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必殺マグナム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
必殺マグナム
Murphy's Law
監督 J・リー・トンプソン
脚本 ゲイル・モーガン・ヒックマン
製作 パンチョ・コーナー
製作総指揮 メナハム・ゴーラン
ヨーラン・グローバス
出演者 チャールズ・ブロンソン
キャスリーン・ウィルホイト
キャリー・スノッドグレス
音楽 マーク・ドナヒュー
ヴァレンタイン・マッカラム
撮影 アレックス・フィリップス
編集 ピーター・リー・トンプソン
チャールズ・シモンズ
製作会社 キャノン・フィルムズ
配給 アメリカ合衆国の旗 キャノン・フィルムズ
日本の旗 日本ヘラルド映画
公開 アメリカ合衆国の旗 1986年4月18日[1]
日本の旗 1987年8月29日[2]
上映時間 100分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $9,947,631[3]
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必殺マグナム』(ひっさつマグナム、原題:Murphy's Law)は、1986年に公開されたアメリカ合衆国スリラー映画。 作品の原タイトルは主人公の名前と『マーフィーの法則(: Murphy's law)』から取られている。

ストーリー

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刑事のジャック・マーフィーは、買い物帰りに自分の車を盗もうとした車泥棒の女を捕まえるが、隙を突かれて逃げられる。翌日、殺人事件現場に呼び出されたマーフィーは、アンソニー・ヴィンチェンゾが犯人である証拠を見つける。アンソニーの行方を知るため、兄のフランク・ヴィンチェンゾに聞くが知らないという。

家に帰ったマーフィーは、裁判所から届いた妻との離婚成立判決書に目を通していたとき、謎の人物から脅迫めいた電話がかかってきた。翌日、アンソニーが空港に現れたという情報が入り、マーフィーたちは空港に向かう。アンソニーは、マーフィーたちを見つけると、客室乗務員を人質にとり逃走した。アンソニーは人質を射殺し、逃げようとしたが駆けつけたマーフィーに射殺された。警察署でマーフィーの元妻がストリップ劇場で働いていると聞き、ストリップ劇場に向かったマーフィーは、元妻と話をすると、元妻が劇場の支配人と関係を持っているという。閉館時間になり、マーフィーは2人を追跡し、家での行為を見て帰宅した。

次の日、酒を買いにきたマーフィーは、偶然自分の車を盗もうとしたアラベラ・マギーを見つけ逮捕した。その日の夜、再び劇場に来たマーフィーは、元妻と話した後、帰ろうとして車に乗った直後、何者かに殴られ気絶する。その人物は、元妻と支配人をマーフィーの銃で射殺した。マーフィーは2人を殺した犯人とされ、逮捕される。留置場に入れられ、アラベラとつながれたマーフィーは隙を突き脱走する。マーフィーはアラベラを連れて、知人のベン・ウィルコーヴ宅を訪れる。ベンから銃を貰い出発するが、その直後マーフィーに罪を着せた女が、ベンを射殺する。

ベンが殺されたことを知り、ヴィンチェンゾ一味が怪しいと考え、2人はフランク・ヴィンチェンゾのもとに向かう。マーフィーがフランクを問いただすが、フランクは何も知らなかった。マーフィーは、知人のアートに、自分に恨みを抱いている人物を探してほしいと頼む。その結果、措置入院させた、ジョーン・フリーマンという女が犯人であると確信する。フリーマンは、入院させた関係者を次々に殺害していった。

自分以外に残っている検事の家を訪れたマーフィーたちだが、すでに検事は殺害されており、アラベラは誘拐される。マーフィーは呼び出された場所に行き、同僚のエドに応援を頼む。しかし、エドはヴィンチェンゾに買収されており、マーフィーを連れていこうとしたとき、フリーマンにクロスボウで首を撃たれ死亡する。そこに、ヴィンチェンゾ一味が乗り込んできたが、マーフィーは一味を倒し、アラベラを助け出す。直後、アラベラは後ろからフリーマンにクロスボウで撃たれる。マーフィーはフリーマンと対決し、フリーマンは転落死する。その後、救急車に乗せられたマーフィーは、一命を取り留めたアラベラと一緒に病院へと送られていった。

キャスト

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役名 俳優 日本語吹替
フジテレビ
ジャック・マーフィー チャールズ・ブロンソン 大塚周夫
アラベラ・マギー キャスリーン・ウィルホイト 冨永みーな
ジョーン・フリーマン キャリー・スノッドグレス 谷育子
アート・ペニー ロバート・F・ライオンズ 小島敏彦
フランク・ヴィンチェンゾ リチャード・ロマナス 筈見純
ベン・ウィルコーヴ ビル・ヘンダーソン 中庸助
エド・ライニキー ジェームズ・ルイジ 千田光男
ケラーマン判事 ジェローム・ソー 村松康雄
ナックマン警部補 クリフォード・A・ピロー 中庸助
ジャン エンジェル・トンプキンズ 横尾まり
キャメロン ローレンス・ティアニー 渡部猛
デイヴ・マンザレック ミーシャ・ハウザーマン 江原正士
リース キャル・ヘインズ 吉水慶
サンタナ ハンス・ハウス 秋元羊介
トニー・ヴィンチェンゾ クリス・デローズ
ケリー フランク・アネス 福田信昭
ヴィンチェンゾの母親 竹口安芸子
ホテルの受付係 ロバート・アクセルロッド 星野充昭
その他 沢木郁也
さとうあい
井上喜久子
日本語版スタッフ
演出 福永莞爾
翻訳 宇津木道子
調整 金谷和美
担当 宮澤徹
制作 ザック・プロモーション
解説 高島忠夫
初回放送 1990年2月10日
ゴールデン洋画劇場

スタッフ

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脚注

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  1. ^ Release dates for Murphy's Law”. IMDb. 2012年3月15日閲覧。
  2. ^ 必殺マグナム”. キネマ旬報社. 2012年3月15日閲覧。
  3. ^ Murphy's Law”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年11月5日閲覧。

外部リンク

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