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鎌倉記念

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鎌倉記念
開催国 日本の旗 日本
主催者 神奈川県川崎競馬組合
競馬場 川崎競馬場
第1回施行日 2001年11月28日
2024年の情報
距離 ダート1600m
格付け SII
賞金 1着賞金1500万円
出走条件 サラブレッド系2歳オープン・地方交流
負担重量 定量(55kg、牝馬54kg)
出典 [1]
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鎌倉記念(かまくらきねん)は神奈川県川崎競馬組合川崎競馬場ダート1600mで施行する地方競馬重賞競走SII)である。正式名称は「スポーツニッポン賞 鎌倉記念」、スポーツニッポン新聞社が優勝杯を提供している。

副賞は、スポーツニッポン賞、日本地方競馬馬主振興協会会長賞、神奈川県馬事畜産振興協議会会長賞、管理者賞(2024年)[1]

概要

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全日本2歳優駿のトライアルレースとして知られている[2]。他に同競走のトライアルレースは2つ存在するが、川崎競馬場1,500mという条件は全日本2歳優駿の条件と最も近い[2]

1983年まで行われていたアラブ系旧4歳馬による同名の重賞競走とは関連はなく、2001年から新設の重賞競走として扱われている。

2005年までは「京急盃 鎌倉記念」の名称で、京浜急行電鉄が優勝杯を提供していた。2006年度は開催を休止した。

2015年からは未来優駿シリーズに指定されている。

2018年からはSIIに昇格[3]

2020年からはJBC2歳優駿指定競走として行われている。

2021年からは2歳チャンピオンシリーズの対象競走として指定されている。

2024年より施行距離を1600mに変更する[4]

条件・賞金等(2024年)

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出走条件
サラブレッド系2歳、地方全国交流で他地区所属馬の出走枠は4頭以下と定められている[1]
負担重量
定量。55kg、牝馬54kg(南半球産3kg減)[1]
賞金額
1着1,500万円、2着525万円、3着300万円、4着150万円、5着75万円、着外手当15万円[1]
優先出走権付与[1]
優勝馬に全日本2歳優駿の優先出走権が付与される。
かつては、上位3着までに入った牝馬にローレル賞の優先出走権が付与されていた。

歴代優勝馬

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回数 施行年月日 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 2001年11月28日 ジェネスアリダー 牡2 川崎 1:36.2 桑島孝春 八木正喜 山口真吾
第2回 2002年11月15日 パレガルニエ 牝2 川崎 1:34.5 今野忠成 池田孝 加藤信之
第3回 2003年10月29日 トキノコジロー 牡2 川崎 1:36.3 山田信大 長谷川蓮太郎 田中久續
第4回 2004年10月6日 エスプリフェザント 牡2 川崎 1:34.0 久保勇 武井榮一 依田泰雄
第5回 2005年10月10日 カネショウマリノス 牡2 川崎 1:35.3 今野忠成 照沼一二 清水正裕
第6回 2007年10月10日 ヴァイタルシーズ 牡2 川崎 1:35.1 左海誠二 武井榮一 松崎務
第7回 2008年10月1日 ノーステイオー 牡2 船橋 1:34.1 左海誠二 林正人 小川正男
第8回 2009年10月7日 ナンテカ 牡2 北海道 1:34.2 坂井英光 角川秀樹 (有)グランド牧場
第9回 2010年9月29日 キスミープリンス 牡2 浦和 1:36.1 戸崎圭太 小久保智 国田正忠
第10回 2011年10月5日 ニシノファイター 牡2 北海道 1:35.2 小国博行 堂山芳則 西森鶴
第11回 2012年10月17日 インサイドザパーク 牡2 船橋 1:35.4 左海誠二 林正人 山口裕介
第12回 2013年10月9日 ニシノデンジャラス 牡2 北海道 1:35.9 今野忠成 堂山芳則 西森鶴
第13回 2014年10月15日 オウマタイム 牡2 船橋 1:35.8 繁田健一 林正人 山口裕介
第14回 2015年10月21日 ポッドガイ 牡2 川崎 1:36.0 矢野貴之 八木正喜 小川眞査雄
第15回 2016年10月5日 ストーンリバー 牡2 北海道 1:36.0 井上幹太 堂山芳則 石川幸司
第16回 2017年10月11日 リコーワルサー 牡2 大井 1:35.4 森泰斗 荒山勝徳 土橋正雄
第17回 2018年10月17日 ミューチャリー 牡2 船橋 1:33.6 御神本訓史 矢野義幸 石瀬丈太郎
第18回 2019年10月22日 インペリシャブル 牡2 川崎 1:36.1 矢野貴之 高月賢一 (株)レッドマジック
第19回 2020年10月14日 リーチ 牡2 北海道 1:35.0 本田正重 林和弘 原久美子
第20回 2021年10月13日 シルトプレ 牡2 北海道 1:33.9 笹川翼 櫻井拓章 原久美子
第21回 2022年10月12日 ヒーローコール 牡2 浦和 1:35.0 左海誠二 小久保智 山口裕介
第22回 2023年10月11日 サントノーレ 牡2 北海道 1:37.0 服部茂史 田中淳司 (株)ラ・メール
第23回 2024年10月9日 ベアバッキューン 牡2 川崎 1:44.3 町田直希 鈴木義久 熊木浩

