M224 60mm 迫撃砲
概要
編集M224迫撃砲は、第二次世界大戦以来朝鮮戦争やベトナム戦争で使用されてきた2種類の60mm迫撃砲、M2とM19を更新するために設計された。
旧型の60mm迫撃砲弾も使用可能であるが、M224用の新型砲弾を使用すれば射程が1km近く延伸される。その代償としてやや重量が増加している。装填は前装式であり、装填と同時に射撃(撃発)するほか、セレクターを切り替えることで装填後に砲身後部の引き金を引いて射撃(撃発)することも可能である。二脚を外して兵士1人で使用することも可能であるが、照準器は二脚に装着する構造なので、照準は目分量で行わなければならない。
陸軍と海兵隊の双方に配備されており、陸軍では中隊の迫撃砲班、海兵隊では小隊の迫撃砲班にそれぞれ配備されている。
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個人携行モードで運搬されるM224迫撃砲
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分解して運搬されるM224迫撃砲
諸元・性能
編集諸元
- M225砲身:6.5kg
- M170二脚:6.9kg
- M7底盤(円形・二脚使用時):6.5kg
- M8底盤(長方形・個人携行形態時):1.6kg
- M64A1照準器:1.1kg
性能
砲弾・装薬
- 弾薬: