コンテンツにスキップ

日ノ出町 (横浜市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 神奈川県 > 横浜市 > 中区 > 日ノ出町
日ノ出町
町丁
日ノ出町駅名標と駅舎(奥、2020年5月)
地図北緯35度26分41秒 東経139度37分36秒 / 北緯35.444711度 東経139.626606度 / 35.444711; 139.626606
日本の旗 日本
都道府県 神奈川県の旗 神奈川
市町村 横浜市
行政区 中区
人口情報2024年(令和6年)3月31日現在[1]
 人口 2,050 人
 世帯数 1,326 世帯
面積[2]
  0.071 km²
人口密度 28873.24 人/km²
設置日 1889年明治22年)4月1日
郵便番号 231-0066[3]
市外局番 045(横浜MA[4]
ナンバープレート 横浜
ウィキポータル 日本の町・字
神奈川県の旗 ウィキポータル 神奈川県
ウィキプロジェクト 日本の町・字
テンプレートを表示

日ノ出町(ひのでちょう)は、神奈川県横浜市中区町名。現行行政地名は日ノ出町1丁目および日ノ出町2丁目(字丁目)。住居表示は未実施[5]

地理

[編集]

中区北部に、北東から南西にやや長い町域を持ち、北東側が1丁目となっている。南東側に大岡川が流れ、平戸桜木道路京急本線が町内を縦断する。1丁目に日ノ出町駅があり、駅付近の日ノ出町交差点で平戸桜木道路と横浜駅根岸道路が交差する。日ノ出町駅には京急ストアが併設されている。1丁目は野毛町福富町に近い歓楽街となっており、風俗店などが見られる。

歴史

[編集]

1751年から1763年にかけての宝暦年間に埋め立てられ、久良岐郡太田村の一部となった。1859年安政6年)の横浜港開港の際には、警備を命じられた福井藩越前松平家松平茂昭が陣屋を置いた。その後陸軍用地となり、1871年明治4年)に瑞祥地名を付した日ノ出町が新設された[6]1889年(明治22年)4月1日に横浜市に編入。1927年昭和2年)10月に区制施行され[7]中区日ノ出町となる。翌1928年には町界町名地番整理事業が施行された。

世帯数と人口

[編集]

2024年(令和6年)3月31日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯 人口
日ノ出町1丁目 810世帯 1,269人
日ノ出町2丁目 516世帯 751人
1,326世帯 2,050人

人口の変遷

[編集]

国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[8]
992
2000年(平成12年)[9]
1,182
2005年(平成17年)[10]
1,250
2010年(平成22年)[11]
1,387
2015年(平成27年)[12]
1,871
2020年(令和2年)[13]
2,122

世帯数の変遷

[編集]

国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[8]
535
2000年(平成12年)[9]
610
2005年(平成17年)[10]
667
2010年(平成22年)[11]
788
2015年(平成27年)[12]
1,079
2020年(令和2年)[13]
1,255

学区

[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年4月時点)[14]

丁目 番地 小学校 中学校
日ノ出町1丁目 全域 横浜市立南吉田小学校 横浜市立横浜吉田中学校
日ノ出町2丁目 全域

事業所

[編集]

2021年現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[15]

丁目 事業所数 従業員数
日ノ出町1丁目 103事業所 844人
日ノ出町2丁目 32事業所 233人
135事業所 1,077人

事業者数の変遷

[編集]

経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[16]
107
2021年(令和3年)[15]
135

従業員数の変遷

[編集]

経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[16]
970
2021年(令和3年)[15]
1,077

その他

[編集]

日本郵便

[編集]

警察

[編集]

町内の警察の管轄区域は以下の通りである[18]

丁目 番・番地等 警察署 交番・駐在所
日ノ出町1丁目 全域 伊勢佐木警察署 黄金町交番
日ノ出町2丁目 全域

著名出身者

[編集]
  • 長谷川伸 ‐ 作家。町内の黄金橋は伸の大伯父の秀造(土木業者)が明治時代に独力で架けたのが最初[19]

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b 令和6(2024)年 町丁別人口(住民基本台帳による)町丁別人口_令和6年3月” (XLSX). 横浜市 (2024年4月5日). 2024年4月26日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ 横浜市町区域要覧”. 横浜市 (2018年7月9日). 2021年8月11日閲覧。
  3. ^ a b 日ノ出町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 住居表示実施町名一覧 (令和2年10月19日現在)”. 横浜市 (2020年10月29日). 2021年8月28日閲覧。
  6. ^ 『横浜の町名』1996年12月、横浜市市民局総務部住居表示課発行
  7. ^ 中区歴史年表 中区総務部区政推進課
  8. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  12. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  13. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年4月27日閲覧。
  14. ^ 横浜市立小学校、横浜市立中学校及び横浜市立義務教育学校の通学区域並びに就学すべき学校の指定に関する規則”. 横浜市 (2023年4月1日). 2024年5月7日閲覧。
  15. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  16. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  17. ^ 郵便番号簿PDF(2023年度版) 表紙等付属資料” (PDF). 日本郵便. 2024年5月3日閲覧。 “郵便番号データダウンロード 郵便番号簿PDF(2023年度版)
  18. ^ 交番案内/伊勢佐木警察署/神奈川県警察”. 神奈川県警察. 2024年5月6日閲覧。
  19. ^ 『自伝随筆 新コ半代記』長谷川伸、宝文館、1956、p9

参考資料

[編集]
  • 『県別マップル 神奈川県広域・詳細道路地図』2006年4刷 昭文社 ISBN 9784398626998
  • ちず丸(昭文社)2011年1月1日閲覧

外部リンク

[編集]