コンテンツにスキップ

透光の樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
透光の樹
監督 根岸吉太郎
脚本 田中陽造
原作 高樹のぶ子
製作 朝野勇次郎
出演者 秋吉久美子
永島敏行
音楽 日野皓正
撮影 川上皓市
編集 鈴木晄
配給 シネカノン
公開 2004年10月30日
上映時間 121分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

透光の樹』(とうこうのき)は、2004年10月30日公開の日本映画1999年度の谷崎潤一郎賞を受賞した高樹のぶ子の原作の映画化である。

ストーリー

[編集]

石川県鶴来町(現白山市)を舞台にした恋愛ドラマ。映像制作会社の社長の今井郷は、25年前の面影を残した千桐と愛人契約を交わす。

キャスト

[編集]
刀鍛冶・山崎火峯の娘。
映像制作会社の社長。

スタッフ

[編集]

萩原健一降板と事件

[編集]

撮影当初、今井郷役は萩原健一だったが、途中降板となった。降板の理由は、萩原が求めた本読みとリハーサルを秋吉久美子がイヤがり、監督の根岸もスタッフも、女優を説得できなかったことが主因だった[6]。この降板により、製作側は萩原に前払いした出演料の半額を返還するように求めたが、萩原は「一方的に降板させられた」として返還を拒否し、また出演料全額の支払いを要求した。そして2004年6月、萩原は酒と睡眠薬で泥酔状態でプロデューサーの岡田裕に電話をかけ、伝言を留守番電話に入れた[7]

萩原健一自身が著書で認めている通り、彼は2005年2月に恐喝未遂容疑で逮捕され、6月に東京地裁で懲役1年6か月・執行猶予3年の有罪判決を受けた[6][8]

関連書籍

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 映画『誘拐報道』などに出演
  2. ^ 唯野は映画監督と結婚
  3. ^ さくらは田中圭と結婚
  4. ^ a b 1989年「あいつがトラブル」で萩原健一と共演
  5. ^ 『居酒屋ゆうれい』の脚本も担当
  6. ^ a b 「ショーケン」p.336、講談社
  7. ^ ショーケン今度は恐喝で告訴へ、人身事故に続き… - zakzak、2004年11月1日[deadlink]
  8. ^ ショーケン区切れぬ多難…俳優人生の前途危ぶむ声 - zakzak、2005年6月28日[deadlink]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]