シナぷしゅ
この項目「シナぷしゅ」は加筆依頼に出されており、内容をより充実させるために次の点に関する加筆が求められています。 加筆の要点 - 1.制作の経緯についてもう少し詳しく 2.本放送版の評価について (貼付後はWikipedia:加筆依頼のページに依頼内容を記述してください。記述が無いとタグは除去されます) (2021年8月) |
シナぷしゅ | |
---|---|
ジャンル | 子供番組 |
企画 | 飯田佳奈子(総合演出兼務) |
構成 |
たむらようこ 大木和美 太宰麻帆 |
演出 | 飯田佳奈子(総合演出・企画兼務) |
監修 | 開一夫(東京大学赤ちゃんラボ) |
製作 | |
プロデューサー | 工藤里紗(CP) |
制作 | テレビ東京 |
放送 | |
音声形式 | 解説放送 |
放送国・地域 | 日本 |
公式サイト | |
パイロット版 | |
放送期間 | 2019年12月16日 - 12月20日 |
放送時間 | 月曜 - 金曜 7:35 - 8:00 |
放送分 | 25分 |
回数 | 全5回 |
レギュラー放送(第1期) 放送開始から2023年3月まで | |
放送期間 | 2020年4月6日 - 2023年3月31日 |
放送時間 | 月曜 - 金曜 7:35 - 8:00 |
放送分 | 25分 |
レギュラー放送(第2期) 2023年4月から | |
放送期間 | 2023年4月3日 - |
放送時間 | 月曜 - 金曜 7:30 - 8:00 |
放送分 | 30分 |
特記事項: 一部局では、2020年4月6日から2021年10月1日まで月曜 - 金曜17:30 - 17:55に再放送。 |
シナぷしゅ | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2020年 - |
ジャンル | 子供番組 |
登録者数 | 約61.2万人 |
総再生回数 | 約6億5842万回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年9月7日時点。 |
『シナぷしゅ』(しなぷしゅ)は、テレビ東京系列にて2019年12月16日から12月20日にパイロット版が放送され[1]、2020年4月6日からレギュラー放送をしている[2]乳幼児向け子供番組。
概要
[編集]本作は、民間放送では初となる試みとなる乳幼児(0歳から2歳)向けの子供番組であり[注 1]、テレビ番組の視聴率を計測しているビデオリサーチの調査対象でも乳幼児層は対象外としているため[注 2]、異色の番組と評されている[1][4]。 それでも本番組は、YouTubeでの無料配信に加え、シールブックや絵本、さらにはGUと共同開発したベビー服[5]など、番組の枠を超えた企画が展開された[6]。
当初は25分番組だったが、2023年4月3日放送分よりそれまで『秒でNEWS180』が放送されていた放送枠を統合し、30分番組に拡大した。これに伴い、エンディング終了後に「アンコール」として、過去に放送された歌をもう1曲流すフォーマットとなった。
主なコーナー
[編集]レギュラーコーナー(毎日放送されるコーナー)と不定期コーナーの2種類からなる。
- うごくもいもい
- 番組を監修する東京大学赤ちゃんラボの開一夫教授が手掛けた絵本「もいもい」のキャラクターをTVアニメ化したもの。「リズムでもいもい」「もいもいどーこだ?」「もいもいアレコレ」「もいもいまぜまぜ」「もいころポン」の5種類からなる。初期には「もいもいなーんだ?」が放映されていた。
- せかいのいないいないばぁ
- 本番組メインキャラクターの「ぷしゅぷしゅ」たちが、世界各国の「いないいないばぁ」を紹介。
- ヒカリの森の黒うさぎ
- セリフのない切り絵アニメーション。森の中に住む野生の黒うさぎが主人公。
- 切り絵アニメ:名取祐一郎
- 音楽:名取将子
- キャラクターモーション:小川泉(一部担当話のみ)
- ビリビリ
- 紙をビリビリ破きまくり音と感触を想像して楽しむコーナー。
- 切り絵アニメ:名取祐一郎
