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広田駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
広田駅
駅舎(2022年9月)
ひろた
Hirota
東長原 (2.8 km)
(4.6 km) 会津若松
地図
福島県会津若松市河東町広田字中島戊[1]
北緯37度32分57.04秒 東経139度55分59.54秒 / 北緯37.5491778度 東経139.9332056度 / 37.5491778; 139.9332056座標: 北緯37度32分57.04秒 東経139度55分59.54秒 / 北緯37.5491778度 東経139.9332056度 / 37.5491778; 139.9332056
所属事業者
所属路線 磐越西線
キロ程 60.0 km(郡山起点)
電報略号 ロタ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[2]
乗車人員
-統計年度-
211人/日(降車客含まず)
-2004年-
開業年月日 1899年明治32年)7月15日[1][3]
備考 無人駅[1][2]乗車駅証明書発行機あり)
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広田駅(ひろたえき)は、福島県会津若松市河東町広田字中島戊(なかじまぼ)[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)磐越西線である。

歴史

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。かつては単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線[2]のホームを有していたが、旧・3番線は信号機の使用を停止している。互いのホームは構内踏切で連絡している[2]

あいづ統括センター(会津若松駅)管理の無人駅である[2]。有人駅時代に建てられた木造の駅舎があったが、2007年(平成19年)[2]12月に火災が発生し、半焼した。火災前の駅舎は、事務室の部分が「まちの駅 河東」として利用され、待合所の改札口脇に近距離乗車券の自動券売機が設置されていた。待合室内部は無事だったが、火元となった倉庫やホーム側の雁木、信号設備のあった部分は焼失した。

焼失した旧駅舎に代わる新駅舎は2008年(平成20年)6月に完成し、使用が開始された。新駅舎は、鉄骨平屋建て床面積85平方メートルとなっており、会津らしさを意識した和風の外観で[2][7]、無人駅のため周辺から見通せるよう窓を多くし、死角を極力減らした[7]。建設費は約3,000万円。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 磐越西線 上り 郡山方面[9]
2 下り 会津若松方面[9]

かつては猪苗代第四発電所建設時に、東京電燈(現・東京電力)の専用軌道である広田専用軌道が当駅に接続していた[10]

貨物取扱

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現在、JR貨物の駅は車扱貨物の臨時取扱駅となっており、貨物列車の発着はない。貨物設備もなく、専用線も当駅には接続していない。

かつては、住友大阪セメント広田サービスステーションへ至る専用線が存在した。また、1980年代までは、三菱製鋼広田製作所への専用線も存在した。

利用状況

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「福島県統計年鑑」によると、2000年度(平成12年度)- 2004年度(平成16年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 238 [11]
2001年(平成13年) 241 [12]
2002年(平成14年) 227 [13]
2003年(平成15年) 224 [14]
2004年(平成16年) 211 [15]

駅周辺

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旧河沼郡河東町の中心に位置するため、駅前は住宅地となっている。駅前には小さいながらも駅前広場を有する。

バス路線

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  • 会津乗合自動車
    • 河東・湊線[17]:高坂/西若松駅東口 -「広田駅」停留所および「広田駅前」停留所に発着する。
    • 米代・河東線:島/米代二丁目 -「広田駅前」停留所に発着する。

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
磐越西線
快速「あいづ
通過
快速(一部列車のみ停車)・普通
東長原駅 - 広田駅 - 会津若松駅

脚注

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  1. ^ a b c d e 駅の情報(広田駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月15日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 『週刊JR全駅・全車両基地』第50号、朝日新聞出版、2013年8月4日、24頁、2014年10月22日閲覧 
  3. ^ a b c 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、14頁
  4. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、516頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  5. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、17頁
  6. ^ 火災のJR広田駅に仮駅舎(福島放送 2008年1月16日)[リンク切れ]
  7. ^ a b c 磐越西線「広田駅」新駅舎落成 記念セレモニー開催について』(PDF)(プレスリリース)会津若松市、東日本旅客鉄道仙台支社、2008年6月13日。オリジナルの2014年10月22日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20141022175124/http://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/_files/00035941/200613_hirota.pdf2014年10月23日閲覧 
  8. ^ Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240711051550/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240711_ho02.pdf2024年7月31日閲覧 
  9. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(広田駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年11月15日閲覧。
  10. ^ 『土木建築工事画報』第2巻5号(大正15年発行) (PDF) - 土木図書館・デジタルアーカイブス。
  11. ^ 97 鉄道輸送状況” (xls). 第116回 福島県統計年鑑. 福島県 (2002年11月). 2024年10月28日閲覧。
  12. ^ 97 鉄道輸送状況” (xls). 第117回 福島県統計年鑑. 福島県 (2003年3月). 2024年10月28日閲覧。
  13. ^ 97 鉄道輸送状況” (xls). 第118回 福島県統計年鑑. 福島県 (2004年3月). 2024年10月28日閲覧。
  14. ^ 95 鉄道輸送状況” (xls). 第119回 福島県統計年鑑. 福島県 (2005年3月). 2024年10月28日閲覧。
  15. ^ 95 鉄道輸送状況” (xls). 第120回 福島県統計年鑑. 福島県 (2006年3月). 2024年10月28日閲覧。
  16. ^ みなづる号リーフレット裏面(平成26.4.1版)”. 会津若松市 (2014年4月1日). 2014年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月23日閲覧。
  17. ^ 若松⇒河東⇒湊⇒高坂”. 会津乗合自動車. 2021年9月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月30日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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