121212
『121212』は小南泰葉の4枚目のミニアルバム。2012年12月12日にEMIミュージック・ジャパンからリリースされた。
『121212』 | |
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小南泰葉 の スタジオ・アルバム | |
リリース | |
ジャンル | J-POP |
時間 | |
レーベル | EMIミュージック・ジャパン |
音楽性・構成
編集小南自身が「今回は私のゴリ推し曲を入れたい!と思ったので、強い曲しか入れてない」と語る[1]濃厚な楽曲群で構成されている。
同時に、収録曲数5曲に対して編曲者4組を起用する多彩さを見せている。また、西川進編曲の2曲のうち「絶望に棲むキダルト達へ」は制作時期が異なるため声質が異なるという[2]。
アルバムコンセプトとしてコペルニクス的転回を掲げている[1]。
「善悪の彼岸」
編集リード曲として先行配信され、またMVが制作されている[3]。
12月12日
編集アルバムタイトルとも連動する楽曲だが、インディーズ時代のミニアルバム「勧毒懲悪」にも収録されている。本作での再レコーディングについて小南は「歌い始めた瞬間にこれはすごいテイクになると〜」とコメントしている[4]。
アートワーク
編集「コペルニクス的転回」というテーマを表すアートワークとして、サッチャー錯視を利用したジャケット写真を採用している。
リリース
編集リリース日付
編集アルバムタイトルが示す通り、リリース日である2012年12月12日は同じ数が並ぶ特異な日付である。小南自身は、この2年前に収録曲「12月12日」を作ったときから、この日付でのリリースを意識していたという[4]。この日は、通常CDの発売曜日である水曜日でもあった。 また、ちょうど1年前にあたる2011年12月12日にも、シングル「Soupy World」をリリースしている。
キダルナイト
編集リリースイベントとしてリリース当日の午前0:00に開演する「キダルナイト」が開催された。12時12分に歌う「12月12日」[1]をはじめとして、アルバムにちなんだ趣向で構成されていた。 また、このイベントのもようはニコニコ生放送でネット配信された[5]。
ツアー
編集本アルバムと連動して、2013年2月に東名阪で「コペルニクス的転回」ツアーが開催された。会場掲示物が上下逆転し、アンコールからライブが開始するなど、「逆転」の趣向が各所に盛り込まれた[6]。また、グッズとして販売してきた藁人形が2012年に目標の1000体に達したことを受けて、過去に頒布した藁人形の「奉納」を各ライブ会場で受け付けた[7]。
収録曲
編集全作詞・作曲: 小南泰葉。 | |||
# | タイトル | 編曲 | |
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1. | 「視聴覚教室」 | 戸高賢史 | |
2. | 「お蜜会/小南泰葉“秘蜜の花薗”蜜」 | 小南泰葉“秘密の花園”蜜 | |
3. | 「「善悪の彼岸」」 | 西川進 | |
4. | 「絶望に棲むキダルト達へ」 | 西川進 | |
5. | 「12月12日」 | 羽毛田丈史 |
脚注・出典
編集- ^ a b c “小南泰葉、ミニアルバム『121212』について語る。 | スペシャル | EMTG MUSIC”. 2013年12月15日閲覧。
- ^ “ナタリー - [Power Push] 小南泰葉「121212」インタビュー (2/3)”. ナタリー. 2013年12月15日閲覧。
- ^ “小南泰葉 - 「善悪の彼岸」(Full ver.) - YouTube”. 2013年12月15日閲覧。
- ^ a b “ナタリー - [Power Push] 小南泰葉「121212」インタビュー (1/3)”. ナタリー. 2013年12月15日閲覧。
- ^ “小南泰葉ミニアルバム「121212」発売記念集会「キダルナイト」を独占生中継 - 2012/12/12 00:00開始 - ニコニコ生放送”. 2013年12月15日閲覧。
- ^ “小南泰葉、全公演ソールドアウトの東名阪ツアーで藁人形を奉納! | ライブレポート | EMTG MUSIC”. 2013年12月15日閲覧。
- ^ “小南泰葉、過去を昇華するべくツアー終了後に“藁人形お焚き上げ”|BARKS音楽ニュース”. 2013年12月15日閲覧。