- どてっ
- いろいろなものが倒れる映像に、「どてっ」「ぱたっ」「バタン」の声を当てられている。
- がっしゃん
- パペットの猫「ひーたん&みーたん」が身近な「連結(つながる、くっつく)」を「がっしゃん」という言葉で紹介する[7]。くっつかないものを紹介する場合には「もっと見たい」「もっと知りたい」というコーナー名になる。
- ジユウたいそう
- 2021年4月から始まったコーナーであり、コロナ禍でも身体を動かせるよう企画された。
- スケッチモーション
- 魔法のお絵かき。手描きイラストが動く。
- ロボぷしゅ
- ぷしゅぷしゅがロボットに変身したロボぷしゅとばあどさんの人形劇。一定時間が経つと、ロボぷしゅはぷしゅぷしゅに戻ってしまう。
- 操演:山田はるか
- 映像:レッツゴー/よこいかおり
- 声
- ばあどさん:よこいかおり
- 歌:熊野森人
- お話:三宅ひづる
- 人形制作:七速
- 操演服:木下裕絵
- 森の図書館
- フクロウの「もなか先生(伊豆シャボテン動物公園で飼育されているフクロウ)」が絵本を読み聞かせてくれるコーナー。
テーマ曲
[編集]- オープニングテーマ「はじまりぷしゅ」
- 作詞 - 飯田佳奈子 / 作曲 - 信澤宣明 / 歌唱 - 彩夏子
- エンディングテーマ「おわりぷしゅ」
- 作詞 - 飯田佳奈子 / 作曲 - 信澤宣明 / 歌唱 - 彩夏子
- オープニング、エンディング共に子役が登場しダンスを披露する。
- オープニングのみ、解説放送では「シナぷしゅダンス」と読んでいる。
声の出演
[編集]- 浮世絵さん:嶋川武秀(母心)
- ひーたん:原田修佑(2022年7月まで)→林克征→矢内雄一郎(全てテレビ東京アナウンサー)
- みーたん:松丸友紀(2024年3月まで)→藤井由依(共にテレビ東京アナウンサー)
スタッフ
[編集]レギュラー版
[編集]- 企画・総合演出:飯田佳奈子(※、以前はコンテンツ統括プロデューサー)
- プロダクトマネージャー:岡林曜子(※、以前はプロデューサー)
- 監修:開一夫(東京大学赤ちゃんラボ)
- 構成:たむらようこ、大木和美、太宰麻帆(たむら以外→※)
- 音楽制作:池田貴博(※時は音楽)
- 選曲効果:クォン・ジンホ(ジノソニック)【平日】、柳澤三重子(サウンドエッグノッグ、※)【週替り】
- アートディレクター:清水貴栄
- ぷしゅぷしゅ操演:山田はるか(※)
- 映像提供:アフロ【不定期】
- 画像協力:Shutterstock、iStock、ゲッティ、Can Stock Photo、ピクスタ【不定期】
- 協力:D・Dファクトリー(※、以前は技術協力→撮影協力)
- 編集:庄司玲音(※)
- MA:上野裕(※)
- コーナー制作協力:クエストロ×ナナメ、iGlore【平日】、エヂカラ【週替り】、せのびてれび、DRAWING AND MANUAL、ダダビ【週替り・日替り】、CEKAI【日替り】(※時は制作協力)
- ライセンス担当︰高垣恭子、矢田綾奈、長江璃奈、神垣尚太(全員※、高垣→以前はシナぷしゅPJ→一時離脱)
- アシスタントプロデューサー:三浦茜(※)
- アシスタントディレクター:坂本美帆、大隈愛海、本庄彩華、山中積輝(共に※)
- ディレクター:丸山恵・大森時生(テレビ東京)、萩原由美【週替り】、芝﨑真寿美(ホールマン)【平日】、斎藤俊介【週替り】、坂根道紀【日替り】(芝﨑・萩原・斎藤・坂根・大森→※)
- プロデューサー:富田晶子(ホールマン)、茂木葉子【平日】、武井陽介(エヂカラ)【週替り】(共に※、富田→以前はディレクター→一時離脱)
- チーフプロデューサー:工藤里紗(※、テレビ東京、以前はプロデューサー)
- 制作協力:ホールマン(※)
- 製作著作:テレビ東京
過去のスタッフ(レギュラー版)
- 構成:川波麗(※)
- ことばの監修:松丸友紀(以前はプロデューサー)[8]
- 選曲効果:藤野竜揮(※)
- ナレーター:倉野麻里
- 撮影協力:新光重機(新光→第1回・第2回はパイロット版)、中央大学体育連盟ボート部(中央大学→第3回はパイロット版)
