今回のテストから見えてきた共通の傾向は下記の通りです。
男性は女性よりも写真を大きな判断材料としていましたが、それはパートナーを外見だけで判断するといった意味ではないようです。インタビューにおいて男性被験者たちは、「これだけ登録者がいるのだから最初は外見が自分の好みかどうかで絞り込んで、その人の内面はサイト上の情報ではなく会って徐々に知っていきたい」と答えています。男性も女性も、相手を選ぶプロセスが違うものの、その人柄を重視することに変わりないようです。
以前、「ECサイトの画面設計--男と女、買い物の行動パターンはどう違う?」という検証をしました。その時には、男性はランキングデータを重要視し、女性はイメージを重要視するという結果が出ています。
今回のテストでは「相手のデータをしっかり集めてからコンタクトする女性」と「写真から受けた印象により自分の直感を信じてコンタクトする男性」という、ある意味ECサイトとは真逆の結果となったことも興味深い点と言えるでしょう。
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