アスキー・メディアワークス

日本のKADOKAWAの社内ブランドのひとつ
ASCII MEDIA WORKSから転送)
KADOKAWA > アスキー・メディアワークス

アスキー・メディアワークス: ASCII MEDIA WORKS)は、日本出版社KADOKAWAブランドの一つ。

アスキー・メディアワークス

ブランドロゴ
英文名称 ASCII MEDIA WORKS
前身 株式会社アスキー・メディアワークス
現況 KADOKAWAのブランド
設立日 2013年平成25年)10月1日
主要出版物 電撃文庫
定期刊行物 電撃G's magazine
月刊コミック電撃大王 ほか
電子書籍 電撃G'sコミック
得意ジャンル ゲーム
ライトノベル
関係する人物 角川歴彦
三木一馬
塚田正晃
テンプレートを表示

2008年(平成20年)4月1日にかつては出版社・ゲームメーカー・キャラクター開発販売を運営、手掛けていたメディアワークスIT系出版社のアスキー(新社)を吸収合併し、株式会社アスキー・メディアワークス: ASCII MEDIA WORKS Inc.)として発足した。

2013年(平成25年)10月1日にKADOKAWAへ吸収合併され、ブランドカンパニー(社内カンパニー)の一社となった後、ブランドカンパニーを廃止した2015年(平成27年)4月以降は事業局となり、2018年(平成30年)4月1日に事業局も廃止された。以降はKADOKAWA社内に残された旧メディアワークス社系の書籍・雑誌(主に『電撃』サブブランド)に対するブランド名としてのみ存続している。

沿革

編集
 
関連会社の統廃合図

株式会社アスキーおよび株式会社メディアワークス

編集

株式会社アスキー・メディアワークス

編集
アスキー・メディアワークス
 
正式名称 株式会社アスキー・メディアワークス
英文名称 ASCII MEDIA WORKS Inc.
前身 メディアワークス
アスキー
現況 2023年令和5年)現在。事業継続中。
市場情報 非上場
出版者記号 8402
取次コード 0946
設立日 1992年平成4年)10月15日
代表者 塚田正晃(代表取締役社長
本社郵便番号 102-8584
本社所在地 東京都千代田区富士見1丁目8番19号
角川第3本社ビル
資本金 4億9,350万円
売上高 205億3,900万円
2008年(平成20年)3月期実績)
従業員数 360名
2012年(平成24年)7月1日現在
ネット販売 自社サイト
オンライン書店
主要出版物 電撃文庫
魔法のiらんど文庫
アスキー新書 ほか
定期刊行物 「電撃」系雑誌
週刊アスキー」 ほか
出版以外の事業 ゲームソフト制作
得意ジャンル ゲーム
ライトノベル
特記事項 2013年(平成25年)にKADOKAWAへ吸収合併、ブランドカンパニー化。
テンプレートを表示
  • 2008年(平成20年)
    • 4月1日 - メディアワークスがアスキーを吸収合併し、「株式会社アスキー・メディアワークス」に社名変更。また、これ以降、同社の出版物のISBN出版社コードは角川書店と同じ「04」になる。
    • 7月7日 - 千代田区神田駿河台(旧・メディアワークス本社)から新宿区西新宿本社移転
  • 2010年(平成22年)3月4日 - 「株式会社魔法のiらんど」の発行済み株式70%を取得、子会社化。
  • 2011年(平成23年)
    • 1月1日 - 「魔法のiらんど」を吸収合併[1]
    • 1月20日 - 同年4月1日よりアスキー・メディアワークスをはじめとする他のグループ各社の家庭用ゲームパブリッシング事業を「角川ゲームス」に統合することを発表する。[2]
    • 3月下旬以降 - 電撃ブランド各誌・サイトにて統一チャリティー企画を実施。
    • 5月23日 - 千代田区富士見の角川第3本社ビルに本社を移転。
  • 2013年(平成25年)2月1日 - リサーチ・メディア部門の「角川アスキー総合研究所」が分離し、角川グループホールディングス傘下の新会社として発足する[3]

