石田雄介
いしだ ゆうすけ 石田 雄介 | |||||||||
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本名 | 石田 雄介 | ||||||||
出生地 | 日本 東京都 | ||||||||
職業 | 映画監督・演出家・映像ディレクター | ||||||||
ジャンル | 映画、テレビドラマ、ミュージック・ビデオ、ライブ、アトラクション、プロジェクションマッピング | ||||||||
公式サイト | yusukeishida.jp | ||||||||
主な作品 | |||||||||
日本映画 テレビドラマ 『モテキ』 『ノーコン・キッド 〜ぼくらのゲーム史〜』 『さぼリーマン甘太朗』 『Re:Mind』 『アフロ田中』 アトラクション 『ゴジラ・ザ・リアル 4-D』 プロジェクションマッピング 『ゴジラ 博多、上陸。』 ライブ 嵐『ARASHI Live Tour 2013 “LOVE”』 | |||||||||
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石田 雄介(いしだ ゆうすけ[1]、1977年[1]4月5日[2] - )は、日本の映画監督、演出家、映像ディレクター。
略歴
[編集]神奈川県[1]横浜市出身。多摩美術大学美術学部情報デザイン学科卒業[1]。大学卒業後、オフィスクレッシェンドに入社[1]。
映画やテレビドラマ、ミュージック・ビデオの演出を手がけ[1]、CGの知識に基づく多様な映像表現を得意とする。 一方で、近年は「4D」「プロジェクションマッピング」「リアルタイム・モーションキャプチャ」といった最先端技術を駆使し、アトラクションや音楽ライブの演出も務めるなど、多岐にわたる活動を展開している。
2003~11年 MV・DVD・バラエティ番組等のディレクター業務と並行してドラマ助監督のキャリアを積む[3]。
2012年 本編編集と一部演出を担当した映画『モテキ』で第35回日本アカデミー賞優秀編集賞を受賞[4][1]。
2013年 『嵐』ドームコンサート演出映像を監督。 同年、映画『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー』で劇場映画監督としてデビュー[5][1]。
2014〜18年 映画『シン・ゴジラ』C班監督に就任[1][2]。その後2作連続でゴジラ公式プロジェクトの監督に就任。17年、ゴジラ初の公式アトラクション『ゴジラ・ザ・リアル 4-D』(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)監督。18年、ゴジラ初の公式プロジェクション・マッピングショー『ゴジラ 博多、上陸。』(キャナルシティ博多)監督。
2019年 テレビドラマ『アフロ田中』監督・脚本(全10話すべて)。
2020年 オフィスクレッシェンドから独立。
2023年 NETFLIX映画『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~』監督。全世界配信され国内1位、非英語作品世界2位を記録。[6]
主な作品
[編集]アトラクション
[編集]- ゴジラ・ザ・リアル 4-D(2017年1月13日〜公開、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)- 監督[7]
プロジェクションマッピング
[編集]映画
[編集]- モテキ(2011年9月23日公開、東宝) - 編集/オープニング・Perfumeミュージカルシーン監督
- ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー(2013年4月13日公開、東宝映像事業部) - 監督・編集[9][1]
- シン・ゴジラ(2016年7月29日公開、東宝) - C班監督[10][1][2]
- Still Dreamin’―布袋寅泰 情熱と栄光のギタリズム―(2022年2月4日公開、東宝映像事業部) - 監督・脚本[11]
- ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~(2023年8月3日世界配信、Netflix) - 監督[12]
テレビドラマ
[編集]- アキハバラ@DEEP(2006年、TBS)
- 週刊真木よう子(2008年、テレビ東京)
- モテキ(2010年、テレビ東京)
- まほろ駅前番外地(2013年、テレビ東京)
- ノーコン・キッド 〜ぼくらのゲーム史〜(2013年、テレビ東京)- 監督[13]
- 金田一少年の事件簿N(neo)(2014年、日本テレビ)- オープニング監督
- さぼリーマン甘太朗(2017年、テレビ東京/Netflix)- 監督[14]
- Re:Mind(2017年、テレビ東京/Netflix)- 監督[15]
- アフロ田中(2019年、WOWOW)- 監督・脚本(全10話すべて)[16]
ミュージック・ビデオ
[編集]- スチャダラパー『DISCO SYSTEM』(2006年) - 共同監督
- Goodings RINA『大都市を電車はゆく』(2007年)- 共同監督
- フラワーカンパニーズ『この胸の中だけ』(2008年)- 共同監督
- スチャダラパー『ライツカメラアクション』(2008年)- 共同監督
- スチャダラパー+木村カエラ『Hey! Hey! Alright』(2009年)- 共同監督
