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「光の道構想」推進で総務省がプロジェクトチームを設置

 総務省は、ブロードバンドの普及推進を目指したプロジェクトチームを設置する方針を明らかにした。総務省内に専門チームを設けることで「光の道構想」関連法案を、次期国会へ提出する作業を加速させる。

 プロジェクトチームの設置は、原口一博総務大臣が閣議後の記者会見で明らかにしたもの。今後はプロジェクトチームの下、ICTの利活用促進に向けた規制改革法案の整備を進める。これには、競争ルールの見直し、電波開放、NTT組織再編などが盛り込まれるとしている。

 総務省は、2009年10月に民間有識者が参加する「ICTタスクフォース政策決定プラットフォーム」を発足。すでに、2015年までにすべての世帯でブロードバンドを利用可能にする、光の道構想推進に向けた中間報告をまとめているとのこと。プロジェクトチームはこれを受け設置されるという。

 今後は、2つの組織が並行して光の道構想の具体策を2010年内に固め、次期通常国会で法案の提出を目指す。

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