今鷹真
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今鷹 真(今鷹 眞、いまたか まこと、1934年2月28日[1] - )は、日本の中国文学者。名古屋大学名誉教授。
来歴・人物
[編集]中国上海生まれ[2]。京都大学文学部中国文学科を経て[2]、同大学大学院博士課程修了[2]。1966年、京都大学文学部助手[2]、1967年名古屋大学教養部講師[2]、1970年同学部助教授[2]。1972年名古屋大学文学部助教授[2]、1978年教授[2]。2001年、定年退官[2]、名誉教授、金城学院大学教授[2]。
著書
[編集]訳註
[編集]- 『世界古典文学全集20 司馬遷 史記列伝』筑摩書房 1969年、復刊1982年・2005年ほか
- 『中国古典詩集 唐詩・宋詩・宋詞』筑摩書房〈世界文学大系7B〉1963年。共訳で「唐詩」吉川幸次郎編・校閲
- バートン・ワトソン『司馬遷』 筑摩書房〈筑摩叢書〉1965年、復刊1985年
- 『世界古典文学全集24 三国志 A魏書 B蜀書』井波律子・小南一郎と共訳、筑摩書房 1977-82年
- 司馬遷『史記世家』小川環樹・福島吉彦と共訳、岩波文庫(全3巻)1980-91年
- 『弘法大師空海全集 第6巻 詩文篇2 性霊集』(共訳)筑摩書房 1984年、復刊2001年
論文
[編集]- 「史記にあらわれた司馬遷の因果応報の思想と運命観」1958年
- 「思想の動向」1966年
- 「後漢における七言の人物評語について」1975年
- 「『三國志集解』補」 1989-97年
- 「中国思想史上に於ける「心」概念の成立とその展開」1990年
- 「「墨子」の押韻について」1993年
- 「『史記』における二人称代名詞の特徴について」1998年