株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス

編集
  • 2013年(平成25年)10月1日 - KADOKAWAに吸収合併され、ブランドカンパニーとなった[4]
  • 2014年(平成26年)12月24日 - アスキーブランドのIT技術書発行を手がけてきたハイエンド書籍部を「ドワンゴ」に移管し、KADOKAWAとドワンゴの共同レーベル「アスキードワンゴ」を発足させると発表[5]
  • 2015年(平成27年)4月 - KADOKAWAがブランドカンパニー制を廃止、事業局になる。
  • 2018年(平成30年)4月 - アスキー・メディアワークス事業局のアスキー事業を「角川アスキー総合研究所」へ移管する[3]

株式会社角川アスキー総合研究所 & 株式会社KADOKAWA

編集
  • 2018年(平成30年)4月1日 - アスキー・メディアワークス事業局を廃止。アスキー事業はグループ会社の「株式会社角川アスキー総合研究所」に移管[6]。メディアワークス事業は文芸局とコミック&キャラクター局に移管し、文芸局に「電撃メディアワークス編集部」が発足する。
  • 2019年令和元年)10月1日 - ゲーム系雑誌の発行を「KADOKAWA Game Linkage」に移管する。
  • 2021年(令和3年)8月17日 - KADOKAWAオフィシャルサイト内のアスキー・メディアワークスのブランドページが閉鎖[7]

アスキードワンゴ

編集

刊行物

編集

雑誌

編集

かつて発行していた雑誌

編集
電撃系
編集
ASCII系
編集

書籍

編集
  • 姫野かげまる 他『ファミ通コミックキッズ ヨッシーアイランド』1995年
  • 伊達巌『神の暗号 - 旧約聖書に埋め込まれた日本の未来とは』1999年
  • 有川浩図書館戦争』(ハードカバー版)2006年 - 2008年(2008年アニメ化、2012年アニメ映画化、2013年 - 2015年実写映画・実写ドラマ化)

電撃系(書籍)

編集

ASCII系(書籍)

編集

魔法のiらんど系

編集

アニメ

編集

電撃文庫、電撃コミックスなどの社内原作のアニメ作品やオリジナルアニメ作品、ゲーム原作のアニメ化作品を企画製作している。ここでは、オリジナルアニメ作品(メディアミックス作品)、ゲーム原作のアニメ作品を記載する。

ゲームソフト

編集

ニンテンドーDS

編集

PlayStation Portable

編集

Web媒体

編集

脚注

編集
  1. ^ グループ企業再編による映像・雑誌・デジタル事業の強化について” (PDF) (2010年9月30日). 2021年1月18日閲覧。 (日本語)
  2. ^ 角川ゲームス、ニンテンドー3DS参入と2011年4月からの新体制を発表” (PDF) (2011年1月20日). 2012年1月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月18日閲覧。 (日本語)
  3. ^ a b KADOKAWA アスキー事業の移管について”. PR TIMES. 2021年1月18日閲覧。 (日本語)
  4. ^ 【東証開示】連結子会社の吸収合併並びに商号及び定款の一部変更に関するお知らせ” (PDF) (2013年3月28日). 2021年1月18日閲覧。 (日本語)
  5. ^ ドワンゴ、IT技術書出版新ブランド「アスキードワンゴ」を設立 (日本語) - 週アスPlus、2014年(平成26年)12月24日
  6. ^ KADOKAWA アスキー事業の移管について (日本語) - PR TIMES 2018年(平成30年)2月27日 2021年令和3年)1月18日閲覧
  7. ^ KADOKAWAオフィシャルサイト内 各ブランドページについてのお知らせ”. KADOKAWA (2021年8月17日). 2021年8月31日閲覧。 (日本語)
  8. ^ 「電撃ホビーマガジン」、KADOKAWA、1998年 - 2015年、全国書誌番号:00110267
  9. ^ 「iモードで遊ぼう! 」、アスキー・メディアワークス、2001年 - 2012年、全国書誌番号:01002070
  10. ^ 「電撃ゲームス」、アスキー・メディアワークス、2009年 - 2011年、全国書誌番号:01024133
  11. ^ 本格派オトナ女子のためのコミック「COMIC it」2月14日 刊行開始!”. PR TIMES. 2021年1月18日閲覧。 (日本語)

外部リンク

編集