- 画像協力:新潟市水族館マリンピア日本海
- 編集:土谷昴生、加藤駿・仮野潔・高倉亮平・滝江航平(※)
- MA:吉田達矢
- コーナー制作協力:ベイビー・プラネット、Spoon.、MAMADAYS
- シナぷしゅPJ:関口淑恵(関口→以前は番宣)、合田知弘、桐生朋美、三好孝徳、鈴木紀子、林克征(林→以前はテレビ東京アナウンス部)、渡邉由佳子、伊藤歩
- アシスタントプロデューサー:山下幸恵
- アシスタントディレクター:山崎美優、齋藤莉那、阿部美華、石井唯加
- ディレクター:上野健、渡邉陸、松原綾子、岩上武司、石垣俊介、坂本侑哉、堀景輔、陶山加織、高橋健人、布施好則、呉俊鐸、高橋光、滝島春樹、山本裕典、新田元樹、大貫翔平、水野将仁、中田健士、大田剛史
- プロデューサー:吉原正浩
- チーフプロデューサー:伊藤隆行
パイロット版
[編集]- 音楽エンジニア:相澤光紀
- 技術協力:ジェイ・クルー
- 照明:水野暁夫
- 美術:岩本朝美
- メイク:蔵本優花
- 「シナぷしゅダンス」協力:セイハダンスアカデミー
- 撮影協力:Oyako Cafe picnic
- 協力:フィンランド大使館(第1回)
- テレビ東京アナウンス部:前田真理子、秋元玲奈、狩野恵里、矢内雄一郎(第2回 - 第4回)、須黒清華(第1回・第5回)、森香澄(第2回・第3回)、田中瞳(第2回・第3回)、池谷実悠(第2回・第3回)
- ディレクター:城谷美里、深澤直人、渕聡
- プロデューサー:高橋弘樹
ネット局と放送時間
[編集]字幕放送、解説放送は同時ネット局のみ実施。 本編中の放送日の日付のコールは同時ネットのみされ、遅れ放送では番組のタイトルコールに差し替えられている。(ネット配信では、差し替えられず、そのまま放送) オリンピックハイライトを放送の日は7:50までの短縮放送になる。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送時間 | ネット状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ東京(TX) | テレビ東京系列 | 平日 7:35 - 8:00 ↓ 平日 7:30 - 8:00 |
制作局 | [注 3] |
北海道 | テレビ北海道(TVh) | 同時ネット | |||
愛知県 | テレビ愛知(TVA) | ||||
大阪府 | テレビ大阪(TVO) | [注 4] | |||
岡山県・香川県 | テレビせとうち(TSC) | [注 5] | |||
福岡県 | TVQ九州放送(TVQ) | ||||
和歌山県 | テレビ和歌山(WTV) | 独立局 | [注 6] | ||
滋賀県 | びわ湖放送(BBC) | 平日 16:29 - 16:54 | 遅れネット | [注 7] [注 8] | |
奈良県 | 奈良テレビ(TVN) | 水曜 7:30 - 7:59 | [注 9] | ||
岐阜県 | 岐阜放送(GBS) | 土曜 9:00 - 9:30 | [注 10] [注 11] | ||
山形県 | テレビユー山形(TUY) | TBS系列 | 月 - 火曜 11:00 - 11:30 | [注 12] | |
鳥取県・島根県 | 山陰放送(BSS) | 最終月曜 15:54 - 16:21 | [注 13] | ||
熊本県 | テレビ熊本(TKU) | フジテレビ系列 | 不定期日曜 17:20 - 17:25 | [注 14] [注 15] |
過去のネット局
[編集]いずれの局も遅れネット。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
高知県 | テレビ高知(KUTV) | TBS系列 | 火曜 16:25 - 16:50 | [注 16] |
岩手県 | テレビ岩手(TVI) | 日本テレビ系列 | 金曜 10:25 - 10:50 | [注 17] |
ネット配信
[編集]更新はテレビ東京放送日時基準
配信元 | 更新日時 | 配信期限 | 備考 |
---|---|---|---|
