W32SA(だぶりゅーさんにーえすえー)は、三洋電機(大阪、後の京セラ SANYOブランド)によって開発された、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話CDMA 1X WIN(後のau 3G)の携帯電話端末である。

au W32SA
W32SA(デュアルブラウン)閉じた状態
W32SA(デュアルブラウン)
閉じた状態
W32SA(デュアルブラウン)開いた状態
W32SA(デュアルブラウン)
開いた状態
キャリア au
製造 三洋電機
発売日 2005年7月15日
概要
OS REX OS + KCP
CPU ARM9E
音声通信方式 CDMA 1X WIN
(CDMA2000 1xMC)
(800MHz
2012年7月23日より利用不可
データ通信方式 CDMA 1X WIN
(CDMA2000 1xEV-DO Rel.0)
形状 折り畳み式
サイズ 103 × 50 × 28 mm
質量 129 g
連続通話時間 200分
連続待受時間 250時間
外部メモリ miniSD
日本語入力 Advanced Wnn V2
FeliCa なし
赤外線通信機能 IrDA
Bluetooth なし
放送受信機能 アナログテレビ
FM放送対応
メインディスプレイ
方式 半透過TFT液晶ディスプレイ
解像度 QVGA
(240×320ドット
サイズ 2.3インチ
表示色数 約26万色
サブディスプレイ
方式 有機ELディスプレイ
解像度
サイズ 0.9インチ
表示色数 4色
メインカメラ
画素数・方式 126万画素CCD
機能 AF対応
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
レイヤードオレンジ
(Layered Orange)
デュアルブラウン
(Dual Brown)
グルービングシルバー
(Grooving Silver)
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

特徴

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CDMA 1X WINの端末として、初めてアナログ地上波テレビ機能を備え、携帯電話では初となるFMトランスミッターが採用された機種でもある。 前機種のW31SAとは異なり、FMラジオ用アンテナはアナログテレビ用アンテナと兼用となり、内蔵アンテナから伸縮式に変更されている。

また、テレビを視聴しながら番組情報や曲名検索などができるEZテレビや、W31Tとともに、初のKCPプラットフォームおよびBREW 3.1を搭載し、ケータイアップデート(無線ネットワークよるソフトウェア更新機能)に対応した。

対応サービス

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不具合

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使用しているうちに電池パックが膨らみ、電池の持ちが極端に悪くなったり、Webサイトを閲覧中に画面が真っ白になって切断されてしまう頻度が高くなったりする不具合が発生した。これに対し、電池パックの無償交換やソフトウェアのアップデートといった対策がとられた。

2006年6月5日に以下の不具合の修正がケータイアップデートにより行われた。[1][2]

  • 待ち受け時間が短くなる
  • 電池パックが膨らむ場合がある

関連項目

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脚注

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外部リンク

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