渚駅 (岐阜県)
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渚駅 | |
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駅舎(2019年7月) | |
なぎさ Nagisa | |
◄飛騨小坂 (7.1 km) (7.3 km) 久々野► | |
所在地 | 岐阜県高山市久々野町渚 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■高山本線 |
キロ程 | 115.9 km(岐阜起点) |
電報略号 | ナサ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
3人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1934年(昭和9年)10月25日[1][2] |
備考 | 無人駅[1] |
渚駅(なぎさえき)は、岐阜県高山市久々野町渚にある、東海旅客鉄道(JR東海)高山本線の駅である[1]。
歴史
[編集]- 1934年(昭和9年)10月25日:国鉄高山本線・飛騨小坂 - 高山 - 坂上間の開通時に開業[1]。一般駅[2]。
- 1963年(昭和38年)4月1日:貨物の取扱いを廃止[2]。
- 1969年(昭和44年)1月1日:荷物の取扱いを廃止[1][3]。それと同時に無人駅となる[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる[2]。
- 1998年(平成10年)2月:簡易駅舎に改築[1]。
- 2023年(令和5年)3月18日:ダイヤ改正に伴い、一部普通列車当駅の通過が無くなる。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅である[1]。南側のホームは上り列車(下呂方面行き)が停車する1番線、北側のホームは下り列車(高山方面行き)が停車する2番線となっている。1番線は下り列車の発着も可能な構造になっており、実際に令和2年7月豪雨の影響により当駅折返し運転が行われた[5]。
1番線側に簡易駅舎が存在する。ホームの西端に、2つのホームを結ぶ跨線橋が設置されている。トイレは設置されていない[1]。高山駅管理の無人駅である[1]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 高山本線 | 上り | 下呂・岐阜方面[注釈 1] |
2 | 下り | 高山・富山方面[注釈 1] |
利用状況
[編集]年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2007年 | 7 |
2008年 | 5 |
2009年 | 4 |
2010年 | 4 |
2011年 | 5 |
2012年 | 4 |
2013年 | 8 |
2014年 | 5 |
2015年 | 6 |
2016年 | 3 |
2017年 | 4 |
2018年 | 1 |
2019年 | 3 |
駅周辺
[編集]名称の由来となった「渚」集落は当駅より岐阜方に500mほど進んだところにある。当駅前には約10軒の建物があるのみとなっている。また、駅前から飛騨川を渡った向かいにある集落は「片籠」といい、4月頃にはその名称の由来となったカタクリの花が咲く。
高山方に約400m進んだ国道41号上には濃飛乗合自動車(高山 - 下呂線)の渚駅口バス停留所がある。
- 女男の滝(岐阜県の名水五十選認定。子宝の水といわれる)
- 道の駅飛騨街道なぎさ - 高山方
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j 『週刊 JR全駅・全車両基地』 48号 岐阜駅・高山駅・奈良井駅 ほか68駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月21日、26頁。
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、166頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「日本国有鉄道公示第474号」『官報』1968年12月20日。
- ^ 「通報 ●高山本線長森ほか2駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1968年12月20日、12面。
- ^ “高山本線 一部区間の運転再開について” (pdf). 東海旅客鉄道 (2020年7月17日). 2020年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月19日閲覧。
- ^ “5.運輸・通信” (PDF). 令和2年度 高山市のあらまし. 高山市 (2021年2月12日). 2021年3月26日閲覧。