ネットもテレ東 | 平日放送終了後更新 | 年度内 | 過去分を含め無料配信 |
TVer | |||
GYAO! |
制作
[編集]映像外部リンク | |
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【おとなぷしゅ】シナぷしゅ誕生秘話!【ボツ案見せちゃいます】 - メインビジュアルの選定の経緯について |
制作の経緯
[編集]シナぷしゅの企画・総合演出を手掛ける飯田佳奈子は、テレビ東京の営業局にいた2018年、長男を出産[9]。生後4か月の頃、子育て支援センターを初めて訪れた際にお母さんたちが「昨日も1時間くらいテレビを見せちゃった」と話している場面に遭遇した。まるでテレビが害悪のような話し方をする母親たちに対して、YouTubeでは一般人が制作した子ども向け動画が何十万回も再生されている現実があり、そのギャップに興味を持ったという[9]。
また、飯田は出産や育児を経験する中で、テレビや動画に助けられてきたと感じていた[10]。令和の育児は、母親が1人で担当する「ワンオペ」の場面が多い。1人で育児を担う親が必死に子供向けコンテンツを探すのを見て、「子どもに見せたいと思える」「親が見せて安心できる番組」の制作を思い当たった[10]。
2019年6月、飯田は新規事業を考える部署で職場復帰。2019年7月に赤ちゃん向けの企画書を提出した。個人視聴率の調査は4歳以上のため、赤ちゃんは対象外。前例のない赤ちゃん向けの番組だったが、「誰もやっていないなら、やってみたら」というテレビ東京の文化に背中を押してもらい、子育て中の社員が横断的に集まって制作が開始された[9]。
その後、飯田は複数の社員と協力して本作の企画を立案し、東京大学赤ちゃんラボが監修にあたった[8][6]。 番組名の「シナぷしゅ」は、「適切な刺激で脳のシナプスを増やして、赤ちゃんの世界が『ぷしゅっ』と広がり、パパママの肩の力が『ぷしゅ~』と抜ける」という意味を込める形で名づけられた[11]。メインキャラクターとして「ぷしゅぷしゅ」も誕生した。
企画・演出
[編集]制作にあたり、飯田は視聴者を単に子ども扱いするのではなく、赤ちゃんの可能性を広げる内容になるよう心掛けていると朝日新聞社のコンテンツ「好書好日」とのインタビューで話している[10]。 コーナーの一つである短編アニメ「ヒカリの森の黒うさぎ」では、小さな子どもや外国の視聴者でも理解できるよう、台詞をなくし、音楽で表現するという演出が取られている[12]。
人気コーナーの「がっしゃん」は、プロデューサーの一人だった松丸友紀が立案した[7][13]。 松丸は元々アナウンサーであり、企画の立案はこの時が初めてだった[13]。悩んでいたところ、「子どもが好きなものを詰め込んではどうか」というアドバイスが寄せられた。当時2歳半だった息子の好きな物を考えた際、大好きな新幹線が連結する様子を「がっしゃん」と呼んでいたことにヒントをもらい、同コーナーを企画した[7][13]。 進行役のみーたんとひーたんのパペットは、松丸のオファーにより徳島県在住のぬいぐるみ作家yoshimaruが制作した[7]。 また、みーたんの声は松丸本人が、ひーたんの声はアナウンサーの原田修佑がそれぞれ担当した[7]。
また、早期英語教育への関心が高まってきたことから、本番組でも英語を取り入れるコーナーが設けられた[14]。 プロデューサーの一人である工藤里紗は「楽しいだけで終わってしまうのではなく、子どもが英語の世界に自然になじんでいくための動線を作りたいという思いがありました。フォニックスの音を知っていると、文字を見てなんとなく発音できるようになる。乳幼児期の“正解”はわかりませんが、英語の歌に加えてフォニックスを番組に取り入れてみたいと思いました」とAERAとのインタビューの中で話している[14]。 さらに、様々な国の言葉で「いないいないばあ」をするものなど、英語以外の外国語も題材としたコーナーも用意された[11][10]。 これについて飯田は「意味がわからなくても、外国語の音を聞いて耳の可動域を広げたり、少し背伸びしたコンテンツに接することで、楽しく毎日聞いている間に興味への伸びしろが増えているような状況が一番いいと思っています。」と話している[10]。一方、工藤はAERAとのインタビューの中で「いろいろな言葉や音に接していると、知らないものも自然と受け入れられる、オープンなマインドが育つことにつながるかな、と。これからの時代を生きる子どもにとって、多様性というのはひとつの大切なキーワードだと感じています」と話している[11]。
