朝日小学生新聞
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朝日小学生新聞 | |
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種類 | 日刊紙 |
サイズ | ブランケット判 |
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事業者 | 株式会社朝日学生新聞社 |
本社 |
【東京本社】 〒104-8433 東京都中央区築地5-3-2 朝日新聞東京本社新館9階 【大阪支社】 〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島2-3-18 中之島フェスティバルタワー |
代表者 | 代表取締役社長 脇阪嘉明 |
創刊 | 1967年4月10日 |
言語 | 日本語 |
価格 |
1部 80円 月極 2,100円 |
発行数 | 7万1889部(2022年4月現在)[1] |
ウェブサイト | https://www.asagaku.com/shimen.html |
朝日小学生新聞(あさひしょうがくせいしんぶん)は、朝日新聞社の子会社である朝日学生新聞社が、1967年4月10日から発行している小学生向けの日刊新聞。略称は朝小(あさしょう)。
発行部数は2022年時点で71,889部である[1]。購読料は月極め2,100円、1部売りは80円となっている。また、ジュニア朝日海外電子版では海外向けの電子版サービスが展開されている。
概要
[編集]小学校中・高学年を主な対象としており、ルビ(振り仮名)や大き目の活字を使用している。一般的なニュースだけでなく、時事問題をQ&A形式でわかりやすく解説した記事が豊富である。また、小学生など子供向けの新聞では唯一ブランケット判で発行されている。
学習面では、学校での勉強を支援する記事を多数掲載しているほか、中学受験への対応にも力を入れており、記事がそのまま入試問題に使われることもある。
2006年7月から幼稚園児、小学校低学年向けに「あさひらんたろう新聞」を毎月1回(原則として5日)発行している。「あさひらんたろう新聞」は本紙への挟み込みおよび、東京、神奈川、千葉、埼玉の幼稚園約1,100園に無料で配布している。「らんたろう」とは尼子騒兵衛の漫画『落第忍者乱太郎』の主人公の名前である。
また、2009年から朝日学生新聞社児童文学賞が設立され、受賞作は紙面で連載されることになっていたが、2020年の第11回をもって休止している[2]。
配達は朝日新聞販売店(朝日新聞サービスアンカー=ASA)で行われているが、沖縄県は朝日新聞と関係の深い沖縄タイムスの販売店を通じて行われる。
連載
[編集]漫画
[編集]- 落第忍者乱太郎 - 作:尼子騒兵衛・NHK Eテレにてテレビアニメ化および松竹・ワーナー・ブラザースにてアニメ映画化およびワーナー・ブラザース・東映にて実写映画化
- 少年同盟 - 作:石森章太郎
- 日記ちゃん - 作:はらたいら(1978年7月 - 2001年9月)
- ポポロクロイス物語(連載終了・SCEJAからゲーム化およびテレビ東京系列にてテレビアニメ化)
- マシュマロ通信(連載終了・テレビ大阪が製作し、テレビ東京系列にてテレビアニメ化)
- オリオン街(ストリート) - 作:山本ルンルン(2002年1月、9月、2003年1月 - 2003年2月、2003年7月 - 2003年9月[3])
- 宇宙の白鳥 - 作:山本ルンルン
- ワンワンセレプー それゆけ!徹之進(連載終了・テレビ愛知が製作し、テレビ東京系列にてテレビアニメ化)
- モンスターキッズみずきちゃんの遊勉クラブ
- ペンシルマン
- すたこらサークル
- 里山どんぐり - 作:つやまあきひこ(2001年12月28日、2002年数回、2003年4月 - 2004年3月まで月1回、2004年4月から年4回[3])
- ジャンケンポン - 作:泉昭二・ギネスワールドレコーズ社より「最も連載期間が長い4コマ漫画」として世界記録の認定を受けている。
- にゃにゃんとコタロー!シリーズ - 作:帯ひろ志(パート1 2002年7月 - 8月、パート2 2003年10月 - 2004年3月まで週1回[3])
- おむすびころりん - 作:琴剣淳弥(1999年 - 完結済)※日本漫画学院「コミックターミナル」で電子書籍漫画が公開されていたが[4][5][6]、現在は公開が停止されている。
