大湫宿
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大湫宿[1](大久手宿[1]、おおくてじゅく)は、中山道の47番目の宿場。美濃国土岐郡大湫村(現・岐阜県瑞浪市)に存在した。
「湫」は沼地や湿地帯の意味で、地名は峠に挟まれた水のたまりやすい場所に由来する[1]。
慶長9年(1604年)に新設された宿場で、尾張藩領であった。皇女和宮親子内親王の宿泊地となった。
概略
[編集]最寄り駅
[編集]- JR中央本線 釜戸駅から瑞浪市コミュニティバス:釜戸=大湫線「大湫」バス停下車。
史跡・みどころ
[編集]- 皇女和宮歌碑
- 本陣跡(2005年(平成17年)に廃校となった大湫小学校の跡)
- おもだか屋
- 脇本陣保々家
- 神明神社の大杉
- 樹齢1300年
- 圓通閣
- 美濃瑞浪三十三霊場第四番、大湫観音堂の絵天井は瑞浪市指定有形文化財
- 高札場跡
- 森川訓行家住宅
- 細久手宿までの史跡・みどころ
- 二つ岩
- 琵琶峠
- 石畳が復元されている。
- 八瀬沢一里塚
- 弁天池
- 奥之田一里塚
参考文献
[編集]- 児玉幸多 『中山道を歩く』中公文庫、1988年 ISBN 4122015561
隣の宿
[編集]脚注
[編集]外部リンク
[編集]関連項目
[編集]座標: 北緯35度26分01.9秒 東経137度17分42.3秒 / 北緯35.433861度 東経137.295083度