スポンサー・コラボレーション
[編集]飯田が営業局にいたころから、「子供向けのアニメ番組に広告を出したい」という要望が企業からテレビ東京へ多く寄せられていたものの、製作委員会方式で制作されたアニメ作品ではCM枠が委員会に参加している企業におさえられていた[15]。飯田は朝の30分枠で子供番組を用意すればスポンサーがつくと確信し、番組の配信や商品化といった二次収入で売り上げを立てられると判断した[4]。
本番組は企業とのコラボレーションも行われている。たとえば、2021年6月には、GUから本番組を題材としたベビー服が発売された[5][16]。 GU babyの責任者・平松修吉はコラボレーションの経緯について、「2、3年前よりベビー服の開発要望が社内外から寄せられていた中で、知名度のある本番組とのコラボレーションが社内から提示され、番組スタッフの姿勢からコラボレーションを決めた」とメディアコンサルタントの境治の取材に対して説明している[16][17]。 コラボレーションに当たっては、飯田をはじめとする番組スタッフも監修者として開発に参加した[17]。
関連番組
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 『ウタぷしゅ』シナぷしゅの人気曲を集めた番組。祝日などにスペシャル番組が放送されている。
- 『やさいぷしゅ』2022年10月22日放送。事前に一般募集された遠足ロケの模様が放送された。
映画
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
『シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺにゅうワールド』2023年5月19日公開。
番組メインキャラクターの「ぷしゅぷしゅ」たちを題材とした作品。複数のクリエイターがパペット、アニメーション、クレイアニメ、切り絵アニメ、浮世絵等、いろんなジャンルの作品のパートを担当している。映画オリジナルキャラであるタオルの妖精「にゅう」の声を当番組を子供と一緒によく見ている玉木宏が演じている[18]。
- 声の出演
- ぷしゅぷしゅ:岩本彩楓
- 浮世絵さん:嶋川武秀(母心)
- ひーたん:矢内雄一郎(テレビ東京アナウンサー)
- みーたん・予告編ナレーション[19]:松丸友紀(テレビ東京アナウンサー)
- にゅう:玉木宏(特別出演)
他
- 主題歌
- 「はじまりぷしゅ」(歌:chelmico)
- 本編オープニング曲「はじまりぷしゅ」カバー曲。
- 「エンドロールぷしゅ」(歌:chelmico)
- 本編エンディング曲「おわりぷしゅ」と、chelmicoが歌った“つきうた”の「あべこべ」をミックスさせた映画オリジナル楽曲。
- 挿入歌
- 「これからも ヨロレイヒ」
他
- スタッフ
- 監督:清水貴栄
- 劇伴音楽:信澤宣明
- 企画・プロデュース:飯田佳奈子
- 制作:テレビ東京・CEKAI
- 東京大学赤ちゃんラボ 関一夫推薦作品
- 配給:ローソンエンタテインメント ©SPMOVIE2023
アルバム
[編集]発売日 | タイトル | 収録曲 | 販売形態 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
TV TOKYO | |||||||
1st | 2020年7月21日 | 「シナぷしゅ」のうた | 配信 | ||||
2nd | 2021年6月1日 | シナぷしゅのうた 2 |
|
配信 | |||
コロムビア・マーケティング | |||||||
