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富田龍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
富田 龍
読売ジャイアンツ #028
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 香川県高松市
生年月日 (1999-11-11) 1999年11月11日(25歳)
身長
体重
179 cm
78 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2021年 育成選手ドラフト8位
年俸 420万円(2025年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

富田 龍(とみだ りゅう、1999年11月11日 - )は、香川県高松市出身のプロ野球選手投手育成選手)。左投左打。読売ジャイアンツ所属。

経歴

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プロ入り前

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高松市立牟礼南小学校時代は軟式野球の牟礼南クラブに所属[2]高松市立牟礼中学校では軟式野球部に所属するとともに、元プロ野球選手の高橋浩司が開く「高橋野球塾」で硬式野球の指導を受けていた[2][3]

香川県立志度高等学校では2年秋に背番号11で公式戦デビュー[4]。3年春からエースとなり、3年夏の香川県大会は初戦(2回戦)の高松商戦に先発したが、1/3回で3安打を打たれて降板し、チームは0-10で6回コールド負けを喫した[5]。甲子園出場経験はなし[4]

四国学院大学では、13試合に登板して通算1勝ながら、43回2/3を投げ42奪三振と高い奪三振率を誇った[4]。大学時代の1学年上に水上由伸がいた。

2021年10月11日に行われたプロ野球ドラフト会議において、読売ジャイアンツから育成選手ドラフト8巡目で指名を受け、11月18日に支度金290万円、年俸400万円(金額は推定)で仮契約を結んだ[4]。背番号は028[6]

巨人時代

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2022年は三軍では24試合の登板で防御率2.53を記録したものの、二軍では5試合の登板で7失点を喫するなど振るわなかった[7][8]

2023年は二軍では25試合に登板。28.2イニングを投げて防御率4.71にとどまった[7][8]

2024年は三軍では30試合に登板して防御率0.56、30.1イニングを投げて45奪三振(奪三振率は13.35)を記録し、二軍では4試合の登板にとどまったものの防御率2.25、奪三振率は15.75と成長を見せた[7][8]

選手としての特徴

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足を高く上げる特徴的なフォームから投じる、最速147km/hのキレのある直球が売りの本格派左腕[4][9]。目標とする選手に山口鉄也アロルディス・チャップマンの名を挙げている[4]

詳細情報

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背番号

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  • 028(2022年[6] - )

脚注

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  1. ^ 巨人 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2024年11月22日閲覧
  2. ^ a b 巨人育成8位・富田 龍(四国学院大)うどん県から巨人の左腕大黒柱へ!」『高校野球ドットコム』2021年11月18日。2022年3月19日閲覧
  3. ^ 高橋野球塾 [@takahashi.ykj] (2021年10月11日). "本日のドラフト会議で、読売巨人軍から指名された 富田 龍くん". Instagramより2022年3月19日閲覧
  4. ^ a b c d e f 【巨人】育成8位・富田龍“鉄腕2世”だ!「自信しかない」直球で山口鉄也コーチ目指す」『スポーツ報知』2021年11月19日。2022年3月19日閲覧
  5. ^ 第99回全国高校野球選手権香川大会 高松商―志度(2回戦)」『バーチャル高校野球 | スポーツブル』。2022年3月19日閲覧
  6. ^ a b 新入団選手発表に17選手、翁田投手の登録名は「大勢」に」『読売ジャイアンツ(巨人軍)公式サイト』2021年12月8日。2025年1月24日閲覧
  7. ^ a b c 異次元の13.35…巨人逸材は「支配下まだか」 高まる期待、刻み続けた衝撃「0.59」」『Full-Count』2024年11月13日。2025年1月23日閲覧
  8. ^ a b c 富田 龍 | 選手情報」『読売巨人軍公式サイト』。2025年1月23日閲覧
  9. ^ 富田龍(読売ジャイアンツ)」週刊ベースボールONLINE。2022年3月19日閲覧

関連項目

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外部リンク

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