RPG-32
RPG-32 Hashim(ロシア語: РПГ-32 Хашим)は、ロシア連邦が開発した使い捨ての短距離対戦車擲弾発射器である。
RPG-32 | |
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種類 | 対戦車擲弾発射器 |
製造国 | ロシア |
仕様 | |
口径 |
105mm(砲身直径) 105mm/72mm(弾頭) |
使用弾薬 |
PG-32V タンデムHEAT弾 (RHA:600mm+ERA) TBG-32 サーモバリック弾 |
装弾数 | 1発(使い捨て) |
全長 |
1,200mm(105mm キャニスター装填時) 900mm(72mm キャニスター装填時) |
重量 |
3kg(キャニスター無し) 10kg(105mm キャニスター装填時) 6kg(72mm キャニスター装填時) |
有効射程 | 200m |
歴史 | |
設計年 | 2005年-2007年 |
配備期間 | 2008年-現在 |
配備先 |
ロシア ヨルダン メキシコ ブラジル |
概要
編集ロシア連邦がヨルダンからの発注に基づいて2005年から設計を開始し、2008年に完成した。
従来のRPG シリーズは、砲身全体が使い捨てではないタイプ[1]と発射装置全体が使い捨てのタイプ[2]に大別されていたが、RPG-32は光学照準器と引き金がついたトリガーグループと、ロケット弾を格納したキャニスターで構成されており、トリガーグループはキャニスターの前端部に前部から差し込んで取り付ける。
発射後はトリガーグループから使用済みキャニスターを取り外した後に、新たなキャニスターを取り付ける。この時、発射後のキャニスターは廃棄される。