青山秀夫
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人物情報 | |
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生誕 |
1910年3月10日 岡山県 |
死没 | 1992年2月16日(81歳没) |
出身校 | 京都帝国大学経済学部 |
学問 | |
研究分野 | ミクロ経済学、経済社会学 |
研究機関 | 京都大学、関西学院大学、摂南大学 |
学位 |
経済学博士(京都大学) (社会学博士(関西学院大学) |
称号 | 京都大学名誉教授 |
影響を受けた人物 | 高田保馬 |
影響を与えた人物 | 森嶋通夫、馬場正雄、市村眞一、鎌倉昇、建元正弘、森口親司、真継隆 |
主な受賞歴 |
勲二等旭日重光章(1982年4月) 従三位(1992年2月) |
青山 秀夫(あおやま ひでお、1910年3月21日 - 1992年2月16日)は、日本の経済学者。学位は、経済学博士・社会学博士。京都大学名誉教授。
岡山県出身。京都大学経済学部教授・学部長、京都大学経済研究所所長、関西学院大学社会学部教授、摂南大学経営情報学部教授、同学部長などを歴任した。
業績
[編集]- 専門は
- 独占、不完全競争の理論的研究などのミクロ経済学
- 経済変動理論の体系的研究
- マックス・ヴェーバーの研究などの経済社会学
- 資本主義経済ないし自由企業制度論。
- 高田保馬に師事し、門下には猪木武徳、森嶋通夫、馬場正雄、市村眞一、鎌倉昇、建元正弘、森口親司、真継隆など日本を代表する経済学者を多数輩出した。後に衆議院議長となる伊吹文明も門下生の一人で、青山の勧めにより大蔵省に入省した[1]。
略歴
[編集]- 1929年3月 第六高等学校卒業
- 1932年3月 京都帝国大学経済学部卒業
- 1946年7月 京都大学経済学部教授(1973年4月まで)
- 1951年11月 経済学博士(京都大学)
- 1959年1月 京都大学経済学部長(1960年1月まで)
- 1966年4月 京都大学経済研究所長(1971年12月まで)
- 1971年4月 理論・計量経済学会会長(1972年3月まで)
- 1973年4月 関西学院大学社会学部教授(1978年3月まで)
- 1978年3月 社会学博士(関西学院大学)
- 1981年8月 摂南大学教授(1987年3月まで)
- 1982年4月
- 1984年12月 日本学士院会員
- 1992年2月 従三位
著書
[編集]- 独占の経済理論(1937年、日本評論社)
- 北欧学派(1941年、日本評論社)
- 近代国民経済の構造(1948年、白日書院)
- 経済変動理論の研究 第一巻(1949年、日本評論社)
- 経済変動理論の研究 第二巻(1951年、日本評論社)
- 経済理論の一般的基礎(1950年、日本評論社)
- マックス・ウエーバーの社会理論(1950年、岩波書店)
- 人としてのマックス・ウェーバー(1950年、有斐閣)
- マックス・ウエーバー――基督教的ヒューマニズムと現代 (1951年、岩波新書)
- 経済学入門(1952年、日本放送協会)
- ビジネスの擁護(1952年、創文社)
- 剣橋学派及び北欧学派の経済変動理論(1953年、創文社)
- 青山秀夫著作集 全6巻、別巻1巻(1999年、創文社)
訳書
[編集]- マックス・ウェーバー 一般社会経済史要論(上巻)(黒正巌共訳、1954年、岩波書店)
- マックス・ウェーバー 一般社会経済史要論(下巻)(黒正巌共訳、1955年、岩波書店)
- E.H.チェンバリン 独占的競争の理論(1966年、至誠堂)
編書
[編集]脚注
[編集]- ^ “[時代の証言者]保守の旅路 伊吹文明<8>恩師の勧め 大蔵省へ”. 読売新聞オンライン (2023年5月9日). 2024年3月17日閲覧。
出典
[編集]この節で示されている出典について、該当する記述が具体的にその文献の何ページあるいはどの章節にあるのか、特定が求められています。 |
- 青山秀夫著作集 全6巻、別巻1巻(1999年、創文社)