1971年のJSL
1971年のJSL(第7回日本サッカーリーグ)は1971年4月4日から12月5日まで行われた。優勝はヤンマーディーゼルサッカー部であった。
シーズン | 1971(第7回) |
---|---|
優勝 | ヤンマー |
降格 | 名古屋相互銀行(休部) |
試合数 | 56 |
ゴール数 | 172 (1試合平均3.07) |
得点王 | 釜本邦茂(ヤンマー) |
合計観客動員 | 308,700人 |
平均観客動員 | 5,512人 |
← 1970 1972 → |
大会概要
編集参加クラブ
編集このシーズンから東洋工業蹴球部が東洋工業サッカー部へ、日立製作所本社サッカー部が日立製作所サッカー部へ名称を変更した。
チーム名 | 所在 都道府県 |
前年成績 |
---|---|---|
東洋工業蹴球部 | 広島県 | JSL | 優勝
三菱重工業サッカー部 | 東京都 | JSL | 2位
日立製作所サッカー部 | JSL | 3位|
ヤンマーディーゼルサッカー部 | 大阪府 | JSL | 4位
古河電気工業サッカー部 | 神奈川県 | JSL | 5位
新日本製鐵サッカー部 | 福岡県 | JSL | 6位
日本鋼管サッカー部 | 神奈川県 | JSL | 7位
名古屋相互銀行サッカー部 | 愛知県 | JSL | 8位
成績
編集年間順位
編集順位 | クラブ | 勝点 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得点 | 失点 | 得失差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | ヤンマー | 22 | 9 | 4 | 1 | 32 | 13 | +19 |
2位 | 三菱重工 | 18 | 7 | 4 | 3 | 32 | 12 | +20 |
3位 | 新日本製鐵 | 18 | 8 | 2 | 4 | 34 | 23 | +11 |
4位 | 日立製作所 | 18 | 7 | 4 | 3 | 18 | 17 | +1 |
5位 | 古河電工 | 15 | 5 | 5 | 4 | 24 | 24 | ±0 |
6位 | 東洋工業 | 10 | 3 | 4 | 7 | 11 | 17 | -6 |
7位 | 日本鋼管 | 8 | 2 | 4 | 8 | 11 | 23 | -12 |
8位 | 名古屋相互銀行 | 3 | 0 | 3 | 11 | 10 | 43 | -33 |
優勝 |
社会人との入替戦 |
得点ランキング
編集順位 | 選手名 | 所属クラブ | 得点数 |
---|---|---|---|
1 | 釜本邦茂 | ヤンマー | 11 |
2 | 細谷一郎 | 三菱重工 | 10 |
3 | ネルソン吉村 | ヤンマー | 8 |
上田忠彦 | 新日鐵 | ||
5 | 宮本輝紀 | 新日鐵 | 7 |
日高憲敬 | 新日鐵 |
アシストランキング
編集順位 | 選手名 | 所属クラブ | アシスト数 |
---|---|---|---|
1 | 杉山隆一 | 三菱重工 | 10 |
2 | 釜本邦茂 | ヤンマー | 8 |
3 | 高田一美 | 三菱重工 | 6 |
木村武夫 | 古河電工 |
入替戦
編集参加クラブ
編集- 日本鋼管(JSL7位)
- 名古屋相互銀行(JSL8位)
- 藤和不動産サッカー部(全国社会人サッカー選手権大会優勝)
- 田辺製薬サッカー部(全国社会人サッカー選手権大会準優勝)
成績
編集JSL | 第1戦 | 第2戦 | 社会人 |
---|---|---|---|
日本鋼管 | 2-2 | 0-0 | 田辺製薬 |
名古屋相互銀行 | 0-0 | 0-1 | 藤和不動産 |
昇格 |
降格 |
- 日本鋼管はJSL残留。名相銀は降格(翌年から休部)。藤和不動産はJSL昇格。
表彰
編集賞 | 選手名 | 所属クラブ | 受賞回数 |
---|---|---|---|
得点王 / ゴールデンボール賞 |
釜本邦茂 | ヤンマー | 3 |
アシスト王 / シルバーボール賞 |
杉山隆一 | 三菱重工 | 3 |
スターボール賞 | 釜本邦茂 | ヤンマー | 4 |
敢闘賞 | 荒井公三 | 古河電工 | 初 |
年間優秀11人賞 | 横山謙三 | 三菱重工 | 5 |
荒井公三 | 古河電工 | 初 | |
カルロス・エステベス | ヤンマー | 初 | |
山口芳忠 | 日立製作所 | 4 | |
小城得達 | 東洋工業 | 6 | |
ネルソン吉村 | ヤンマー | 2 | |
藤島信雄 | 日本鋼管 | 初 | |
宮本輝紀 | 新日鐵 | 6 | |
杉山隆一 | 三菱重工 | 6 | |
釜本邦茂 | ヤンマー | 5 | |
永井良和 | 古河電工 | 初 |