千畳敷駅 (長野県)
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千畳敷駅 | |
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宝剣岳から望む千畳敷駅とホテル千畳敷 | |
せんじょうじき | |
◄しらび平 (2.3 km) | |
所在地 | 長野県駒ヶ根市赤穂 |
所属事業者 | 中央アルプス観光 |
所属路線 | 駒ヶ岳ロープウェイ |
キロ程 | 2.3 km(しらび平起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1967年(昭和42年)7月1日 |
備考 | 標高:2,611.5 m |
千畳敷駅(せんじょうじきえき)は、長野県駒ヶ根市にある中央アルプス観光駒ヶ岳ロープウェイの索道駅。当駅に併設されているホテル千畳敷についても述べる。
概要
[編集]麓のしらび平駅(標高1661.5 m)から高低差950 mを昇った標高2611.5 mの位置にあるとされているが実際は2640 m台にある[1]。索道を鉄道に含めれば黒部平駅(立山黒部貫光黒部ケーブルカー、1828 m)を上回り、標高日本一の駅となる。なお、駒ヶ岳ロープウェイは、通年運行されている[2]。
2014年(平成26年)12月15日、駒ヶ岳山中で発生した雪崩や雪による倒木で制御用通信線の支柱が倒壊。電源供給が行えなくなり、運行を停止した。雪の影響から復旧工事に着手できず、翌年2015年(平成27年)3月23日に通信線を迂回させる仮設工事を完了させ仮復旧、約3ヶ月ぶりに運行を再開した[3]。
ホテル千畳敷
[編集]駅建物に、ホテル千畳敷が併設されている。駅同様、日本一標高の高い場所にあるホテル[4]となっている。客室は全室和室で、16部屋ある。食堂、風呂などを完備している。
概要
[編集]駅周辺
[編集]千畳敷カールと呼ばれる圏谷の中にあり、駅周辺に遊歩道が設置されている。また、以下などの木曽山脈(中央アルプス)各山の登山口となっているが、登山の技術と装備の無い者は事故防止のため遊歩道より外への立入は禁止されている。(天候や季節によっては駅より外には行けない措置も取られている)
脚注
[編集]- ^ 田中洋一「ロープウエー駅標高30メートル高かった」『朝日新聞』2013年3月5日、朝刊 長野東北信、25面。
- ^ 駒ヶ岳ロープウェイ 中央アルプス観光株式会社、2011年1月11日閲覧。
- ^ 「白銀千畳敷へ 駒ケ岳ロープウェイ、3カ月ぶりに再開」『信濃毎日新聞』、2015年3月24日付。
- ^ ホテル千畳敷 公式案内「日本一高い場所に建つホテル」