Atari 5200
ATARI 5200は、米アタリ社より発売された家庭用ゲーム機。
メーカー | アタリ |
---|---|
種別 | 据置型ゲーム機 |
世代 | 第2世代 |
発売日 | 1982年11月 |
売上台数 | 100万台[要出典] |
前世代ハードウェア | Atari 2600 |
次世代ハードウェア | Atari 7800 |
概要
編集Atari 2600のバイスペックモデルとして1982年11月に発売。発売の背景には米コレコ社がAtari 2600を超える性能の「コレコビジョン」を発売したことがあり、それに追従する形での市場投入となった。
システムは同社のATARI400/ATARI800を踏襲しており、ほぼ同じスペックであるがソフトの互換性は無い。また、本体のデザインはAtari 2600の後継機として開発されながらもお蔵入りとなったAtari2700を引き継いでいる[1]。
Atari 400 / 800で大ヒットした「スターレイダース」も移植されたが、元がパソコンで遊ぶことを想定した操作系統だったため、Atari 5200のコントローラではプレイしづらい物となった。なお、 『スターレイダース』はのちにファミリーコンピュータ用ソフト『スターラスター』としてリメイクされた。
その他、当時は他のゲーム機で移植されていなかったアーケードゲームの「ポールポジションII」や「スターウォーズ」なども移植されAtari 5200用タイトルの花形を務めた。
ゲーム機としてはポーズボタンとリセットボタンが初めて搭載され[2]、その後のゲーム専用機に影響を与えている。コントローラはテンキー付のアナログスティックである[2]。
仕様
編集周辺機器
編集この節の加筆が望まれています。 |
-
コントローラ
-
スイッチボックス
ソフトウェア
編集この節には内容がありません。(2022年11月) |
反響
編集Atari 5200は、Atari 8ビット・コンピュータと同スペックだったことに加え、Atari 2600がヒットする中で市場へ投入されたこと[2]、コレコビジョン自体がヒット商品となったことから中途半端な存在となり、短命に終わることとなった。またライターの稲元徹也は、Atari 5200のアナログスティックの壊れやすさがイメージ悪化につながったと2011年の4Gamer.netの記事の中で指摘している[2]。
脚注
編集出典
編集- ^ 稲元徹也 (2013年6月20日). “今年もE3に「Videogame History Museum」が出展。レトロなアーケードゲーム筐体や家庭用ゲーム機がズラリ勢揃い”. 4Gamer.net. Aetas. 2019年10月12日閲覧。
- ^ a b c d 稲元徹也 (2011年6月16日). “ビデオゲームの歴史がここに集結。激レアなコンシューマゲーム実機に触れられたE3会場の「VIDEOGAME HISTORY MUSEUM」ブースを紹介”. 4Gamer.net. Aetas. 2019年10月12日閲覧。