Nakajin
Nakajin | |
---|---|
2016年 | |
基本情報 | |
出生名 | 中島 真一(なかしま しんいち) |
生誕 | 1985年10月22日(39歳) |
出身地 | 日本・東京都大田区 |
学歴 | 中央大学理工学部経営システム工学科 |
ジャンル | |
職業 | |
担当楽器 | |
活動期間 | 2006年 - |
レーベル | |
事務所 |
|
共同作業者 | SEKAI NO OWARI |
Nakajin(なかじん、1985年〈昭和60年〉10月22日 - )は、日本のミュージシャン。本名および旧称は中島 真一(なかしま しんいち)。4人組音楽バンド・SEKAI NO OWARIのメンバー。東京都大田区出身。
概要
[編集]中学1年生の時にゆずの影響で、物置の中にあった父のアコースティック・ギターを始める。『ゆずえん』の教則本を購入してチューニングやコードを学んでいった。最初に弾けるようになった楽曲は、ゆずの「友達の唄」で、当時はギタリストというより弾き語りに魅了されていた[2]。
國學院高等学校[3]進学後はオフスプリング、グリーン・デイ、ブリンク 182、Hi-STANDARD、SNAIL RAMPなどのメロコアを聴き、エレクトリックギターを始める。特にHi-STANDARDのギタリストである横山健に憧れていた。隣人の母方の叔母が所有していたフェンダー・ジャガーを借りて練習、後に叔母の都合で1987年製のフェンダー・テレキャスターと交換する[注 1][2]。
2007年に大鳥居club EARTHを開館し結成されたSEKAI NO OWARIでは2013年よりリーダーを務め、ギター、作詞、作曲、編曲、サウンドプロデュースを担当している。レコーディングではギターの他、楽曲によってはコーラス、ベース、シンセサイザー、プログラミング、パーカッション、マンドリン、バンジョー、ブズーキ、カリンバ、三味線、グロッケンシュピールも演奏しているマルチプレイヤーである。また、「TONIGHT」「炎の戦士」「Goodbye」「ドッペルゲンガー」「カレイドスコープ」「正夢」ではリードボーカルも担当している。
ギタリストとしてよりも楽曲至上主義の考え方を持っている。初期の頃はギターを何とか差し込んで自身の居場所を作ろうとする気持ちが強かったが、中期以降はギターを求めていない楽曲に無理矢理入れようとしなくなったという。ギターを入れることで曲が際立つのならば入れるが、中途半端な気持ちで何となく入れるのはやめようと思ったという。例として「夜桜」と「千夜一夜物語」では両曲を編曲した斎藤ネコの世界観を重視した上でレコーディングで楽器を演奏していない[4]。
人物
[編集]- 2013年のアリーナツアー「TOUR 2013 『ENTERTAINMENT』」以降、Fukaseに代わりSEKAI NO OWARIのリーダーを務めている[5]。
- 性格はSaori曰く「真面目でストイック」。2011年の目標に「休まない」と掲げていた。
- ラジオが大好きで、中学生のときに自分の部屋を与えられてから部屋ではラジオをつけていることが多い[6]。
- アマチュア無線の資格を持っている[要出典]。
- 小学校・中学校で野球部、高校と大学ではバレーボール部に所属していた[7]。
- 塾講師として5年間のバイト経験があるが、バンド活動を優先するため時間の融通がきくパン屋に変えたという。
- 女性アイドルグループprediaの村上瑠美奈は塾講師時代の教え子である[8][9]。
- メンバー1の綺麗好きである。
- 好きな食べ物はラーメン[10]。ラーメン好きが高じて、2013年以降の東京ラーメンショーにトークゲストとして出演している[10]。
- 2017年1月12日、一般女性との婚約を発表。2019年4月29日に第1子誕生を発表[11][12]。
- 2019年4月6日の「The Colors」長野公演のMCにて本名が「なかじま」ではなく「なかしま」であると公表した。
- 2023年12月14日、第2子女児の誕生を報告[13]。
- 2024年2月15日、DJ・プロデューサーとしての活動をスタートすると発表し、同日にイギリスのバンド・トゥー・ドア・シネマ・クラブの「Sure Enough - Nakajin Remix」の配信をスタートした[14]。
使用機材
[編集]エレクトリック・ギター
[編集]- Gibson Les Paul Gold Top
- レスポールが欲しくて22歳の頃に購入したギター。『EARTH』のレコーディングやライブで使用された。
- Gibson SG Standard
- 最も使用頻度の高いメインギター。「青い太陽」「スターライトパレード」「幻の命」「インスタントラジオ」で使用された。
- Gibson ES-335
- サンバーストとレッドの2本を所有している。「Love the warz」「虹色の戦争」で使用された。
