落合賢
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おちあい けん 落合 賢 | |
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生年月日 | 1983年5月31日(41歳) |
出生地 | 日本・東京都 |
職業 | |
ジャンル | 映画 |
事務所 | SDP |
公式サイト | 公式プロフィール |
主な作品 | |
『タイガーマスク』 |
落合 賢(おちあい けん、1983年5月31日 - )は、日本の映画監督。東京都出身。スターダストプロモーション関連のSTARDUST DIRECTORS所属。
来歴
[編集]高校卒業後に渡米し、南カリフォルニア大学の映画製作学科に入学[1]。卒業制作として『エクスプレス831』を監督する[2]。大学卒業後はアメリカン・フィルム・インスティチュート付属大学院の映画監督科に進学し、在学中に『ラッキーロータス』『ハーフケニス』の短編映画2本を監督。『ハーフケニス』で全米監督協会(DGA)からアジア系アメリカ人学生部門審査員特別賞を受賞した[3]。
2011年、梶原一騎原作、辻なおき作画のアニメ『タイガーマスク』の実写版をウエンツ瑛士主演で監督することが発表された[4]。
2014年、斬られ役として知られる福本清三を主演にした『太秦ライムライト』が公開され、国外からも高い評価を得た。
2015年、海外マーケット向けに制作された『NINJA THE MONSTER』が、京都府京都文化博物館で公開された。
エピソード
[編集]幼い頃、幼馴染と映画『ジュラシック・パーク』を観た際に映画監督になることを決意した[5]。
作品
[編集]映画
[編集]- エクスプレス831(2006年)脚本・監督
- ラッキーロータス(2007年)脚本・監督
- ハーフケニス(2009年)脚本・監督
- 八人目の侍(2009年)プロデューサー
- 井の中の蛙(2010年)脚本・監督
- ブラッドタイズ(2011年)脚本・監督
- 美雪の風鈴(2011年)脚本・監督・プロデューサー
- 消しゴム屋(2012年)脚本・監督
- タイガーマスク(2013年)監督
- 上を向いて(2014年)脚本・監督
- ジュリエット×2 ~恋音ミュージカル~(2014年) 脚本・監督
- 太秦ライムライト(2014年)監督
- Dance! Dance! Dance!(2015年、ベルギー2014年10月22日、日本2016年2月25日)監督
- NINJA THE MONSTER(2015年)
- サイゴンボディガード(2016年)
- CINEMA FIGHTERS 『SWAN SONG』(2017年) 脚本・監督
CM
[編集]- Nintendo「ファイアーエンブレムヒーローズ」
- サントリー ふんわり鏡月「ふんわり男と先輩の部屋」
- アメリカ合衆国 国勢調査(US Census)
- 東急ホームズ「ファミリッシモ」
- 観光庁「Visit Japan」
受賞歴
[編集]- ハーフケニス(2009年)
- ショートショートフィルムフェスティバル ジャパン部門最優秀短編賞・東京都知事賞[6]
- CINE ゴールデンイーグル賞(Golden Eagle Award)[7]
- 全米監督協会学生映画賞審査員賞[8]
- ムーンダンス国際映画祭 シーホースアワード(Seahorse Award)
- ローマ国際映画祭 最優秀短編映画賞
- 井の中の蛙(2010年)
- 美雪の風鈴(2011年)
- ブラッドタイズ(2011年)
- 消しゴム屋(2012年)
- アメリカ・インディペンデント・フィルムメーカー・ショーケース映画祭 最優秀短編賞 [18]
- ヒューストン国際映画祭 レミー賞 [19]
- アジア太平洋広告祭(ADFEST)新監督部門:短編映画銅賞 [20]
- SFFアテネ映画祭 観客賞、最優秀アイディア賞
- バッファロードリームス・ファンタスティック映画祭 国際アクション短編映画部門最優秀賞 [21]
- タイガーマスク(2013年)
- バッファロードリームス・ファンタスティック映画祭 国際アクション映画部門最優秀賞 [21]
- 太秦ライムライト
- ファンタジア国際映画祭(第18回) シュバル・ノワール賞(最優秀賞) [22]
- 第13回ニューヨーク・アジア映画祭 最優秀観客賞 [23]
出演
[編集]ドキュメンタリー
ドラマ
- TOKYO VICE 第8話(2022年、HBO Max・WOWOW)- 前田 役
脚注
[編集]- ^ “ルーカス&ゼメキスの後輩!才能あふれる日本人監督は弱冠26歳”. Movie Walker (2009年11月27日). 2021年9月16日閲覧。
- ^ “ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2009ジャパン部門優秀賞受賞『ハーフケニス』が全米映画監督協会 審査員特別賞!!”. CINEMA TOPICS ONLINE (2009年11月8日). 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年5月13日閲覧。
