NHKプラネット
株式会社NHKプラネット(エヌエイチケイプラネット)は、かつて存在した日本放送協会グループの放送番組制作会社。NPNと略されることがある[1]。地域情報番組の制作・地域放送局のイベント支援を専門としていた。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | NPN |
本社所在地 |
日本 〒150-0047 東京都渋谷区神山町5-20 神山町小川ビル |
設立 | 2008年4月1日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 1011001056269 |
事業内容 | 放送番組制作主体 |
代表者 | 代表取締役社長 山﨑 秋一郎 |
資本金 | 3億5850万円 |
売上高 |
86億4162万6000円 (2020年3月末日) |
経常利益 |
3億6249万2000円 (2020年3月末日) |
純利益 |
2億4643万2000円 (2020年3月末日) |
純資産 |
26億665万1000円 (2020年3月末日) |
総資産 |
41億9561万円 (2020年3月末日) |
従業員数 | 217名(2020年3月末日) |
主要株主 |
日本放送協会(52.17%) 株式会社NHKエンタープライズ(13.77%) |
概要
編集NHKの各地域放送局から番組制作業務を受託していた。元は、各地域ごとに作られた番組制作会社6社(全て株式会社)である。
- NHK北海道ビジョン(北海道)
- NHK東北プランニング(東北)
- NHK中部ブレーンズ(東海・北陸)
- NHKきんきメディアプラン(関西・四国)
- NHKちゅうごくソフトプラン(中国)
- NHK九州メディス(九州・沖縄)
しかし、NHKの経営改革の一環として関連会社の整理・統合が求められたことから、その一環として、地域情報番組を担っていたこれら6社を2008年4月1日に統合して発足した。旧6社の本社は「地域支社」と近畿総支社管轄の「四国支社」に分けられており、通常は社名の後に支社名を付けたものが放送におけるクレジットなどで使われている(例:NHKプラネット近畿は近畿総支社)。なお、統合前は6社それぞれにNHKと関連会社の他に各地域の自治体と企業が出資をしており、統合後も株主に名を連ねていた時期があった。
更なる再編
編集NHKでは経営改革の一環として、更に業務分野ごとに関連会社を整理することを求められている。これに伴い、2020年4月1日にNHKグループの番組制作会社でコンテンツビジネス全般も担当しているNHKエンタープライズに吸収合併された[2][3]。これまで行っていた事業はNHKエンタープライズの地域支社として継続する[4]。
NHKグループの番組制作会社は他に、報道番組やスポーツ番組を中心とするNHKグローバルメディアサービスと、教育番組を専門とするNHKエデュケーショナル等があるが、これらはNHKプラネットがNHKエンタープライズへの合併後の2022年12月1日に、中間持株会社「株式会社NHKメディアホールディングス」に経営統合され、その傘下に入っている。
主な制作番組
編集現在
編集- 北海道支社
- 東北支社
- 中部支社
- 近畿総支社
- バラエティー生活笑百科
- 日本の話芸 - 『上方落語の会』放送回のみ
- 関西ウィークの特別番組
- ぐるっと関西おひるまえ
- 新・ルソンの壺
- 中国支社
- 四国支社
- 九州支社
- その他
各支社が制作するものも含む。
- NHKのど自慢
- のんびりゆったり 路線バスの旅
- きらり!えん旅
- グラン・ジュテ 私が跳んだ日
- 夏期巡回ラジオ体操
- 高専ロボコン地区大会(関東甲信越地区を除く)
- うまいッ!
過去
編集- 北海道支社
- 東北支社
- 中部支社
- 近畿総支社
- 中国支社
- 四国支社
- 四国選択会議 - 四国支社
- 九州支社
その他業務
編集- NHK大阪ホールの管理(近畿総支社)
脚注
編集- ^ NHK年鑑2014“『NHK年鑑』を利用される方に” (PDF). NHK放送文化研究所 (2014年11月14日). 2014年12月15日閲覧。
- ^ NHK子会社が合併へ エンタープライズとプラネット(2018年12月25日)
- ^ NHKグループ経営改革の進捗状況について (第1320回 経営委員会資料 2018年12月25日)
- ^ NHKエンタープライズ・地域における事業展開(2020年4月1日)
関連項目
編集外部リンク
編集- NHKエンタープライズ - 公式サイト