GLADIATOR
GLADIATOR(グラジエーター)は、韓国発祥、日本の総合格闘技団体。
GLADIATOR | |
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設立 | 2004年 |
主催 | GLADIATOR実行委員会 |
本部 |
日本 和歌山県和歌山市 |
代表者 | 会長 櫻井雄一郎 |
サイト | 公式サイト |
歴史
編集韓国でGLADIATOR誕生
編集2004年6月26日と27日の2日間にわたり、韓国ソウルの奨忠体育館で日本のCMA誠ジム全面協力の下、「Gladiator Fighting Championship」として開催。韓国初の大規模総合格闘技イベントであり、韓国、日本の他、米国、ブラジル、ロシアからも参戦した。アンデウソン・シウバ、チェ・ムベ、パウロ・フィリオ、アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ、美濃輪育久、などが出場した。当初は2003年11月に「K・O・King Fighting Championship」として旗揚げされる予定であったが、直前になって中止となり、仕切り直しとして旗揚げされたのがGladiator Fighting Championshipである。
2005年にも6月4日に同じくソウルのオリンピック公園第1競技場で開催される予定だったが、選手に発給されるビザなどの都合のため計量後に中止が発表された。
CMA時代
編集以降長らくイベントは開催されなかったが、2008年8月16日にDEEP事務局との共催で「日韓親善国際格闘技大会 GLADIATOR」として岡山の桃太郎アリーナで4年ぶりに開催されることが決まった。この大会では日韓対抗戦6試合にK-1ルール3試合、イ・ウンス対松井大二郎のCMA KPW無差別級タイトルマッチ、そしてメインイベントとしてミノワマン対ドン・フライが組まれた。
以降もDEEPとの協力体制を継続した上で定期的に開催。かつてDEEPが謳っていた「格闘おもちゃ箱イベント」をキャッチフレーズに総合ルールのみならずキックボクシング、さらにプロレスルールも組み込んで行われている。特にミノワマンはGLADIATORを主戦場としている。また、キックボクシングはK-1ルールとムエタイルールが用意されている。時折、西口プロレスのアントニオ小猪木も参戦している。
総合格闘技興行が開かれる機会の少ない地方での開催が多いのも特徴である。
2012年からはオクタゴンケージを導入。
2015年9月27日のGLADIATOR90大阪大会では元WBC世界チャンピオンのイーグル・デン・ジュンラパンが参加して初のボクシングルールを実施。 約11年間で国内、国外合わせて96回開催されたが後半期はキックとのミックスイベント的な内容として運営された。
新生GLADIATOR
編集2016年1月、和歌山市に拠点を置く総合格闘技道場 創道塾の会長を務める櫻井雄一郎がGLADIATOR創立者であるCMA会長 諸岡秀克よりGLADIATORの全権利を買収した。純MMA団体として体制を一新し、以後はプロフェッショナルMMA団体としての活動を開始。キック部門はアマチュア大会CMAカイザーとしてGLADIATORから完全に独立している。
新体制の第一弾興行「GLADIATOR 001 in WAKAYAMA」は2016年6月19日、櫻井雄一郎の地元である和歌山市の和歌山ビッグホエールで開催された。この大会ではCMA時代で制定されていた王座に加え、各階級の新王者決定戦を行っている。
その後は大阪での開催が中心となり、2018年6月3日に同じく関西を拠点に活動するDEMOLITION(DXFC)との対抗戦を実施した。同年末にはGRACHANとのコラボ興行も開催。また、韓国のMMA団体「ROAD FC」やTOP FCとの対抗戦も行うなど、関西にとどまらず日本国内、さらには海外まで活動を広げている。
関西から世界へ
編集2021年に入ると、現役MMAファイターであり格闘技情報サイト「THE1.TV」を運営する長谷川賢と協力し、MMAのためのグラップリングマッチ「PROGRESS(プログレス)」の試合を行う[1]。 さらに2023年からはモンゴル、韓国、フィリピンから多数選手を招聘することに。
同年3月にNavEを下したモンゴルのニャムジャルガル・トウメンデムベレルは、直後にRoad to UFC Season 2の非トーナメント戦に出場して2連勝を収めた[2][3]。
2024年2月16日からPROGRESS実行委員会が配信限定イベント「GLADIATOR CHALLENGER SERIES」を開催。北米フィーダーショーのLegacy Fighting Alliance(レガシー・ファイティング・アライアンス)に選手を送り出すことが発表された[4]。
また同大会でGLADIATORフェザー級王座を獲得した河名マストは、同年5月18日よりスタートするRoad to UFC Season 3への出場が決定している[5]。
階級・王座
編集- 王座の変遷については「GLADIATOR王者一覧」を参照。
