コンテンツにスキップ

九重町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ここのえまち ウィキデータを編集
九重町
飯田高原の旭日台より九重連山を望む
九重町旗 九重町章
九重町旗 九重町章
1960年 (昭和35年)
2月1日制定
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 大分県
玖珠郡
市町村コード 44461-8
法人番号 5000020444618 ウィキデータを編集
面積 271.37km2
(境界未定部分あり)
総人口 7,760[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 28.6人/km2
隣接自治体 竹田市由布市玖珠郡玖珠町
熊本県阿蘇郡小国町南小国町
町の木 クヌギ
町の花 ミヤマキリシマ
町の鳥 カッコウ
九重町役場
町長 日野康志
所在地

879-4895
大分県玖珠郡九重町大字後野上8番地の1
北緯33度13分42秒 東経131度11分20秒 / 北緯33.22844度 東経131.18878度 / 33.22844; 131.18878座標: 北緯33度13分42秒 東経131度11分20秒 / 北緯33.22844度 東経131.18878度 / 33.22844; 131.18878

地図
町庁舎位置
外部リンク 公式ウェブサイト

九重町位置図

― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

九重町(ここのえまち)は、大分県の中西部にあるである。玖珠郡に属する。

歴史

[編集]

1955年(昭和30年)2月1日大分県玖珠郡九重連山地域の 野上町飯田村東飯田村南山田村が新設合併して、九重町となる。

地理

[編集]
町内のやまなみハイウェイ、正面は九重山

大分県中西部に位置しており、全域が山地である。町域の多くは阿蘇くじゅう国立公園に指定されている。南西部は熊本県と県境をなしている。

地熱による発電量が多く、電力自給率は全国の市町村で最大の2,293%に達する[1]

隣接する市町村

[編集]
大分県
熊本県

地名・郵便番号

[編集]
旧野上村
  • 後野上(ウシロノガミ) 〒879-4803
  • 野上(ノガミ) 〒879-4802
  • 右田(ミギタ)1 -1464番地 〒879-4801
  • 右田(ミギタ)その他の番地 〒879-4601
旧東飯田村
  • 恵良(エラ) 〒879-4631
  • 松木(マツギ) 〒879-4632
旧飯田村
  • 田野(タノ) 〒879-4911
  • 湯坪(ユツボ) 〒879-4912
旧南山田村
  • 粟野(アワノ) 〒879-4721
  • 菅原(スガワラ) 〒879-4724
  • 引治(ヒキジ) 〒879-4722
  • 町田(マチダ) 〒879-4723

  • その他の地番 〒879-4800

姉妹都市

[編集]

人口

[編集]
九重町と全国の年齢別人口分布(2005年) 九重町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 九重町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
九重町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 16,324人
1975年(昭和50年) 14,839人
1980年(昭和55年) 14,407人
1985年(昭和60年) 13,672人
1990年(平成2年) 12,848人
1995年(平成7年) 12,022人
2000年(平成12年) 11,566人
2005年(平成17年) 11,108人
2010年(平成22年) 10,421人
2015年(平成27年) 9,645人
2020年(令和2年) 8,541人
総務省統計局 国勢調査より

2024年9月、人口7777人を達成。

町政

[編集]
  • 町長:日野康志(2016年10月就任)[2]
  • 町議会:定数13人(任期は2023年2月15日まで)[3]

歴代町長

[編集]

特記なき場合『令和元年版九重町統計書』による[4]

氏名 就任 退任 備考
武石邦雄 昭和30年2月16日 昭和32年11月22日
2 江藤茂雄 昭和32年12月26日 昭和40年12月25日
3 帆足直 昭和40年12月26日 昭和48年12月25日
4 麻生毅 昭和48年12月26日 昭和55年9月22日
5 高倉源八 昭和55年10月26日 平成4年10月25日
6 坂本和昭 平成4年10月26日 平成28年10月25日
7 日野康志 平成28年10月26日 現職