3rd | 2021年12月1日 | シナぷしゅ あいうえーお! で はじまりぷしゅ♪ |
|
CD | |||
TV TOKYO | |||||||
4th | 2022年8月26日 | シナぷしゅのうた 3 |
|
配信 | |||
コロムビア・マーケティング | |||||||
4th | 2022年11月23日 | シナぷしゅ ジャーン!と すくすく かぞえうた♪ |
|
CD | |||
TTM RECORDS | |||||||
4th | 2023年5月20日 | シナぷしゅのうた 4 |
|
配信 |
DVD
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 |
---|---|---|
2021年12月1日 | シナぷしゅ あいうえーお!で ヨロレイヒ♪ | COBC-7259 |
2022年11月23日 | シナぷしゅ ジャーン!と すくすく パン・どん・チャ♪ | COBC-7313 |
書籍
[編集]全て小学館より発売。
- シナぷしゅ マグネットシールえほん(2021年12月、9784099425050)
- シナぷしゅぷ しゅぷしゅみ~つけた! みつけっこえほん(2022年9月15日、9784097251941)
- めくってあそぼう!しかけえほんシナぷしゅ(2022年11月21日、9784097353508)
- ぷしゅぷしゅの こんにちは! ゆびにんぎょうえほん シナぷしゅ(2022年12月7日、9784097353485)
反響
[編集]氏家夏彦によると、2020年12月時点における本番組の個人視聴率は約0.4%で、同時間帯に放送されているNHK・Eテレの赤ちゃん向け番組『いないいないばあっ!』の約1.3%の半分以下とされている[4]。 これに対し、飯田は氏家とのインタビューの中で、本番組の提供スポンサーの一つであるタマホームを例として提示し、番組を見た子どもたちが同社のCMソングを覚えたり、他の番組で同社のCMを見て本番組を想起するといった反応があったとも話している[4]。 また、ジーユーとのコラボレーションでは、ジーユー側の予想よりも大きな売り上げをみせ、テレビ東京の放送エリア外の地域でもヒットしたほか、売り切れる店も出てきた[17]。
評価
[編集]ライターの松庭直は、乳幼児を含む3人の子どもとともにパイロット版を見た感想として、「『シナぷしゅ』はテンポ良く場面が切り替わり、子供を飽きさせない工夫が凝らされていると思いました。[中略]ダンスがあり、歌があり、教育があり、とさまざまなコーナーが詰め込まれていると感じました。[後略]」 と話している[20]。 その一方で、松庭は「テンポの良さを優先しているためだと思いますが、MCが不在で、子供が一呼吸つける瞬間がないのが残念です。番組終了後は子供が少し疲れた様子でした。[中略]もうひとつ、番組のコンセプトは『我が子に安心して見せられる』とのことですが、正直、どこが『安心』なのか。親の立場からすると、もう少し丁寧な説明が欲しいと思いました」とも話している[20]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ ただし、テレビ東京ではこれ以前にもイギリス・BBCの乳幼児向け番組『テレタビーズ』を放送しており、民放で放送される乳幼児向けの番組はアニメに広げると日本テレビの『それいけ!アンパンマン』が存在する。
- ^ ビデオリサーチは視聴率調査対象となる年齢を満4歳以上としている[3]。
- ^ 2020年4月6日から2021年10月1日までは平日 17:30 - 17:55に再放送を実施。2021年10月7日から2022年4月21日までは木曜 17:30 - 17:55「シナぷしゅとくべつへん」を放送。2021年10月8日から2022年9月30日までは金曜 17:30 - 17:55「ウタぷしゅ」を毎週放送。2022年10月7日から金曜 17:30 - 17:55「ウタぷしゅ」を隔週放送。
