AJICO
AJICO(アジコ)は、UAと元BLANKEY JET CITYの浅井健一を中心とした男女4人で構成される日本のロックバンド。ビクターエンタテインメント傘下のレーベル・SPEEDSTAR RECORDS所属。
AJICO | |
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出身地 | 日本 |
ジャンル | オルタナティヴ・ロック |
活動期間 |
2000年 - 2001年 2021年 - |
レーベル |
SPEEDSTAR RECORDS (2000年 - 2001年、2021年-) |
メンバー |
AJICO | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2020年10月8日 - |
ジャンル | 音楽 |
登録者数 | 1.7万人 |
総再生回数 | 1,747,000回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年3月13日時点。 |
2000年に結成され、2001年に活動休止した。
2021年、20年ぶりに再始動。1st EPを発表し、ライブ活動も行なった。2024年には2nd EPを発売。全国ツアー公演も予定されている[1]。
概要
編集UA、浅井健一、元RIZEのTOKIE、そしてUAのツアーでドラムをプレイしていた椎野恭一の4人で構成されたスーパーグループ[2][3]。UAのアルバム『turbo』(1999年)に浅井健一が「ストロベリータイム」と「午後」の2曲を提供し、レコーディングにも参加したことをきっかけに結成されたバンド[2][4]。椎野はUAが希望し、ベースは“女でアップライトが弾ける人”ということを事前に決めていたが、後日浅井がとあるイベントでその条件に合うTOKIEを見かけて気に入り、声をかけた[2]。
バンド名のAJICOはUAの命名によるもので、彼女自身は名前に意味はなく響きで選んだと語っていたが[2]、浅井は宇宙を彷徨うヨットのことであると語っていた[5]。しかしその後2021年テレビ出演時、UAの口より、野溝七生子の自伝的小説「山梔」の主人公の少女の名「阿字子」からとったと明かしている[6]。
楽曲のほとんどは浅井の作曲によるもので、作詞は浅井とUAがそれぞれ担当している。音楽的ジャンルとしては、浅井の在籍するSHERBETSに近いオルタナティブ・ロックに分類されることが一般的である。ライブではBLANKEY JET CITYやUAのセルフカバーなど同バンド以外の楽曲も演奏されることが多い。
略歴
編集2000年夏、野外フェスティバル「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2000 in EZO」で初めて姿を現わす[注 1][3]。同年11月、1stシングル「波動」でメジャー・デビュー[4]。
2001年2月7日、1stアルバム『深緑』をリリース[4]。同年3月20日に赤坂BLITZで行なわれた全国ツアー「2001年AJICOの旅」の最終公演で、AJICOとしての活動を終える事をファンに報告した[4][8]。
2021年2月7日、 全楽曲のダウンロードおよびストリーミング配信が、各音楽配信サイトで一斉解禁された[9]。
2021年3月17日、2021年4月30日から5月2日に宮城・エコキャンプみちのくで開催される「ARABAKI ROCK FEST.20th×21」に出演することが決定したことを所属レコード会社公式HPにて発表[10]。
メンバー
編集- 詳細については各メンバーの記事を参照のこと。
作品
編集シングル
編集発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | ||||||||||||||||||||
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1st | 2000年11月22日 | 波動 | CDシングル 12inchシングル |
VICL-35187 VIJL-60070 |
詳細
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2nd | 2001年1月24日 | 美しいこと | VICL-35226 VIJL-60075 |
詳細
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「NTT東日本」のCMイメージ・ソングを収録。 | ||||||||||||||||||||
3rd | 2001年6月27日 | ペピン | VICL-35281 VIJL-60087 |
詳細
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BLANKEY JET CITYの14thシングルのカバー他をライヴ・テイクで収録。 Bobby Hebbのカバー「SUNNY」はライブ・アルバム未収録。 |
アルバム
編集発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
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1st | 2001年2月7日 | 深緑 | CD LPレコード |
VICL-60686 VIJL-60076/60077 VIJL-60258~9 |
項目参照 | シングル「波動」「美しいこと」他を収録。 |
EP
編集発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
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1st | 2021年5月26日 | 接続 | CD CD+DVD |
VICL-65462 VIZL-1840 VIJL-60257 |
項目参照 | |
2nd | 2024年3月13日 | ラヴの元型 | CD CD+DVD |
VICL-65935 VIZL-2298 |
ライブ・アルバム
編集発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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1st | 2001年7月25日 | AJICO SHOW | CD LPレコード |
VICL-60761/60762 VIJL-60088/60089 VIJL-60260~1 |
詳細
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2001年2月9日から3月20日にかけて全国14ヶ所で行われたライブツアー「2001年AJICOの旅」の模様を収録。 |
映像作品
編集発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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1st | 2001年7月25日 | AJICO SHOW | VHS DVD |
VIVL-261 VIBL-35 |
詳細
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2001年2月9日から3月20日にかけて全国14ヶ所で行われたツアー「2001年AJICOの旅」のライヴ&ドキュメント映像を収録。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2004年9月22日(再発) | DVD | VIBL-214 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2008年11月19日(再々発) | VIBL-559 |
コンサート
編集- 全国ツアー「2001年AJICOの旅」(2001年2月 - 3月)
- 「AJICO Tour 接続」(2021年5月 - 6月)
脚注
編集注釈
編集- ^ 「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2000」にも出演予定だったが、天候悪化のため中村一義のステージとともに中止になってしまった[7]。
- ^ 約4分のツアー・ダイジェスト映像。
出典
編集- ^ "プロフィール:AJICO."スピードスターレコーズ. 2024年3月23日閲覧。
- ^ a b c d e “合わせてみたら、その感触がすごかった。”. WEB BEA VOICE Vol.260 (2001年1月). 2001年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月15日閲覧。
- ^ a b “AJICO プロフィール・バイオグラフィ・リンク”. BARKS. 2019年3月15日閲覧。
- ^ a b c d “AJICO|アーティスト・プロフィール”. CDJournal. 2013年6月30日閲覧。
- ^ 「特集:AJICO A MAP WAS DESCRIBED」『SWITCH 2000年12月号』第18巻第10号、スイッチ・パブリッシング、2000年11月20日。
- ^ 2021年6月13日NHK BSプレミアム『The Covers』
- ^ “音楽フェスの未来はどこに向かう? 今年のRIJFとTIFからレジーが考察”. Real Sound (2016年8月23日). 2019年3月17日閲覧。
- ^ “AJICO ひとつの短い物語にピリオドをうつ!”. BARKS (2001年3月21日). 2019年3月13日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “活動休止から20年、AJICOの“鮮烈な1年”刻む全楽曲の配信解禁”. 音楽ナタリー. 2021年3月7日閲覧。
- ^ “2021.03.17 AJICO再始動”. SPEEDSTAR RECORDS. 2021年3月17日閲覧。
外部リンク
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