードバック機能も備え、ゲームの臨場感を高められる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間8月12日まで。記事執筆時点(日本時間7月8日15時)でキャンペーン期間は34日残っているが、すでに目標金額14万ドルを大きく上回る約20万3000ドルの資金を集めている。
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