- ^ “Ken Ochiai-Awards” (英語). IMDb. 2013年9月12日閲覧。
- ^ “「タイガーマスク」の実写化で、タイガーマスク=伊達直人役にウエンツ瑛士!ミスターX役に哀川翔が挑戦!”. シネマトゥデイ (2011年11月30日). 2011年11月30日閲覧。
- ^ 「Director's Magazine」(クリーク・アンド・リバー社)2009年8・9月号 61頁
- ^ 『「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2009」 グランプリ作品、各アワード受賞作品が決定! (PDF)』(プレスリリース)、ショートショート実行委員会/ショートショート アジア実行委員会、2009年6月16日。2014年8月26日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2012年5月8日閲覧。
- ^ “HALF KENNETH”. CINE. 2014年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月22日閲覧。
- ^ “Student Film Awards” (英語). DGA. 2014年8月22日閲覧。
- ^ 『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 20102010年グランプリ作品、各部門受賞作品が決定 (PDF)』『ショートショート実行委員会/ショートショート アジア実行委員会』(プレスリリース)、2010年6月20日。2010年10月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2012年5月8日閲覧。
- ^ “2010年 受賞作品”. 札幌国際短編映画祭. 2011年10月17日閲覧。
- ^ “2010 Archives”. Heartland Film. 2014年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月22日閲覧。
- ^ “西東京市民映画祭”. www.nishitokyo-cinema.com. 2011年10月17日閲覧。
- ^ “不発弾巡る短編映画が大賞 佐賀で古湯ムービーアワード”. 朝日新聞 (2011年9月25日). 2011年9月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年10月17日閲覧。
- ^ “知多半島映画祭のブログ”. チタイルブログ. 2011年9月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年5月1日閲覧。
- ^ “2011 AWARDS”. 札幌国際短編映画祭. 2011年10月17日閲覧。
- ^ “第九回自主制作映画コンテスト受賞作品紹介”. うえだ城下町映画祭. 2012年5月1日閲覧。
- ^ “新・鎌倉映像フェスティバル”. 鎌倉市川喜多映画記念館. 2011年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年5月1日閲覧。
- ^ “スカパー!×ShortShorts 初オリジナルショートフィルム「消しゴム屋 」海外映画祭にて受賞!”. Short Shorts Film Festival (2013年3月5日). 2014年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月12日閲覧。
- ^ “WorldFest Houston International Film and Video Festival” (英語). Short Film Central. 2013年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年4月21日閲覧。
- ^ “ADFEST 2013 winners showcase” (英語). ADFEST. 2014年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月12日閲覧。
- ^ a b “Dreamr Awards” (英語). Buffalo Dreams Film Festival. 2014年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月12日閲覧。
- ^ ““5万回斬られた男”福本清三が主演男優賞!日本人初の快挙!”. シネマトゥデイ (2014年8月9日). 2014年8月9日閲覧。
- ^ “「太秦ライムライト」ファンタジア映画祭で作品賞、主演男優賞の2冠獲得”. スポニチ Sponichi Annex (2014年8月9日). 2014年8月9日閲覧。
- ^ “UZUMASAの火花~映画村、京都・太秦に異国の風吹く~”. NHKネットクラブ. 2014年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月22日閲覧。