国政・県政

[編集]

国政

[編集]

衆議院小選挙区選挙では、大分2区に属する。直近の第49回衆議院議員総選挙2021年10月)での選出議員は以下のとおり。

なお、吉川元立憲民主党)が比例で復活当選している。

県政

[編集]

大分県議会議員選挙では、本町と玖珠町玖珠郡)とで一選挙区をなす。定数は1人。直近の大分県議会議員選挙2023年4月)での選出議員は以下のとおり[5]

  • 小川克己(自由民主党)

公共機関

[編集]

国の行政機関

[編集]

農林水産省

環境省

国立大学法人

[編集]
  • 九州地区国立大学九重共同研修所(湯坪字八丁原)

産業

[編集]

町内の著名な企業

[編集]

教育

[編集]

小学校

[編集]

中学校

[編集]

社会教育施設

[編集]

交通

[編集]

空港

[編集]

最寄り空港は大分空港福岡空港熊本空港も同等の距離であるが、交通事情の面で劣る。

鉄道

[編集]
豊後中村駅
九州旅客鉄道(JR九州)
  • 中心となる駅:豊後中村駅

かつて存在した路線

[編集]
日本国有鉄道

バス路線

[編集]

一般路線バス

[編集]
  • 玖珠観光バス豊後森駅玖珠町)発着の宮原線代替バスを運行する。かつては宮原線と同様、小国町へも運行していたが、現在は豊後森駅と九重町内の間のみの運行となっている。
    • 豊後森駅 - 粟野 - 町田 - 宝泉寺 - 串野温泉・二瀬・菅原・麻生釣
  • 亀の井バス由布院駅前(由布市) - 牧の戸峠間で4月から11月の土日祝日のみ運行。

かつては日田バスも運行していたが、2016年10月1日に廃止され、同日以降は後述のコミュニティバスの運行委託のみとなった。

高速バス

[編集]

特急バス

[編集]

コミュニティバス

[編集]

道路

[編集]

高速道路

[編集]

一般国道

[編集]

主要地方道

[編集]

一般県道

[編集]

名所・観光スポット・催事

[編集]
九重"夢"大吊橋

温泉

[編集]

町域各地に温泉が湧出しており、小規模ながら温泉地が形成されている。

その他の名所・観光スポット

[編集]
十三曲がりとも呼ばれる。紅葉は圧巻。大型バスは通行できないが、冬場はいち早く雪道が整備される。
落石のため現在滝滑りは禁止されている。
2006年10月30日に開通した、有料の観光人道橋。震動の滝も眼下に眺望できる。北側エリアには白蛇神社がある。
五ヶ瀬ハイランドスキー場に次ぐ、日本で2番目に南に存在するスキー場。
俳優の榎木孝明大野勝彦後藤純男工藤和男平塚運一の5つの美術館がある。

催事

[編集]
  • 九重氷の祭典 - 飯田高原にて、氷を使った彫像などが展示される。(終了)
  • 宝泉寺冬花火 - 宝泉寺温泉郷にて2月22日に開催される。
  • 筋湯温泉「湯けむり夢花火」 - 標高1,000メートルの九州一高所で開催される花火大会。

著名出身者

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 自然エネルギー:電力自給率100%以上は全国89市町村に、トップは地熱が豊富な大分県の九重町 スマートジャパン(ITmedia)、2014年11月27日
  2. ^ 九重町長に日野氏 前議長、一騎打ちを制す 大分合同新聞、2016年10月17日
  3. ^ 任期満了一覧表 大分県ホームページ
  4. ^ 令和元年版九重町統計書”. 九重町. 2021年9月21日閲覧。
  5. ^ 選挙区別議員名簿 大分県ホームページ
  1. ^ 阿蘇くじゅう国立公園長者原ビジターセンター公式サイト。住所: 大分県玖珠郡九重町大字田野255-33。

外部リンク

[編集]