階級 | 重量区分 | 現王者 | 防衛回数 |
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ヘビー級 | -265lbs: -120.2kg | カルリ・ギブレイン | 0 |
ライトヘビー級 | -205lbs: -93.0kg | 空位 | - |
ミドル級 | -185lbs: -83.9kg | 空位 | - |
ウェルター級 | -170lbs: -77.1kg | 空位 | - |
ライト級 | -155lbs: -70.3kg | 空位 | 0 |
フェザー級 | -145lbs: -65.8kg | 河名マスト | 0 |
バンタム級 | -135lbs: -61.2kg | 竹中大地 | 0 |
フライ級 | -125lbs: -56.7kg | 空位 | - |
ライトフライ級 | -120lbs: -54.4kg | 空位 | - |
ストロー級 | -115lbs: -52.2kg | 空位 | - |
開催履歴
編集新生GLADIATOR
編集大会名 | 開催年月日 | 会場 | 開催地 |
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GLADIATOR 033 in OSAKA | 2025年11月30日 | 176BOX | 大阪府豊中市 |
GLADIATOR 032 in OSAKA | 2025年9月21日 | 176BOX | 大阪府豊中市 |
GLADIATOR 031 in OSAKA | 2025年6月8日 | 176BOX | 大阪府豊中市 |
GLADIATOR 030 in OSAKA | 2025年4月6日 | 176BOX | 大阪府豊中市 |
GLADIATOR 029 in OSAKA | 2025年1月12日 | 176BOX | 大阪府豊中市 |
GLADIATOR 028 in OSAKA | 2024年10月6日 | 176BOX | 大阪府豊中市 |
GLADIATOR CHALLENGER SERIES02「Matsushima vs Sodnomdorj」 | 2024年7月12日 | 配信イベント | |
GLADIATOR 027 in OSAKA | 2024年7月7日 | 176BOX | 大阪府豊中市 |
GLADIATOR 026 in OSAKA | 2024年5月5日 | 176BOX | 大阪府豊中市 |
GLADIATOR 025 in OSAKA | 2024年3月3日 | 176BOX | 大阪府豊中市 |
GLADIATOR CHALLENGER SERIES01「BANG vs KAWANA II」 | 2024年2月16日 | 配信イベント | |
GLADIATOR 024 in OSAKA | 2023年12月9日 | 176BOX | 大阪府豊中市 |
GLADIATOR 023 in OSAKA | 2023年9月30日 | 176BOX | 大阪府豊中市 |
GLADIATOR 022 in OSAKA | 2023年6月11日 | 176BOX | 大阪府豊中市 |
GLADIATOR 021 in OSAKA | 2023年3月26日 | 176BOX | 大阪府豊中市 |
GLADIATOR 020 in OSAKA | 2023年1月22日 | 176BOX | 大阪府豊中市 |
GLADIATOR 019 in OSAKA | 2022年9月25日 | 176BOX | 大阪府豊中市 |
GLADIATOR 018 in OSAKA | 2022年6月26日 | 176BOX | 大阪府豊中市 |
GLADIATOR 017 in OSAKA | 2022年5月1日 | 176BOX | 大阪府豊中市 |
GLADIATOR 016 in OSAKA | 2022年1月23日 | 176BOX | 大阪府豊中市 |
GLADIATOR 015 in OSAKA | 2021年9月26日 | 176BOX | 大阪府豊中市 |
GLADIATOR 014 in OSAKA | 2021年6月27日 | 176BOX | 大阪府豊中市 |
GLADIATOR 013 in OSAKA | 2021年2月7日 | 176BOX | 大阪府豊中市 |
GLADIATOR 012×1MC in OSAKA | 2020年2月23日 | 東成区民センター | 大阪府大阪市 |
GRACHAN42 × GLADIATOR 011 | 2019年12月22日 | 大田区産業プラザPIO | 東京都大田区 |
GLADIATOR 010×1MC in OSAKA | 2019年7月7日 | 堺市産業振興センター | 大阪府堺市 |
GLADIATOR 009 in OSAKA | 2019年4月14日 | 城東KADO-YAがもよんホール(城東区民センター) | 大阪府堺市 |
GRACHAN37 × GLADIATOR 008 | 2018年12月2日 | 大田区産業プラザPIO | 東京都大田区 |
GLADIATOR × DEMOLITION Vol.2 | 2018年9月2日 | 堺市産業振興センター | 大阪府堺市 |
GLADIATOR × DEMOLITION | 2018年6月3日 | 東成区民センター | 大阪府大阪市 |
GLADIATOR 005 in OSAKA | 2018年1月21日 | 阿倍野区民センター 大ホール | 大阪府大阪市 |
GLADIATOR 004 in WAKAYAMA | 2017年8月13日 | 和歌山ビッグホエール | 和歌山県和歌山市 |
GLADIATOR 003 in WAKAYAMA | 2017年3月5日 | 和歌山ビッグホエール | 和歌山県和歌山市 |
GLADIATOR 002 in OSAKA | 2016年11月23日 | 平野区民センター | 大阪府大阪市 |
GLADIATOR 001 in WAKAYAMA | 2016年6月19日 | 和歌山ビッグホエール | 和歌山県和歌山市 |
CMA時代
編集大会名 | 開催年月日 | 会場 | 開催地 |
---|---|---|---|
GLADIATOR 75 | 2014年9月20日 | 名古屋市国際展示場 | 愛知県名古屋市 |
GLADIATOR 74 | 2014年8月31日 | 新南陽ふれあいセンター | 山口県周南市 |
GLADIATOR 73 | 2014年7月27日 | ふくやま産業交流会館 | 広島県福山市 |
GLADIATOR 72 | 2014年6月29日 | 新宿FACE | 東京都新宿区 |
GLADIATOR 71 | 2014年6月15日 | アゼリア大正 | 大阪府大阪市 |
GLADIATOR 70 | 2014年4月20日 | マルスジム | 北海道札幌市 |
GLADIATOR 69 | 2014年4月13日 | ナスキーホール・梅田 | 大阪府大阪市 |
GLADIATOR 68 | 2014年3月30日 | 福岡スカラエスパシオ | 福岡県福岡市 |
GLADIATOR 67 | 2014年3月23日 | 岩出市民総合体育館 | 和歌山県岩出市 |
GLADIATOR 66 | 2013年12月8日 | 福岡スカラエスパシオ | 福岡県福岡市 |
GLADIATOR 65 | 2013年12月1日 | ナスキーホール・梅田 | 大阪府大阪市 |
GLADIATOR 64 | 2013年10月27日 | マルスジム | 北海道札幌市 |
GLADIATOR 63 | 2013年10月20日 | 広島県立広島産業会館 | 広島県広島市 |
GLADIATOR 62 | 2013年10月6日 | 岩出市民総合体育館 | 和歌山県岩出市 |
GLADIATOR 61 | 2013年9月29日 | ディファ有明 | 東京都江東区 |
GLADIATOR 60 | 2013年9月8日 | 徳島市立体育館 | 徳島県徳島市 |
GLADIATOR 59 | 2013年8月25日 | 福岡スカラエスパシオ | 福岡県福岡市 |
GLADIATOR 58 | 2013年8月4日 | ナスキーホール・梅田 | 大阪府大阪市 |
GLADIATOR 56 | 2013年5月26日 | 明石市立産業交流センター | 兵庫県明石市 |
GLADIATOR 55 | 2013年5月11日 | 大分イベントホール | 大分県大分市 |
GLADIATOR 54 | 2013年4月21日 | マルスジム | 北海道札幌市 |
GLADIATOR 53 | 2013年4月7日 | 高知サンピアセリーズ | 高知県高知市 |
GLADIATOR 52 | 2013年3月31日 | 岐阜産業会館 | 岐阜県岐阜市 |
GLADIATOR 51 | 2013年2月24日 | スカラエスパシオ | 福岡県福岡市 |
GLADIATOR 50 | 2013年2月17日 | ナスキーホール・梅田 | 大阪府大阪市 |
GLADIATOR 49 | 2012年12月16日 | ディファ有明 | 東京都江東区 |
GLADIATOR 48 | 2012年11月18日 | 徳島県立産業観光交流センター | 徳島県徳島市 |
GLADIATOR 47 | 2012年10月28日 | 岩出市民総合体育館 | 和歌山県岩出市 |
GLADIATOR 46 | 2012年10月21日 | 水俣市総合体育館 | 熊本県水俣市 |
GLADIATOR 45 | 2012年10月14日 | 広島県立広島産業会館 | 広島県広島市 |
GLADIATOR 44 | 2012年9月15日 | オリンピック体育館 | ソウル |
GLADIATOR 43 | 2012年9月11日 | オレンジホール | 岡山県岡山市 |
GLADIATOR 42 | 2012年9月9日 | 新木場1stRING | 東京都江東区 |
GLADIATOR 41 | 2012年8月12日 | 山梨県立産業展示交流館アイメッセ山梨 | 山梨県甲府市 |
GLADIATOR 40 | 2012年8月5日 | 名古屋国際会議場 | 愛知県名古屋市 |
