澤瀉十種
表示
澤瀉十種(おもだかじっしゅ)は、昭和50年(1975年)に三代目市川猿之助(二代目市川猿翁)が撰した澤瀉屋・市川猿之助家のお家芸。
祖父の二代目市川猿之助(初代市川猿翁)が創作して初演した舞踊に、三代目が演出した舞踊を加えたものである。これに先立つ「猿翁十種」とは異なり、こちらは祖父・孫の二代にわたる猿之助の創作舞踊なので、屋号の澤瀉屋をこの名称に冠した。
- 連獅子(れんじし)
- 三人片輪(さんにん かたわ)
- 檜垣(ひがき)
- 猪八戒 (ちょはっかい)
- 浮世風呂(うきよぶろ)
- 釣狐(つりぎつね)
- すみだ川(すみだがわ)
- 武悪(ぶあく)
- 二人知盛(ににん とももり)
- 夕顔棚(ゆうがおだな)