- ^ 2022年4月7日から4月21日までは木曜 17:30 - 17:55「シナぷしゅとくべつへん」を、2022年4月8日から8月26日までは金曜 17:30 - 17:55「ウタぷしゅ」をそれぞれ放送していた。
- ^ 2020年4月7日から2021年10月1日までは火 - 金曜 17:30 - 17:55に再放送を実施。火曜日は2021年1月から同年6月まで「最響カミズモード!」放送のため休止していた。
- ^ 2022年10月3日から同時ネット開始。2022年9月30日までは平日 16:00 - 16:25に遅れネットで放送していた。2022年10月3日から2023年3月31日までは平日 15:30 - 15:55に再放送を実施され、2023年4月3日からは平日 16:00 - 16:25に再放送を実施。
- ^ 2021年9月26日までは日曜 10:00 - 10:25に遅れネット、2021年10月1日から2024年3月29日までは同時ネットで放送していた。2024年4月1日からは現在の時間に2024年1月5日テレビ東京放送分(同時ネット時代に放送済)から遅れネットで放送。
- ^ 不定期(ほぼ祝日)で通販番組(ジャパネットたかた)やスポーツ中継を放送するため放送休止となる場合がある。
- ^ 2023年6月14日放送開始。
- ^ 2024年9月28日放送開始。
- ^ かつては2020年7月6日から平日 12:30 - 13:00に放送されていたが、2021年3月31日に打ち切られている。
- ^ 2021年4月6日放送開始。2022年4月1日までは平日 11:00 - 11:30。2022年4月4日から週2日(月 - 火曜)に短縮。
- ^ ネット開始当初は金曜 11:00 - 11:30に放送されていたが、後に月に1回の放送に降格。
- ^ 2020年10月25日放送開始。全ネット局で唯一、5分枠での放送。
- ^ 初回は14:30 - 14:35。
- ^ 2020年9月29日に打ち切り。
- ^ 2020年7月10日放送開始。2021年9月26日に打ち切り。
出典
[編集]- ^ a b “民放初!テレ東赤ちゃんプロジェクト始動!!「シナぷしゅ」”. テレビ東京 (2019年10月31日). 2020年2月11日閲覧。
- ^ “民放初の赤ちゃん向け番組 テレ東「シナぷしゅ」4月レギュラー化決定!12月に大反響”. スポニチアネックス (2020年2月6日). 2020年2月11日閲覧。
- ^ “Eテレに対抗 テレ東の赤ちゃん番組「シナぷしゅ」成功の鍵|話題の焦点”. 日刊ゲンダイDIGITAL (2019年12月20日). 2021年6月10日閲覧。
- ^ a b c d 氏家夏彦 (2021年1月3日). “「赤ちゃん向け」番組で稼げ――制作費も視聴率もない「万年最下位」、テレビ東京の鉱脈”. Yahoo!ニュース特集. 2021年1月3日閲覧。
- ^ a b 川原好恵 (2021年6月4日). “「ジーユー」が話題の赤ちゃん番組「シナぷしゅ」とコラボ 感性を育むベビー服を開発”. WWDJAPAN. 2021年6月10日閲覧。
- ^ a b “(フォーカス オン)『シナぷしゅ』 赤ちゃんの感性を育む”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞 (2021年6月7日). 2021年6月10日閲覧。
- ^ a b c d e “松丸友紀です!人気コーナーがっしゃん誕生秘話と込めた想い|シナぷしゅ|note”. note(ノート) (2020年5月22日). 2021年6月24日閲覧。
- ^ a b “松丸友紀アナウンサーが、園児たちに『ゴッドタン』的ダンスをレクチャー? 『シナぷしゅ』ってナニ?”. テレ東プラス (2019年12月15日). 2020年2月11日閲覧。
- ^ a b c 「テレ東プロデューサー飯田佳奈子が赤ちゃん向け番組「シナぷしゅ」で吹かせる風」『読売新聞オンライン 大手小町』2024年10月22日。2024年12月4日閲覧。