GLADIATOR 39 | 2012年7月22日 | 博多スターレーン | 福岡県福岡市 |
GLADIATOR 38 | 2012年7月15日 | アゼリア大正 | 大阪府大阪市 |
GLADIATOR 37 | 2012年6月24日 | 新木場1stRING | 東京都江東区 |
GLADIATOR 36 | 2012年6月3日 | 亀尾CH | |
GLADIATOR 35 | 2012年5月27日 | 新木場1stRING | 東京都江東区 |
GLADIATOR 34 | 2012年5月6日 | 岐阜産業会館 | 岐阜県岐阜市 |
GLADIATOR 33 | 2012年4月22日 | 熊本市情報流通会館 | 熊本県熊本市 |
GLADIATOR 32 | 2012年4月8日 | ディファ有明 | 東京都江東区 |
GLADIATOR 31 | 2012年4月1日 | 広島県立広島産業会館 | 広島県広島市 |
GLADIATOR 30 | 2012年3月3日 | アクロス福岡 | 福岡県福岡市 |
GLADIATOR 29 | 2012年2月19日 | 刈谷市総合文化センターアイリス | 愛知県刈谷市 |
GLADIATOR 28 | 2012年2月5日 | 沖縄ナムラホール | 沖縄県那覇市 |
GLADIATOR 27 | 2011年12月18日 | ディファ有明 | 東京都江東区 |
GLADIATOR 26 | 2011年11月6日 | Zepp Fukuoka | 福岡県福岡市 |
GLADIATOR 25 | 2011年10月30日 | ディファ有明 | 東京都江東区 |
GLADIATOR 24 | 2011年9月4日 | 千種スポーツセンター | 愛知県名古屋市 |
GLADIATOR 23 | 2011年9月3日 | 広島県立広島産業会館 | 広島県広島市 |
GLADIATOR 22 | 2011年8月14日 | 岐阜産業会館 | 岐阜県岐阜市 |
GLADIATOR 21 | 2011年8月6日 | 洲本市民交流センター体育館 | 兵庫県洲本市 |
GLADIATOR 19 | 2011年6月5日 | 新宿FACE | 東京都新宿区 |
GLADIATOR 18 | 2011年5月22日 | アクロス福岡 | 福岡県福岡市 |
GLADIATOR 17 | 2011年5月21日 | 熊本市情報流通会館 | 熊本県熊本市 |
GLADIATOR 16 | 2011年4月17日 | 松本めいてつショーホール | 長野県松本市 |
GLADIATOR 15 | 2011年3月6日 | 川崎市体育館 | 神奈川県川崎市 |
GLADIATOR 14 | 2011年2月27日 | 新宿FACE | 東京都新宿区 |
GLADIATOR 13 | 2011年1月30日 | ディファ有明 | 東京都江東区 |
GLADIATOR 12 | 2010年10月17日 | 尾鷲市体育文化会館 | 三重県尾鷲市 |
GLADIATOR 11 | 2010年10月9日 | ディファ有明 | 東京都江東区 |
GLADIATOR 10 | 2010年10月3日 | 新宿FACE | 東京都新宿区 |
GLADIATOR 9 | 2010年8月21日 | アクロス福岡 | 福岡県福岡市 |
GLADIATOR 8 | 2010年7月24日 | ディファ有明 | 東京都江東区 |
GLADIATOR 7 | 2010年6月27日 | 札幌テイセンホール | 北海道札幌市 |
GLADIATOR 6 | 2010年4月25日 | 神戸サンボーホール | 兵庫県神戸市 |
GLADIATOR 5 | 2009年11月3日 | 岡山武道館 | 岡山県岡山市 |
GLADIATOR 4 | 2009年8月22日 | 函館市民体育館 | 北海道函館市 |
GLADIATOR 3 | 2008年8月16日 | 岡山県総合グラウンド体育館 | 岡山県岡山市 |
GLADIATOR Fighting Championship | 2004年5月26日と27日 | オリンピック体育館 | ソウル |
脚注
編集- ^ 【PROGRESS】長谷川賢のJ-MMA強化策=「既存のMMA大会で組まれるグラップリングに資金提供」MMAPLANET 2021年12月26日
- ^ 【Road to UFC2023Ep01】5度TDを許したニャムジャルガルが、2-1の判定勝ちも……蒙古幻想は薄まるMMAPLANET 2023年5月27日
- ^ 【Road to UFC2023Ep05】前グラジ王者ナムジャルガルがパンチ連打からRNCでダナソーを絞め落とすMMAPLANET 2023年8月7日
- ^ 【Gladiator CS01】グラジがLFAへ選手派遣。新イベント=バンに挑戦、河名マスト「NO UFC, NO MMA!!」MMAPLANET 2024年1月25日
- ^ 【Road to UFC2024】松井、小崎、透暉鷹、野瀬、安藤、河名、原口、本野。MMAPLANET調べRTU出場選手MMAPLANET 2024年4月21日