1929年の政治
できごと
編集- 6月1日 - 中国南京での孫文慰霊祭に犬養毅、頭山満が国賓待遇で参列。
- 6月3日 - 日本政府、中華民国国民政府を承認。
- 6月10日 - 拓務省設置。初代拓相は田中首相の兼摂。
- 6月24日 - 朝鮮疑獄事件発覚。
- 6月26日 - 枢密院、不戦条約に関する留保宣言つき批准案可決。
- 7月2日
- 7月5日 - 床次竹二郎、政友会に復党。新党倶楽部、政友会に合同。
- 7月9日 - 濱口内閣、軍縮、財政整理緊縮、金解禁断行等、10大政策を発表。
- 7月19日 - 社会政策審議会設置。
- 7月24日 - 日本が「戦争抛棄ニ関スル条約」(不戦条約)を批准。
- 7月29日 - 閣議、9100万円減の緊縮実行予算(当初予算の5パーセント減)を決定。
- 10月12日 - 犬養毅が政友会総裁に就任。
- 10月15日 - 閣議、全国官吏の一割減俸を決定。
- 10月22日 - 一割減俸に対する官僚の反対運動のため、決定を撤回。
- 10月24日 - ニューヨーク証券取引所で株価が大暴落。世界恐慌の引き金となる(いわゆる「ブラック・サーズデー」)。
脚注
編集参考文献
編集- 田川大吉郎『政党及び政党史 (1929年) (政治ライブラリー〈第9巻〉)』政治教育協会、1929年(昭和4年)。ASIN B000JB9SUI。
- ジェフリー・プリダム(en) 著、垂水節子・豊永泰子 訳『ヒトラー・権力への道:ナチズムとバイエルン1923-1933年』時事通信社、1975年。
- 阿部良男『ヒトラー全記録 : 1889-1945 20645日の軌跡』柏書房、2001年。ISBN 978-4760120581。