金子容三
金子 容三 かねこ ようぞう | |
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生年月日 | 1983年2月1日(41歳)[1] |
出生地 | 日本 長崎県長崎市[2][3] |
出身校 |
慶應義塾大学法学部法律学科卒業[2] ウィリアム・アンド・メアリー大学修了[2] |
前職 | SMBC日興証券従業員[2] |
所属政党 | 自由民主党(岸田派→無派閥) |
称号 |
学士(法学)(慶應義塾大学・2005年) MBA(ウィリアム・アンド・メアリー大学・2017年) |
親族 |
金子岩三(祖父)[4] 金子原二郎(父)[4] |
公式サイト | 金子容三 | 豊かな未来をともに創る―― |
選挙区 |
(長崎4区→) 長崎3区 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2023年10月24日 - 現職 |
金子 容三(かねこ ようぞう、1983年〈昭和58年〉2月1日[1] - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(2期)、防衛大臣政務官。
父は農林水産大臣や長崎県知事を務めた金子原二郎[4]。祖父は農林水産大臣、科学技術庁長官、原子力委員会委員長などを務めた金子岩三[4][5]。
来歴
[編集]長崎県長崎市生まれ[2][3]。佐世保市立木風小学校、青雲中学校・高等学校を経て、2005年(平成17年)、慶應義塾大学法学部法律学科を卒業[2]。同年、SMBC日興証券に入社[1][2]。
2017年(平成29年)、ウィリアム・アンド・メアリー大学を修了し、MBAを取得[2][3]。
2023年(令和5年)、TOKYO自民党政経塾(17期)を修了[1][2]。同年5月20日、長崎4区選出の北村誠吾衆議院議員が任期中に死去。6月16日、金子は自由民主党長崎県第3選挙区(区割り変更後の新しい長崎3区)の支部長に選任される[3][6]。同年7月、SMBC日興証券を退社[1][2][7]。
同年8月24日、自由民主党が北村の死去に伴って実施される長崎4区の補欠選挙[注 1]に金子を公認すると発表[8][9]。同年9月21日、佐世保市内で記者会見を開き、正式に立候補を表明[9]。会見内で金子は、教育改革、地域活性化、農林水産業の振興などに取り組む姿勢を示し、「証券会社で培った課題発見力、想像力、行動力を生かし、強い日本を作っていく」と抱負を語った[9]。同年10月9日、公明党が中央幹事会で金子の推薦を決め[10]、翌10日に告示[11]。立憲民主党の末次精一(社会民主党推薦)との一騎打ちとなった[11]。選挙戦では教育改革、地域活性化、農林水産業の振興などを訴え[12]、同月22日の投開票の結果、政権や世襲への批判が渦巻く中[13]、7,016票の差をつけ[14]、末次を破り初当選を果たした[15]。当選後、岸田派に入会した[16]。
2024年(令和6年)9月12日、自民党総裁選挙が告示され、旧岸田派からは林芳正と上川陽子の2人が立候補した。金子は林の推薦人に名を連ねた[17]。投票日前日の9月26日22時半頃、産経新聞は、麻生太郎が1回目の投票から高市早苗を支援するよう自派閥の議員に指示を出したとスクープした[18]。9月27日朝、岸田文雄首相は高市が決選投票に残る可能性が高いと踏み、「決選は高市氏以外。党員票が多い方に投じてほしい」と旧岸田派のメンバーに一気に指示を下ろした[19]。高市は1回目の議員投票で、報道各社の事前調査での30~40票を大きく上回る72票を獲得した[20]。党員数と合わせた得票数は1位だったが、決選投票で石破茂に敗れた。金子は1回目の投票では林に投じ[21]、決選投票では石破に投じた[21]。
同年10月27日の第50回衆議院議員総選挙では、長崎3区で立憲民主党の末次精一を破り再選[22]。
同年11月13日、第2次石破内閣にて防衛大臣政務官に就任[23]。
選挙
[編集]当落 | 選挙 | 執行日 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
政党内比例順位 /政党当選者数 |
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当 | 第49回衆議院議員補欠選挙 | 2023年10月22日 | 長崎県第4区 | 自由民主党 | 5万3915票 | 53.48% | 1 | 1/2 | / |
当 | 第50回衆議院議員総選挙 | 2024年10月27日 | 長崎県第3区 | 自由民主党 | 9万930票 | 50.90% | 1 | 1/3 | / |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 2022年の公職選挙法改正に伴う選挙区再編に於いて、新長崎3区の区域内に長崎4区が丸ごと収斂されることになるため、新3区支部長の金子が4区補選の候補者となった。