- ユアナと銀の月 - 作 姫川明輝(2003年 - 2005年)[7]
- きっぷでGO! - 原作:豊田巧、作画:田伊りょうき
- そらペン - 作:陽橋エンド・小説版を小学館ジュニア文庫より刊行(2021年-[8])
- 宇宙船トリオビット - 作:すら・そうじ
文学
[編集]コラム
[編集]コンクール
[編集]- 様々な小学生向けのコンクールを主催・共催している
- いつもありがとう作文コンクール(主催:朝日小学生新聞、共催:シナネングループ、後援:朝日新聞社、文部科学省)
- 「海とさかな」自由研究・作品コンクール(主催:朝日新聞社、朝日小学生新聞)
- 「WE LOVE トンボ」絵画コンクール(主催:朝日新聞社、朝日小学生新聞、朝日中学生ウイークリー)
- 手を洗おう「みんなでキレイキレイ」作品コンクール(主催:朝日小学生新聞)
- 朝日「ぼくとわたしの健康」作文コンクール(共催:日本小児科学会、朝日小学生新聞、ファイザー)
- もっと!チャレンジ全国コンクール(主催:Benesse教育研究開発センター、共催:朝日小学生新聞、進研ゼミ小学講座、こどもチャレンジ、ベネッセグリムスクール、ベネッセ次世代育成研究所)
- 「水とみどりのまち」子ども絵画コンクール
- ecoんくーる(主催:朝日小学生新聞、サピックス小学部)
- 夏休みこどもミニ作文コンクール(主催:第一生命、朝日小学生新聞)
著名な読者
[編集]- 皇后雅子も小学生時代に朝日小学生新聞の読者だった。懸賞で自転車が当たったことがあり、自転車と一緒の写真を編集部に送ってきたことがある[9]。
- 「嵐」の櫻井翔も元読者[9]。
- 女優の高田万由子も元読者[9]。
- 松竹芸能所属のお笑いコンビ「まえだまえだ」も時事ネタ披露のため、本紙を読んでいる[10][出典無効][9]。
- タレントの清水ミチコ、お笑いコンビ「ロッチ」のコカドケンタロウが愛読している[11][出典無効][9]。
その他
[編集]この節に雑多な内容が羅列されています。 |
- 2007年度より夏休みに「朝小サマーフェスティバル」を都内で実施しており、2008年は東京ドームシティ プリズムホールで7月20日に実施。1万人の親子が集まった。
- 全国こども電話相談室(TBSラジオ) - 本紙と連動した「キッズステーション」というコーナーがある。
脚注
[編集]- ^ a b “新聞情報2017年10月18日号「2017年9月ABC部数」”. 2023年2月18日閲覧。
- ^ “朝日学生新聞社児童文学賞”. あさがく・ジェーピー. 朝日新聞社. 2024年2月24日閲覧。
- ^ a b c “朝日小学生新聞 朝日中学生ウィークリー漫画家募集”. 朝日学生新聞社 (2004年10月). 2023年2月18日閲覧。
- ^ “琴剣の部屋”. 琴剣淳弥. 2011年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月5日閲覧。
- ^ “おむすびころりん(1巻)”. 日本漫画学院. 2008年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月5日閲覧。
- ^ “コミックターミナル配信 一般向け タイトル一覧”. 日本漫画学院. 2012年8月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月5日閲覧。
- ^ “「ユアナと銀の月」完全版”. 漫画家 姫川明輝のお仕事ブログ (2018年5月5日). 2023年2月18日閲覧。
- ^ “朝日小学生新聞連載まんが『そらペン』”. 朝日学生新聞社 (2021年10月1日). 2023年4月5日閲覧。
- ^ a b c d e “朝日小学生新聞”. 小学生新聞読み比べ!. 2024年2月24日閲覧。
- ^ 2008年10月8日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』から
- ^ 2013年12月23日放送の『はなまるマーケット』で清水ミチコが発言
関連項目
[編集]- 朝日中高生新聞 - 朝日小学生新聞の姉妹紙
- 朝日学生新聞社児童文学賞 - 朝日学生新聞社が主催する児童文学賞
- 毎日こどもしんぶん・毎日小学生新聞・毎日中学生新聞(毎日新聞社刊)
- 読売KODOMO新聞・読売中高生新聞(読売新聞東京本社刊)
- 中日こどもウイークリー(中日新聞社刊)
外部リンク
[編集]- 朝日小学生新聞
- 朝日小学生新聞 (@asasho) - X(旧Twitter)