デヴィッド・ゲッタ
ピエール・ダヴィッド・ゲッタ(Pierre David Guetta、フランス語発音: [pjɛʁ david geta]、1967年11月7日 - )は、フランス・パリ出身の音楽プロデューサー、トラックメイカー、作曲家、編曲、作詞家の音楽アーティスト兼DJ。デヴィッド・ゲッタは日本での英語風表記であり(英語読みはデイヴィッド)、フランス人としての名前ではダヴィド。
デヴィッド・ゲッタ | |
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ラテン・グラミー賞にて (2023年) | |
基本情報 | |
出生名 | ピエール・ダヴィッド・ゲッタ(Pierre David Guetta) |
生誕 |
1967年11月7日(57歳) フランス パリ |
ジャンル | ハウス、フレンチ・ハウス、EDM |
職業 | DJ、音楽プロデューサー |
担当楽器 | シンセサイザー、イコライザーDJミキサー |
公式サイト | www.davidguetta.com |
概要
編集彼が13歳の時、フリーラジオで流れていたダンス放送「Los DJ´s」にインスピレーションを受けて、最初の自作ミックスを作成。17歳の時にディスコ「Board」の専属DJとして契約。
1990年にディスコ「Cabaret」が「Club Folies Pigalle」としてリニューアルした際に専属のDJになったが、当時のパリにはClub Folies PigalleとBoyの2つしかハウス・ミュージックを提供しておらず、彼は多くのディスコにハウスミュージックを教えてきた。その前は「Radio Nova」や様々なパリのクラブ(Le Palace・Les Bains・Le Centrale・Le Rexなど)の顔として活躍。
1992年にディスコ「Queen」のアーティスティック・ディレクターとなり、2年務めた間に国際的に活躍するDJたち("Little Louie" Vega, Roger Sanchez, David Morales, Erick Morillo, DJ Pierre等 )を招待した。
その後1994年には「バタクラン」に移籍。毎週木・金・土曜は2500人以上のファンがクラブに詰め掛けていた。
1995年に「Le Palace」のディレクターに、1997年には「Les Bains Douches」(レ・バン・ ドゥーシュ)で最初のパーティ「Scream」を手がけた。
2001年に自身の「Love, Don't Let Me Go」ツアーを開始。
2002年には50以上のクラブでミキシングするほど人気が出、同年発表したアルバムはフランス国内で最も電波放送された。[1]
2003年にはゴールド・ディスクを受賞。フランス国外でも活躍の場を得る。
アルバム「One Love」では、彼の友人たち(ケリー・ローランド、クリス・ウィリス(Chris Willis)、ファーギー、LMFAO、エイコン、キッド・カディ、ニーヨ)らをフィーチャー。アメリカでトップ5入りし、イギリスではアルバム中の3曲が1位を獲得。
同年発表された第三者機関であるDJ Magazine誌には、彼がその年一番のアルバムセールスを記録したとあり、その数720万枚とDJとしては最高。DJ MagazineによるDJ Mag Top 100において2009年に3位となった。
現在は、ハウス・ミュージックに限らずポップ・ミュージックやヒップホップも手がけ、リアーナやカイリー・ミノーグ、マドンナらと共演している。
ディスコグラフィ
編集- 1990年にファーストシングル「Nation Rap」を発表。
- 1994年にセカンドシングル「Up & Away」をRobert Owensの曲で発表。
- 2001年にVirginと契約、シングル「Love Don't Let Me Go」を発表。
- 2002年に初のスタジオアルバム「Just a Little More Love」を発表。
- その後、2枚目のアルバム「Guetta Blaster」を2004年に、3枚目のアルバム「Pop Life」を2007年に発表。
- 2009年に、4枚目のアルバム「One Love」を発表。ケリー・ローランド、ファーギー、LMFAO、エイコン、ニーヨ、リアーナらと共演。
- 2011年に、「Nothing But the Beat」が5枚目のアルバムとして発売され、フロー・ライダー、ニッキー・ミナージュ、タイオ・クルーズ、リュダクリス、スヌープ・ドッグ、アッシャー、クリス・ブラウン、リル・ウェイン、ジェニファー・ハドソンらと共演した。
- 2011年3月25日にリリースされた東日本大震災チャリティ・アルバム「Songs for Japan」に「When Love Takes Over (feat. Kelly Rowland)」で参加した。
- 2015年6月10日にリリースされた安室奈美恵の「_genic」にて、コラボレーション楽曲「What I Did For Love」を収録。
- 2016年にUEFA EURO 2016の公式ソングとして「This One’s For You」を発表した。[2]
アルバム
編集- Just a Little More Love (2002年6月10日, Virgin)
- Guetta Blaster (2004年9月13日, Virgin)
- Pop Life (2007年6月18日)
- One Love (2009年8月21日) (日本では 「One More Love」名義で発売された。)
- 『ナッシング・バット・ザ・ビート』 - Nothing But the Beat (2011年8月30日, Virgin)
- Listen (2014年11月21日)
- 7 (2018年9月14日)
ツアー
編集メディア出演
編集テレビ出演
編集初のテレビ出演は、1991年1月8日フランス3チャンネルの「La Classe」。
映画出演
編集2010年8月にクランクアップした映画「ステップ・アップ3」[2] にDJ役として出演し、フロー・ライダーをフィーチャーしたオフィシャル・ミュージック・ヴィデオ「Club Can't Handle Me - Flo Rida ft. David Guetta - Step Up 3D」が発表された。
ゲーム出演
編集2022年2月にRobloxでデヴィッド・ゲッタのDJパーティが登場。日本時間 2月5日午前9時に開催予定。
また、限定のアクセサリーが5個発売された。
脚注
編集- ^ 歌手NashvilleとChris Willisとコラボレーションし、250万枚をセールス。
- ^ “UEFA EURO 2016公式テーマソング「ディス・ワンズ・フォー・ユー!」の24バージョンにも及ぶミュージックビデオ公開!”. Warner Music Japan/ (2016年6月23日). 2021年3月2日閲覧。
- ^ Clementinaのディアリオ
日本の総合格闘技団体、RIZIN所属のギャビガルシア選手の入場曲。