- Sadowsky ストラトタイプ
- SGと並んで使用頻度の高いギター。正式名称は不明。「broken bone」「RPG」「不死鳥」で使用された。
- Paul Reed Smith SE Custom 24 7-Strings
- 7弦ギター。1st配信デジタルシングル「Death Disco」で使用された。
- Fender American Vintage ’62 Jazzmaster
- 62年製のリイシューモデル。ピックガードやプラスチックのパーツが全て黒に統一されている。「PLAY」「ファンタジー」「Fight Music」で使用された。
アコースティック・ギター
[編集]- Gibson J-45
- ライブでは主に弾き語りで使用される。
- Taylor NAMM12BTO GACE-Maple
- 「銀河街の悪夢」「Death Disco」で使用された。
- Republic Duolian
- 「炎と森のカーニバル」「Dragon Night」で使用されたリゾネーター・ギター。
- GUILD JF30-12BLD
- 「マーメイドラプソディー」で使用された。
提供楽曲
[編集]参加楽曲
[編集]- ねごと
- Clean Bandit
- Baby(feat. MARINA & Luis Fonsi) (ギター)
- トゥー・ドア・シネマ・クラブ
- Sure Enough (Nakajin Remix)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ このテレキャスターはFukaseも借りており、「虹色の戦争」のミュージック・ビデオで使用している。
出典
[編集]- ^ “MY FIRST FENDER - Nakajin(SEKAI NO OWARI)【後編】”. フェンダー. 2020年1月8日閲覧。
- ^ a b “MY FIRST FENDER - Nakajin(SEKAI NO OWARI)【前編】”. フェンダー. 2020年1月8日閲覧。
- ^ Nakajin [@Nakajin_sekaino] (2014年5月29日). "僕の母校、國學院高校は…". X(旧Twitter)より2023年12月14日閲覧。
- ^ “ストラトよりもJazzmasterのほうが自分に合っている|SEKAI NO OWARI Nakajin【後編】”. フェンダー. 2023年4月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月10日閲覧。
- ^ “SEKAI NO OWARI先生登場!!!”. SCHOOL OF LOCK! 生放送教室. TOKYO FM (2013年5月1日). 2014年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月14日閲覧。
- ^ 雑誌『ROCKIN'ON JAPAN』2012年1月号 P146
- ^ “今宵もバースデー”. HELLO ENDING - FUJISAKI SAORI OFFICIAL BLOG (2011年10月22日). 2023年12月14日閲覧。
- ^ “教えて、先生!”. HELLO ENDING - FUJISAKI SAORI OFFICIAL BLOG (2011年9月2日). 2023年12月14日閲覧。
- ^ Nakajin [@Nakajin_sekaino] (2014年11月23日). "僕が塾講師をしていた頃の教え子の1人の村上瑠美奈という子がprediaというグループに所属していて…". X(旧Twitter)より2023年12月14日閲覧。
- ^ a b “セカオワ・Nakajin&DJ LOVE、東京ラーメンショー出演”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2013年10月26日) 2023年12月14日閲覧。
- ^ “セカオワNakajinが婚約、Saoriは俳優と結婚”. 音楽ナタリー. (2017年1月12日) 2017年1月12日閲覧。
- ^ “セカオワNakajin、第1子誕生を発表 バンドメンバーも祝福”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2019年4月29日) 2019年4月29日閲覧。
- ^ “SEKAI NO OWARI・Nakajin、第2子女児誕生を報告「金木犀の香りが華やぐ頃に」歓びつづる【コメント全文】”. ORICON NEWS (oricon ME). (2023年12月14日) 2023年12月14日閲覧。
- ^ “Instagram”. www.instagram.com. 2024年8月31日閲覧。