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あわて床屋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

あわて床屋北原白秋作詞、山田耕筰作曲の日本の童謡

概要

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1923年に発表。内容はカニ床屋と、客であるウサギのユーモラスなやりとりが面白おかしく描かれており、子供達にとって親しみのもてる内容。戦前からレコードが複数発売されており時代を越えて歌われている童謡である。

  • 戦前のSPレコードの例:作詞:北原白秋詩、作曲:山田耕筰、唄:宮下禮子、ピアノ:山田耕筰、リーガルレコード、品番:65630-A。

みんなのうた

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みんなのうた
あわて床屋
歌手 ボニージャックス
作詞者 北原白秋
作曲者 山田耕筰
編曲者 冨田勲(*1)
越部信義(*2)
映像 影絵(*1)
アニメーション(*2)
映像制作者 劇団かかし座(*1)
久里洋二(*2)
初放送月 1961年4月 - 5月(*1)
1966年4月 - 5月(*2)
再放送月 2003年6月 - 7月(*1、地上波、懐かし)
2007年8月6日10月8日
2008年1月1日
(以上*1、衛星第2、懐かし)
2021年6月(*1、地上波)
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NHKの『みんなのうた』でも1961年4月・5月に放送された。1961年4月は、みんなのうたが初めて放送された月である。1960年代のものは大部分の映像、音声が失われているが、この曲の映像、音声は現存していてDVD化されている。編曲は冨田勲が担当し、歌はボニージャックス、映像は劇団かかし座製作による影絵

『みんなのうた』での放送後、視聴者からの楽譜の希望が多かった曲の一つである[1]

それから5年後の1966年4月・5月にリメイク版が放送、歌手はボニージャックスのままだが、編曲は越部信義、映像は久里洋二製作によるアニメーションに代わった。

双方とも長期に渡り再放送されなかったが、第1作が2003年6月・7月に地上波の『なつかしのみんなのうた』で再放送され、その後2007年8月6日・同年10月8日2008年1月1日に、衛星第2テレビの『なつかしのみんなのうた』で再放送された。その後2021年6月には番組開始60周年を記念して、番組前半部に『トレロカモミロ』とメドレー形式で放送(後半部は本曲と同時期放送の『誰も知らない』)、全曲とも曲に対する視聴者からのコメントを添えて放送した。一方のリメイク版は映像、音声ともに見つかっておらず現在も再放送されていない。

脚注

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  1. ^ 「NHK『みんなのうた』名曲、愛唱歌生み35年 母と子へ966のメロディー」『読売新聞』1996年3月27日付東京夕刊、9頁。

外部リンク

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