- 宇田川フリーコースターズ『富士山』(2009年)- 共同監督
- AKB48『真夏のSounds good !』(2012年)- 編集
- NO NAME『希望について』(2012年)- 監督
- N'夙川BOYS『24hour』(2012年)- 監督[17]
- 田中聖『BLACK OR WHITE』(2012年)- 監督
- A.B.C-Z『Walking on Clouds』(2013年)- 監督、『My life』(2013年)- 監督
ライブ
[編集]- 嵐『ARASHI Live Tour 2013 “LOVE”』 - オープニング&メンバーソロパート ライブ用映像監督
- ナオト・インティライミ『ARENA TOUR 2016 Sixth Sense』- 総合演出[18]
- 22/7『22/7 割り切れないライブ〜シャンプーの匂いがした〜』- 総合演出[19]
舞台
[編集]バラエティ番組
[編集]- KIRA KIRA JAPON season2(2009年、Nolife)- 総合演出
DVD
[編集]- 佐々木希『nozomi』(2009年)
- 佐々木希『DOLLY』(2009年)
- 城田優『YU CHANNEL』(2009年)
- 中村優一『Self-Discovery』(2009年)
- 柳下大『TOMORROW』(2009年)
- 橋本汰斗『TIGHT RIZM』(2010年)
- 高橋龍輝『SUPER ROOKIE』(2010年)
- 瀬戸康史『SETOUT』(2010年)
受賞歴
[編集]- 第35回日本アカデミー賞 優秀編集賞(『モテキ』)
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k ジ・アート・オブ シン・ゴジラ 2016, pp. 339–340, 「インタビュー / 石田雄介」
- ^ a b c 野村宏平、冬門稔弐「4月5日」『ゴジラ365日』洋泉社〈映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、99頁。ISBN 978-4-8003-1074-3。
- ^ “映像ディレクター石田雄介さん ストーリーを見せるためのフォント選び”. AXIS. 2019年10月1日閲覧。
- ^ “第35回日本アカデミー賞優秀賞決定!”. 日本アカデミー賞公式サイト. 2013年1月18日閲覧。
- ^ “Canon CINEMA EOS SYSTEM EOS C300で記録する音楽ドキュメンタリー映画「ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー」の撮影紀行”. white-screen.jp. 2013年1月25日閲覧。
- ^ “赤楚衛二『ゾン100』Netflix日本1位!”. シネマトゥデイ. 2023年8月17日閲覧。
- ^ “ゴジラ:USJに最新4Dアトラクション“破壊神”が大阪に上陸!”. mantanweb. 2017年1月12日閲覧。
- ^ “福岡にゴジラ襲来!キャナルシティで映像ショー”. 日本経済新聞. 2018年3月6日閲覧。
- ^ “ナオト・インティライミ、初のドキュメンタリー映画公開決定!”. cinematoday. 2012年12月7日閲覧。
- ^ “映画「シン・ゴジラ」、iPhone撮影の舞台裏●iPhoneカメラの創造力”. マイナビ出版. 2016年7月15日閲覧。
- ^ “布袋寅泰、自身の歩みは「ギターの幾何学模様のよう」 コロナ禍でストレートに思いを届ける”. ORICON NEWS. 2022年2月1日閲覧。
- ^ “赤楚衛二、Netflix映画主演決定 爽快コメディゾンビホラーを実写化<ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~>”. モデルプレス. 2022年6月8日閲覧。
- ^ “波瑠さん、収録で『マリオ』を初プレイ!フィクションとノンフィクションの両面を持つ「ノーコン・キッド」記者会見 ― 10/4の放送は『ゼビウス』”. INSIDE. 2013年10月3日閲覧。
- ^ “「さぼリーマン 飴谷甘太朗」がドラマ化!尾上松也がメガネスイーツ男子に”. コミックナタリー. 2017年5月17日閲覧。
- ^ “けやき坂46主演ドラマ『Re:Mind』、テレビ東京×Netflix「木ドラ25」枠で10月放送&配信開始”. リアルサウンド映画部. 2017年8月30日閲覧。
- ^ “賀来賢人主演「アフロ田中」連ドラ化決定 アフロヘア披露”. モデルプレス. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “大根 仁プロデュース&石田雄介ディレクション! N'夙川BOYS新曲「24hour」MVが公開”. CDJournal. 2012年9月6日閲覧。
- ^ “ナオト・インティライミ 2016年アリーナツアー最終日の名古屋公演ダイジェスト映像を公開”. spice. 2017年4月26日閲覧。
- ^ “22/7、新曲届けた22/7「割り切れないライブ」、バーチャルとリアルでファン魅了”. 音楽ナタリー. 2018年2月28日閲覧。
参考文献
[編集]- 『ジ・アート・オブ シン・ゴジラ』企画・責任編集 庵野秀明、企画・編集・発行:カラー 販売:グラウンドワークス、2016年12月30日。ISBN 978-4-905033-08-0。