小杉泰
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人物情報 | |
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生誕 |
1953年12月10日(71歳) 日本・北海道夕張市 |
出身校 | アズハル大学 |
学問 | |
研究分野 | イスラム学 |
研究機関 | 国際大学・京都大学・立命館大学 |
学位 | 法学博士(京都大学) |
主な受賞歴 |
紫綬褒章 サントリー学芸賞 |
小杉 泰(こすぎ やすし、1953年12月10日[1] - )は、日本のイスラム研究者。立命館大学立命館アジア日本研究機構教授。元京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授。紫綬褒章受章。
経歴
[編集]1953年、北海道夕張市生まれ。1983年、エジプト・アズハル大学卒業。
1984年より国際大学大学院国際関係学研究科助手、1985年より国際大学中東研究所主任研究員・主幹助教授、1989年より国際大学大学院国際関係学研究科助教授、1997年より国際大学大学院国際関係学研究科教授。1998年に京都大学東南アジア研究センター教授に転じ、1998年より京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授を務めた。1999年に学位論文を提出して、京都大学法学博士号を取得。2008年~2010年、朝日新聞日曜紙面にて書評委員を担当。2019年、京都大学を定年退職し、立命館大学立命館アジア日本研究機構教授となった。
受賞・栄典
[編集]社会的活動
[編集]- 日本学術会議第一部会会員(第20期)
著書
[編集]単著
[編集]- 『エジプト・文明への旅――伝統と現代』(日本放送出版協会[NHKブックス]1989年)
- 『現代中東とイスラーム政治』(昭和堂 1994年)
- 『イスラームとは何か――その宗教・社会・文化』(講談社現代新書 1994年)
- 『イスラーム世界』(筑摩書房 1998年)
- 『ムハンマド――イスラームの源流をたずねて』(山川出版社 2002年)
- 『イスラーム世界を読む』(日本放送出版協会[NHK人間講座 2002年)
- 『現代イスラーム世界論』(名古屋大学出版会 2006年)
- 『興亡の世界史(6)イスラーム帝国のジハード』(講談社 2006年/講談社学術文庫 2016年)
- 『クルアーン 語りかけるイスラーム』(岩波書店 2009年)
- 『イスラーム文明と国家の形成』(京都大学学術出版会 2011年)
- 『9・11以後のイスラーム政治』(岩波現代全書 2014年)
編著
[編集]- 『イスラームに何がおきているか――現代世界とイスラーム復興』(平凡社, 1996年/増補版, 2001年)
- 宗教の世界史 イスラームの歴史. 2. イスラームの拡大と変容 山川出版社 2010.10.
共編著
[編集]- (大塚和夫・小松久男・東長靖・羽田正・山内昌之)『岩波イスラーム辞典』(岩波書店, 2002年)
- (松原正毅・臼杵陽)『岐路に立つ世界を語る――9・11以後の危機と希望』(平凡社, 2002年)
- (青木保・姜尚中・坂元ひろ子・莫邦富・山室信一・吉見俊哉・四方田犬彦)『アジア新世紀(全8巻)』(岩波書店, 2002年-2003年)
- (寺島実郎・藤原帰一)『「イラク戦争」検証と展望』(岩波書店, 2003年)
- (小松久男)『現代イスラーム思想と政治運動』(東京大学出版会 [イスラーム地域研究叢書2], 2003年)
- (江川ひかり)『イスラーム――社会生活・思想・歴史』(新曜社, 2006年)
- (林佳世子・東長靖)『イスラーム世界研究マニュアル』(名古屋大学出版会, 2008年)
- (長岡慎介)『イスラーム銀行 金融と国際経済』 (山川出版社 [イスラームを知る12], 2010年)
- (林佳世子)『イスラーム 書物の歴史』(名古屋大学出版会, 2014年)
訳書
[編集]- ウンニ・ヴィカン『カイロの庶民生活』(第三書館, 1986年)
- 『ムハンマドのことば ハディース』(岩波文庫, 2019年11月)
- ガーズィー・ビン・ムハンマド『現代人のためのイスラーム入門』(池端蕗子 共訳、中央公論新社, 2021年7月)- 著者はヨルダンの王族
脚注
[編集]- ^ 小杉 泰(京都大学教育研究活動データベース)(2012年2月7日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ “役所広司さんに紫綬=漫画家の萩尾さんも―春の褒章”. 東京書籍 (2012年5月1日). 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月29日閲覧。