鶴峠 (山梨県)
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鶴峠 | |
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鶴峠(2011年9月撮影) | |
所在地 |
日本 山梨県北都留郡小菅村 |
座標 | 北緯35度43分52秒 東経138度58分35秒 / 北緯35.731111度 東経138.976389度座標: 北緯35度43分52秒 東経138度58分35秒 / 北緯35.731111度 東経138.976389度 |
標高 | 870 m |
山系 | 大菩薩連嶺・奥秩父山塊 |
通過路 | 山梨県道18号上野原丹波山線 |
プロジェクト 地形 |
鶴峠(つるとうげ)は、山梨県北都留郡小菅村字白沢・長作の間にある峠。標高870m。
地理
[編集]峠付近から北へは白沢川(しらさわがわ、多摩川水系)が、南へは鶴川(つるかわ、相模川水系)が、それぞれ流れており、峠付近は両河川の水源の森になっているとともに、両水系の分水嶺になっている。
また、峠付近は三頭山への登山口になっており、奈良倉山・松姫峠方面への山道はハイキングコースとしても利用されている。
小菅村の長作地区とその他の地区を結ぶ道として、古くから丹波山村・小菅村と上野原方面とを連絡する要所として歩かれていた。同じく山梨県内の連絡に歩かれていた松姫峠などに比べると、標高が低く川に沿っているため傾斜も比較的緩くなっており、途中各所に集落が開けている。
現在は山梨県道18号上野原丹波山線が通るが、道路敷設時に鶴峠付近は切り通されており、また斜面には道路が付けられていて、かつて歩いて峠を越えていた頃の面影は見られない。付近には長作観音堂(国の重要文化財)などが残り、古くからの生活があった様子をうかがうことができる。小菅村へ至る公共交通は主にJR青梅線奥多摩駅から運行しているものの、東部の地域を除けば上野原市の方が近いため、救急車など緊急用車両は鶴峠経由での運用が主になっている。
小菅村長作地区
[編集]鶴峠により隔てられた長作地区は、同じ小菅村内で隣接する白沢地区よりも、上野原市
公共交通
[編集]小菅村営バス(村営バス時刻表)
- 役場前・小菅の湯・白沢・金風呂・小永田・橋立・白沢・長作の各地区連絡バスが、白沢〜長作間で鶴峠を通過する。またこのバスは途中で西東京バス・奥多摩駅発着便に接続する。鶴峠通過は平日は小菅の湯方面2本、長作方面1本、平日の10時半以降と日曜日以外の休日はデマンド運行のため要予約。予約の際に富士急バスに乗り継ぐことを申告すれば、飯尾まで運行。(2020年11月現在)。
- 松姫峠行きは、観光客向け路線で春秋季の土休日のみ運行。
- 上野原駅 - 棡原 - 郷原 - 飯尾[1]
- 長作地区から徒歩約3kmの西尾地区飯尾までの便は、平日は2.5往復、土休日は5往復運行されている(2016年1月現在)。
- 春季、秋季のみ初便は飯尾を越え、鶴峠まで乗り入れる(2016年1月現在)。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “飯尾・鶴峠・松姫峠・小菅の湯 時刻表” (pdf). 富士急バス. 2023年7月12日閲覧。