DWR-PG
DWR-PG(ディーダブリューアールピージー)は、バッファロー製のモバイルWi-Fiルーターで、愛称は「Portable Wi-Fi」。NTTドコモのFOMA回線が利用できるほか、公衆無線LAN接続や、自宅のADSL回線や光ファイバー回線などを使ったWi-Fi通信が可能である。また、同機種はNTTドコモブランドでBF-01B(ビーエフゼロいちビー)という名称でも販売されている。
DWR-PG | |
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キャリア | NTTドコモ |
製造 | [[バッファロー]] |
発売日 | 2010年6月24日 |
概要 | |
通信方式 | W-CDMA / HSDPA / HSUPA |
通信速度 |
下り / 上り(FOMAハイスピード): 7.2Mbps / 5.7Mbps 下り / 上り (FOMA) : 384kbps / 384kbps |
サイズ | 95 × 64.4 × 17.4 mm |
質量 | 約105 g |
連続通信時間 | 6時間 |
連続待受時間 | スタンバイモードで30時間 |
充電時間 | 4時間 |
外部メモリ | microSDカード |
対応OS |
Windows 7 Windows Vista(SP1以降) Windows XP (SP2以降)Mac OS X 10.4/10.5/10.6 |
メインディスプレイ | |
方式 | LED |
解像度 | 3個 |
サイズ | {{{メイン画面サイズ}}} |
表示色数 | {{{メイン画面色数}}} |
無線LAN | |
規格 |
IEEE802.11g / IEEE802.11b 準拠(LAN側) IEEE802.11a / IEEE802.11g / IEEE802.11b 準拠(WAN側) |
データ転送速度(規格値) |
6-54Mbps (IEEE802.11g) 1-11Mbps (IEEE802.11b) |
周波数範囲 | 1-13ch (2,412-2,472MHz) |
設定 | WPS・AOSSに対応 |
セキュリティ | WEP / WPA / WPA2 |
同時接続可能台数 | 6 |
メインカメラ | |
画素数・方式 | {{{メインカメラ画素数・方式}}} |
機能 | {{{メインカメラ機能}}} |
サブカメラ | |
画素数・方式 | {{{サブカメラ画素数・方式}}} |
機能 | {{{サブカメラ機能}}} |
カラーバリエーション | |
Black |
概要
編集本製品はバッファローとNTT-BPのと共同で開発が進められていた。2009年中の発売を目指していたが、モニター試験中に発熱が問題となり、設計をやり直したため、発売が2010年6月まで延びた。携帯電話網はFOMAしか利用できないSIMロック製品であるが、NTTドコモブランドではなく、メーカーブランド商品として発売された。
機能
編集モバイルルーター機能としてFOMAハイスピード網を利用することができ、ダウンリンクがHSDPA7.2Mbps、アップリンクでHSUPA5.7Mbpsの通信が利用可能。Wi-Fi機能を搭載したノートパソコンやiPadを外出先でもNTTドコモ網で利用することができる。
また、本端末には自宅の光回線やADSL回線に接続するためのクレードルが同梱されており、本体を差し込むことでWi-Fiブロードバンドルーターとして利用可能である。
3G回線とWi-Fi回線の切り換え機能があり、公衆無線LANエリアに入ると、FOMA回線から公衆無線LAN回線に自動的に切り替わる。
設定画面上の「かんたん設定」から設定可能な公衆無線LANサービスは、docomo Wi-Fi、フレッツ・スポット、ホットスポット、FREESPOTの4種類。
手入力が必要ではあるが、これ以外のサービスを指定することもできるうえに、自宅ですでに構築済みのWi-Fiネットワークにも接続可能である。
ユニークな機能としては、microSDカードを使ったコンテンツの自動アップロード・ダウンロード機能がある。アップロード機能はFlickrやフォト蔵、Picasaウェブアルバムなどでの利用が、ダウンロード機能はポッドキャストなどでの利用が想定されており、それぞれの手順がリファレンスガイドに掲載されている。
なお、ダウンロードしたコンテンツは本体の mini USB ポートや管理画面上から参照することができる。
3.7V、1880mAhという大容量のバッテリーを搭載しており、連続通信時間は6時間と長い。
バッファローが提唱する AOSS のほか WPS (Wi-Fi Protected Setup) にも対応しており、接続する端末がこのいずれかに対応していれば平易に設定可能。
NTT東日本が、光ポータブルというサービス名称で、フレッツ光契約者に対し、本端末のNTT東日本ブランドのOEM機であるPWR-100D(NTTドコモSIMロック版・タイプA)とPWR-100F(SIMロックフリー版・タイプB)をいずれも月額315円にてレンタルしている。PWR-100Fは、UMTS・BandIXに対応しているため、イー・モバイルのEM chipにも対応している(当初、NTTドコモおよび他社については検証していないため、動作保証はできないとしていたが、後に、一部のMVNO事業者とドコモについては動作確認を行ったことを明らかにした。ただし、ドコモUIMカードの利用については、アップデート実施を推奨している[1])。
NTTドコモは、BF-01Bとして2010年9月25日に発売をした[2]。
同時アクセス数は6台までとなる。
ニンテンドーDS、iPod touch、PSP向けの接続ガイドが添付されているほか、iPhoneについても動作確認が行われており、バッファローのサポートサイトより接続手順が参照可能である。
その他仕様
編集- 無線LAN規格LAN側 IEEE802.11g / IEEE802.11b
- 無線LAN規格WAN側 IEEE802.11a / IEEE802.11g / IEEE802.11b
日本Wi-Fi化計画
編集東京無線タクシーでは、2010年12月3日より、タクシーにBF-01Bを搭載し、タクシー内で利用客がWi-Fiを利用できる施策を始めている[3]。