- ^ a b c d e “テレビからYouTubeやSNS、絵本に展開! 民放初の赤ちゃん向け番組「シナぷしゅ」でぷしゅっと脱力|好書好日”. 好書好日 (2020年9月7日). 2021年6月10日閲覧。
- ^ a b c 木下昌子 (2020年10月6日). “テレ東が民放初の乳幼児向け番組「シナぷしゅ」に英語コーナーをつくった理由 〈dot.〉(2ページ目)”. AERA dot. (アエラドット). 2021年6月10日閲覧。
- ^ 『赤ちゃんだけでなくパパもママも心地がよくなる癒やし絵本「ヒカリの森の黒うさぎ だれのあしあと?」が3月31日(水)に発売決定!』(プレスリリース)株式会社主婦の友社、2021年2月22日 。2021年6月10日閲覧。
- ^ a b c “松丸友紀アナ 民放初赤ちゃん向け番組でプロデューサー 育児休暇中の双子の母・狩野恵里アナは久々公の場”. スポニチ Sponichi Annex (2019年12月15日). 2021年8月5日閲覧。
- ^ a b 木下昌子 (2020年10月6日). “テレ東が民放初の乳幼児向け番組「シナぷしゅ」に英語コーナーをつくった理由 〈dot.〉”. AERA dot. (アエラドット). 2021年6月10日閲覧。
- ^ “「GU」が話題の赤ちゃん番組とコラボした深いワケ | テレビ”. 東洋経済オンライン (2021年7月16日). 2021年8月5日閲覧。
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- ^ "玉木宏、映画『シナぷしゅ』で新キャラの声優に 「子どもにも報告しました(笑)」". Real Sound映画部. blueprint. 2023年3月7日. 2023年5月28日閲覧。
- ^ ジョルダン. “泣いたって大丈夫!赤ちゃんの映画館デビューを応援『シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺにゅうワールド』特別映像「ぷっしゅポイントムービー」が完成”. 映画の時間ニュース. 2023年5月30日閲覧。
- ^ a b “Eテレに対抗 テレ東の赤ちゃん番組「シナぷしゅ」成功の鍵|話題の焦点”. 日刊ゲンダイDIGITAL (2019年12月20日). 2021年6月10日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式サイト
- シナぷしゅ|note
- シナぷしゅ×GU baby|キッズ(子供服)|GU(ジーユー)公式オンラインストア
- シナぷしゅ|民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」 - 無料で動画見放題
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- 🎵うたの動画 赤ちゃんが泣き止む・喜ぶ - YouTubeプレイリスト
- 🅾もいもい│赤ちゃんが泣き止む話題の絵本 - YouTubeプレイリスト
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テレビ東京系列 平日7:30 - 7:35枠 | ||
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シナぷしゅ
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シナぷしゅ
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青春高校3年C組
【月 - 金曜】 |
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ドラマ傑作選
※17:30 - 18:25 【ここからローカルセールス枠の帯番組】 |
テレビ東京 金曜17:30 - 17:55枠 | ||
青春高校3年C組
【月 - 金曜】 |
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