出典:南関東4競馬場公式「鎌倉記念競走優勝馬 」https://www.nankankeiba.com/win_uma/31.do

他地区所属馬の成績

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回次 馬名 所属 着順
第6回(2007年) ブラウンアマゾン 北海道 3着
キングサラディン 北海道 10着
ラプレ 北海道 11着
ヒロノバイオ 佐賀 13着
第7回(2008年) ロマ 北海道 2着
リトルジュリエット 北海道 7着
モエレグランプリ 笠松 12着
第8回(2009年) ナンテカ 北海道 1着
ブンブイチドウ 北海道 3着
エナモラード 北海道 9着
ヴァンフォール 北海道 11着
第9回(2010年) コアレスバトラー 北海道 8着
モエレウェバリング 名古屋 11着
サントメジャー 北海道 13着
サクラサケ 北海道 14着
第10回(2011年) ニシノファイター 北海道 1着
ウィードパワー 北海道 9着
ヘヴンズパワー 北海道 10着
マリアサンシャイン 名古屋 13着
第11回(2012年) クラグオー 北海道 2着
ミータロー 北海道 3着
ルード 笠松 7着
ササノハサラサラ 笠松 8着
第12回(2013年) ニシノデンジャラス 北海道 1着
フラッシュモブ 笠松 7着
パドドゥ 笠松 12着
第13回(2014年) サダムリスペクト 北海道 4着
タイセイスウォード 北海道 9着
ティープリーズ 笠松 10着
プレミアムトーク 北海道 11着
第14回(2015年) シャイニーネーム 笠松 7着
ナイスヴィグラス 北海道 9着
ハッピーガール 笠松 11着
第15回(2016年) ストーンリバー 北海道 1着
キャンドルグラス 北海道 4着
マイティキング 北海道 9着
イーグルパス 北海道 11着
第16回(2017年) マッドドッグ 北海道 2着
モリノラスボス 北海道 5着
ユニバーサルライト 北海道 8着
ダモンデ 北海道 12着
第17回(2018年) リンゾウチャネル 北海道 2着
リンノレジェンド 北海道 5着
ルマーカーブル 北海道 12着
第18回(2019年) アベニンドリーム 北海道 2着
イッキカセイ 北海道 4着
第19回(2020年) リーチ 北海道 1着
ハッピーホンコン 北海道 12着
第20回(2021年) シルトプレ 北海道 1着
プリサイスニードル 北海道 4着
第21回(2022年) スペシャルエックス 北海道 2着
デステージョ 北海道 3着
第22回(2023年) サントノーレ 北海道 1着
スノーシュー 北海道 6着
第23回(2024年) ミランミラン 北海道 2着
ジャガーノート 高知 5着

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f g 令和6年度第8回川崎競馬競走番組” (PDF). 川崎競馬公式Webサイト. 2024年10月7日閲覧。
  2. ^ a b 第22回鎌倉記念(SII)”. KAWASAKI KEIBA. 2023年10月13日閲覧。
  3. ^ 平成30年度 南関東4競馬場重賞競走の賞金額の決定について”. 南関東4競馬場公式サイト. 2018年3月6日閲覧。
  4. ^ 来年の南関競馬の重賞競走について発表 3競走が新設、10競走の格付け変更netkeiba.com、2023年11月14日配信・閲覧

関連項目

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上記の2つはどちらも同じく全日本2歳優駿の南関東トライアル競走。

外部リンク

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