出典
[編集]- ^ a b c d e “衆議院 長崎県第4区選出議員 補欠選挙”. 自民党ホームページ. 自由民主党 (2023年10月10日). 2023年10月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “プロフィール”. 金子容三公式サイト. 2023年10月18日閲覧。
- ^ a b c d “衆院長崎4区補欠選挙に立候補。金子 容三(かねこ・ようぞう)氏の経歴・政策まとめ”. 選挙ドットコム. イチニ (2023年10月12日). 2023年10月18日閲覧。
- ^ a b c d “衆議院長崎4区補欠選挙「岸田派対共闘野党」…自民新人・金子容三氏と立民現職・末次精一氏”. 読売新聞オンライン (読売新聞東京本社). (2023年10月6日) 2023年10月19日閲覧。
- ^ “原子力委員会委員長に金子岩三氏就任”. 内閣府原子力委員会. 2023年10月19日閲覧。
- ^ “自民党、長崎新1区の支部長に下条博文県議…新3区は金子原二郎前農相の長男・容三氏”. 読売新聞オンライン (読売新聞東京本社). (2023年6月17日) 2023年10月18日閲覧。
- ^ “自民・金子氏 補選出馬へ 衆院4区 「強い日本作っていく」”. 読売新聞オンライン (読売新聞東京本社). (2023年9月22日) 2023年10月18日閲覧。
- ^ “自民、衆院長崎4区補選に金子容三氏を公認 参院徳島・高知補選は西内健氏”. 産経ニュース (産業経済新聞社). (2023年8月24日) 2023年10月19日閲覧。
- ^ a b c “衆院長崎4区補選、自民が金子容三氏を公認…区割り変更前の「旧4区」で実施”. 読売新聞オンライン (読売新聞東京本社). (2023年8月25日) 2023年10月18日閲覧。
- ^ “公明、衆院長崎4区補選で自民の金子容三氏を推薦”. 毎日新聞デジタル (毎日新聞社). (2023年10月9日) 2023年10月22日閲覧。
- ^ a b “衆議院長崎4区補欠選挙が告示、立憲民主党の前議員と自民党新人の一騎打ちに”. 読売新聞オンライン (読売新聞東京本社). (2023年10月10日) 2023年10月22日閲覧。
- ^ “自民・金子氏 補選出馬へ 衆院4区 「強い日本作っていく」”. 読売新聞オンライン (読売新聞東京本社). (2023年9月22日) 2023年10月22日閲覧。
- ^ “政治一家「3代目」金子容三氏、総力戦制し「皆さまの勝利です」…衆院長崎4区補選”. 読売新聞オンライン (2023年10月23日). 2024年11月18日閲覧。
- ^ “「地方の苦しみを国に届ける」自民党新人の金子容三さんが初当選 末次精一さん7,016票差 衆議院 長崎4区補欠選挙 | TBS NEWS DIG (1ページ)”. TBS NEWS DIG (2023年10月22日). 2024年11月18日閲覧。
- ^ “【速報】衆院長崎4区補選、金子容三氏が当選確実 衆参2補選で自民1勝1敗”. 西日本新聞me (西日本新聞社). (2023年10月22日) 2023年10月22日閲覧。
- ^ “自民党岸田派に金子容三氏が入会 仁木博文氏は麻生派に”. 日本経済新聞. (2023年10月26日) 2023年10月26日閲覧。
- ^ “林芳正氏の推薦人一覧 自民党総裁選2024”. 日本経済新聞 (2024年9月12日). 2024年9月30日閲覧。
- ^ “<独自>自民・麻生副総裁が高市氏支持へ、麻生派議員にも指示 1回目から”. 産経新聞 (2024年9月26日). 2024年9月30日閲覧。
- ^ 『中日新聞』2024年9月28日付朝刊、11版、1面、「結局派閥 再生遠く 岸田首相が指示『決選は高市氏以外に』」。
- ^ 遠藤修平、園部仁史、高橋祐貴 (2024年9月27日). “麻生、安倍派は「消極的支持」で広がり欠く 決選投票で敗れた高市氏”. 毎日新聞. 2024年10月1日閲覧。
- ^ a b “自民総裁に石破茂氏 「経験豊富」「地方に精通」 長崎県選出の議員ら期待”. 長崎新聞 (2024年9月28日). 2024年10月3日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “長崎3区 自民党の金子容三氏 当選|NHK 長崎県のニュース”. NHK NEWS WEB. 2024年11月18日閲覧。
- ^ “第2次石破内閣 大臣政務官名簿”. 首相官邸ホームページ. 内閣官房内閣広報室 (2024年11月13日). 2024年11月18日閲覧。
外部リンク
[編集]- 金子容三 | 豊かな未来をともに創る――
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