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大聖寺地震

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

座標: 北緯36度18分 東経136度17分 / 北緯36.3度 東経136.28度 / 36.3; 136.28

大聖寺地震
大聖寺地震の位置(石川県内)
大聖寺地震
大聖寺地震の位置(日本内)
大聖寺地震
震央の位置
本震
発生日 1930年(昭和5年)10月17日
発生時刻 6時35分
震央 日本 石川県西方沖
座標 北緯36度25.5分 東経136度15.4分 / 北緯36.4250度 東経136.2567度 / 36.4250; 136.2567
震源の深さ 10 km
規模    M6.3
最大震度    震度5:富山県 伏木
前震
回数 1回
最大前震 6時32分 M5.3 最大震度4
被害
死傷者数 死者2人
被害地域 北陸地方
プロジェクト:地球科学
プロジェクト:災害
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大聖寺地震(だいしょうじじしん)は、1930年(昭和5年)10月17日6時35分に、石川県西方沖で発生した地震[1]。地震の規模はM6.3で、深さは10km[1]富山県射水郡伏木町(現在の高岡市)で震度5を観測した[1]。6時32分にはM5.3の地震も起きている[2]

各地の震度

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各地の震度は以下の通り[1]

震度 都道府県 観測点
5 富山県 伏木
4 福井県 福井
京都府 宮津
3 石川県 金沢輪島
岐阜県 岐阜高山
愛知県 名古屋
三重県
滋賀県 彦根
兵庫県 豊岡
奈良県 奈良
2 長野県 飯田
静岡県 浜松
京都府 京都
岡山県 岡山
1 新潟県 高田
長野県 長野
大阪府 大阪
兵庫県 神戸洲本
鳥取県 境港
香川県 多度津

被害

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大聖寺・吉崎・小松付近で煙突の破損、落壁、石灯籠・墓石の転倒あり。付近で砂丘による崖崩れ・亀裂あり。とくに佐美山の崖崩れは大きく長さ150mにわたった。小松町などで噴水。吉崎や橋立の漁夫は海震を感じた。石川県で死者1人[3]。富山県高岡市で死者1人[4]

脚注

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  1. ^ a b c d 震度データベース検索”. 気象庁. 2024年1月29日閲覧。
  2. ^ 震度データベース検索”. 気象庁. 2024年1月29日閲覧。
  3. ^ 石川県の活断層 森本・富樫断層帯調査の結果”. 石川県 (1999年3月). 2024年1月29日閲覧。
  4. ^ 富山県を襲った地震-過去の液状化被害-”. 国土交通省 北陸地方整備局. 2024年1月29日閲覧。