荷知王
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荷知王 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 하지왕 |
漢字: | 荷知王 |
発音: | {{{nihonngo-yomi}}} |
日本語読み: | かちおう |
荷知王(かちおう、生没年不詳)は、中国文献に現れる加羅国の王。南朝の斉から本国王に任じられた。大加耶の嘉悉王とする説が有力であるが、金官国の銍知王とする説もある。
治世
[編集]弁韓は3世紀に伽耶諸国と呼ばれる小国家群となり、初期は金官、5世紀後半には大伽耶が盟主となった[1]。東アジアの海上交通の要衝という地理的特徴を生かし、倭国や中国とも交流し、479年に「加羅国王荷知」が中国南朝斉に朝貢して、「輔国将軍・本国王」に冊封された[2]。しかし新羅と百済の狭間にあって翻弄される伽耶諸国は562年に新羅に滅ぼされた[1]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 「アジア人物史 2」集英社、2023年